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塩基配列の繰り返し

今からちょうど一年ほど前になりますが、NHKのサイエンスゼロという番組でシリーズ「ヒトの謎に迫る」第6回…遺伝子VS文化というものがありました。 そこで、 →「新奇探求性」と呼ばれる性格は遺伝的な要素が強く、遺伝子の塩基配列との相関があるということをみました。 また塩基配列の繰り返しの数が人によって2から7回程度あり、繰り返しが多いほどドーパミンを多く求めるということを知りました。 そこで聞きたいことが3つ程あります。 1.自分の遺伝子の塩基配列の繰り返し回数を調べる方法はありますか? 2.繰り返し回数は人により2から7回程度、(※程度)とありますが 1回や8回以上の人はいるのでしょうか? また、日本人の大多数は4回と聞きましたが、分布としてはどの程度の比率かわかりませんか? 3.その繰り返し回数によって、かかりやすい病気や効きやすい薬などありますか? すみません、このいずれかでもわかる方いらっしゃいませんか?よろしくお願いします。

みんなの回答

  • subaru361
  • ベストアンサー率19% (55/283)
回答No.4

質問に興味を感じたので回答しようかと思ったら、最近の学説は少し違っているようですね。ご参考まで。 「さて、当初は、VNTRという繰り返し配列の数が、人によって2回から7回あり、繰り返しの数が少ない方が、「新奇性探究」が低く、繰り返しの数が多い方が「新奇性探究」が高い、というような結果が報告されていたのですが、その後の研究によって、単に繰り返しの数の多い・少ないと「新奇性探究」には関連性がないことが分かってきました。ところが、実は、DRD4は、VNTR だけではなく、(1)DRD4 1217G Ins/Del、(2)DRD4 809G/A、(3)DRD4 616C/G、(4)DRD4 603T Ins/Del、(5)DRD4 602(G)8-9、(6)DRD4 521C/Tなどの遺伝子と関係しており、これらのうち、(6)DRD4 521C/Tの遺伝子多型と新奇性探究には有意な相関があると結論付けられています。」

参考URL:
http://www.nttdata-getronics.co.jp/profile/lits/lits05_04.html
  • DoubtOwl
  • ベストアンサー率50% (63/124)
回答No.3

塩基配列の繰り返しは決して珍しいものではありません。どこの繰り返しでどの遺伝子に携わる場所なのかその番組で触れられていたでしょうか? 繰り返しがあればあるほどその遺伝子が多く発現するのは当然なので(同じものが何個も作られる)ドーパミン受容体に関わる遺伝子が多く発現すればドーパミンを多く求めることになるかもしれませんね。 1. 下記サイトをご覧ください。一般の方のDNA解読は難しいかもしれませんが技術的には可能です。また、下記のサイトにも記述されている通り、日々より早い解読方法が考えられています。 2. どこの塩基配列かにもよりますが突然変異などの要因もあるのでありえるかもしれません。(1個や8個以上になった時、死んでしまう場合を除く) 3. 一番初めに書いたとおり、どこの塩基配列か分からないのでなんともいえません。塩基配列の違いで病気のかかりやすさを調べる方法は現在研究されていますが、情報量が膨大なので全DNAと全ての病気を網羅するのには時間がかかると思います。

参考URL:
http://www.asahi.com/science/update/1106/TKY200911050587.html
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

ん~, なんか眉つばっぽい.... さておき, 「新奇探求性」でどうなるかは知りませんが, 遺伝子によっては特定の塩基配列の繰り返しが増えることによって病気が発生することがあります. 有名なのは「ハンチントン病」をはじめとする「ポリグルタミン病」ですね.

noname#107846
noname#107846
回答No.1

質問の内容からして生物学を専攻している初学者か一般の方と判断します。 1.単純にその部分の塩基配列を専用の機械で読み取れば可能です。 詳しくは知りませんが、遺伝子診断も同じようなものですが、疾患に関わるものに限定されるでしょう。 2.生物には突然変異はつきものです。むしろ、その結果として1個のものから、7個程度まで増えたと考える方が生物学的には自然です。そのような仕組みが解明されてます。ですから、1個も7個以上はあると思います。ただの確率です。日本人の祖先がたまたま4が最高回数なだけではないでしょうか? 3.ないともあるとも言えません。その塩基配列が意味する遺伝子次第です。遺伝子名が分かれば、考えることができるかも。仮の話ですが、有害ならば2.の回数が多くなる個体は死滅するはずですから、回数に制限があるかもしれないです。だからといって、有害でも効力が弱ければ、その限りでもないでしょう。 説明になったか分からないですが、参考になればうれしいです。