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one of the most ~の訳し方
最近気になってることがあります。“one of the most ~”の訳は「最も~のうちの1つ」になるとは思うのですが、日本語的におかしいと思いませんか?「最も」というなら1番であり、1番ならば他に比べれる物がないからこそ1番なのに、そのうちの1つとはどういうことなんでしょう?そのうちの1つならば1番ではないと思うんです。(変な文で、言いたいことが解かっていただけるといいのですが・・・。) 私の考えがおかしいんですかね? 皆さんどうおもいますか?おかしくないと思うなら、分かりやすく説明していただけないでしょうか。
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同感です。私も最初すごい違和感を感じました。 最近は「便利な表現」と思ってます。 本当は「1番はあれ。2番はこれ。」と言い切りたいのですが、「ほんとに??間違いない??」と聞き返されるとなかなか厳密に言い切れる事って圧倒的に少ないのではないでしょうか?たとえば、「SMAPは1番人気があるグループです」と言い切る事できますか?「ちょっと待って。CM量の話?視聴率?最近のCD売上?観客動員?最近では○○ってグループの方が人気あるよ・・」等々。Kinki-Kidsファンやモー娘ファンで喧喧諤諤,大論争。結論は出ないと思います。みなさんが仰るように「トップグループの1つ」とゆう表現ならもうこれで大丈夫・・・みんな仲良くone of the most popular で丸く収まるし、気楽に使えて便利なのではないでしょうか? 日本語にはないんですかね?「上位5%(くらい??)に入るくらいの」みたいな表現。「3指に入る」がありますが「ほんとに?厳密に?」と聞きかえされるとこれも安易には使えませんよね。 お世辞の要素も多くあるのかな?とも思います。 人物紹介の時とか頻繁に“one of the most ~”と聞くような気がします。角も立たないし良いのではないかと・・・。
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- puni2
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私もNo.4さんのご回答に同意します。文脈によっては「最も」といっても一つとは限らず,上位グループを指すこともあるのではないでしょうか。 たとえば,「阪神大震災で最も被害が大きかったのはこのあたりの地域です」のような言い方。 この場合,阪神地域を市町村単位で綿密に調べて,たとえば1平方キロあたりの被害額とか,建物の倒壊率などを算出して,厳密に「この地域が最も被害が大きい」などという場合だけでなく,漠然と「このあたり」と幅を持たせる言い方も可能だと思います。 ただ,よく英語の教科書にあるような「クラスで最も背の高い生徒の一人」というと,地震の被害と違って,きちんと身長の数値が求まり,順位も決まるので,「最も」と言われると「1番」と感じてしまうのでしょう。 No.5 >日本語にはないんですかね?「上位5%(くらい??)に入るくらいの」みたいな表現。 文脈によっては,「最大級」「最高級」などが使えることもあります。 電車の中で見たある家具店の広告が,各店舗の売場面積の広さを誇っているのですが,本店には「日本最大の面積」とあり,また東京近辺で一番広い店には「首都圏最大の…」,その次ぐらいになると「首都圏最大級の…」とかかれていました。 ただこれも文脈によるので,英語のone of the mostのような万能の表現とは言いがたいですが…。(クラスで最長級の身長の持ち主,とは言いにくい)
- kequ
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2の方の仰ることですが、英語にしたって、日本語にしたって、「最も」は場合に よるでしょう・・ "Who is the coolest (ever)?" といった場合、これだけなら英語でも 一人を想定するはずです。逆に、"the most important materials" を「最も重要な 資料群」と日本語で訳せば、日本語としては違和感はあまり感じません。問題に なるのは、あくまで、"one of the most -"という表現でしょう。(1の方への反論 は正しいと思いますが) 私も、これ、初めて中学の英語で習った時には、戸惑いましたね。それ以前には、 日本語の「最も」は一つである、という感覚が染みついいていましたから、非常に 違和感というか、不快感がありました。 でもその後、色々な本を読んでいくうちに、1の方の言われる通り、すでに 日本語として確実に定着していることを知りました。その意味では、2の方の 特に後半部分には同意しかねます。実際には、「現実の日本語ではこんな使い方」 をするし、「日本語にはそういう考え方」も(西欧語の影響によって)あるからです。 特に人文なんかでは、もともと西欧語の借用概念に負うところが多いので、日本人 研究者も当たり前のように使います。こういった語感も自然に違和感なく感じられ、 むしろ便利に思えるようになりますよ。私も文章を書くときに使いますし。 「絶対におかしい!」と思い続けるのも、良いと思いますが、近代以前の日本語 が漢文の表現を取り入れることによって豊かになったように(例えば、二重否定 だとか、反語だとか、「いわんや~をや」だとか)、実は、近代日本語の多様性は、 西洋語の翻訳や、表現を真似るところから来ている事を知れば、日本語の 可能性として、寛容に考えることが出来るのではないでしょうか。 有名な事例ですが、「注意を払う」という表現は"pay attention "の直訳です。 明治時代の人は「注意を『払う』だぁ? 注意は『払う』ものじゃないだろ!」 と思っていたでしょうが、現代人は違和感無く使いますね。「何が彼女をそう させたか」というのも、英語からの借用として、よく知られています。また、 近代以前の日本語には、無生物を主語とする受動表現は無かったそうです。 例えば、「鐘が鳴らされる」だとか。複数形も特別な場合を除いて、殆ど付け られることはなかったそうですね。例えば「神」は単数にも複数にも用いられ、 「神々」という表現はありませんでした。 そういう事を考えれば、日本語の可能性がまた一つ広がったってことで良いの ではないかと個人的には思います。
英語の最上級は、マラソンに例えると、先頭集団を指すというように私は解釈しています。本当の第1位ではなくても、それに近いものも含みます。 私は特に英語の教育を受けたわけではありません。ほかのかたの説明を教えていただきたいと思っています。
- pearl17
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これはもう、英語と日本語のちがいというしかないです。 日本語の場合、「最も~な」ものはひとつしかありません。 ですが英語では、「最も~な」ものはひとつとはかぎらないのです。 mickjey2さんに反論する形になりますが、英語の“one of the most ~”は、「最も~な集団の一員」という意味ではありません。 「清原選手は最も人気のあるプレイヤーのひとり」とふうに使います。 学校ではそういう訳し方を教えますが、現実の日本語ではこんな使い方はしませんよね。 日本語にはそういう考え方がないからです。 くり返しになりますが、英語の「最も」はひとつではない、ということです。
日本語の問題ですが、特におかしくはなく、英文和訳というわけではなくても普通に使われます。 つまり、ご質問の例でいうと、「最も~な集団」の一つという意味で使われているだけです。 つまり、一番であることは確かですが、それが唯一とは限らずひとかたまりのグループや複数個で成り立っていることもあり得るのです。 たとえば、清原選手は「最も日本で人気のある球団の選手」の一人です。 (私はアンチ巨人ですが)