通常納豆を手作りする場合、市販納豆をそのまま混ぜるか、粉末の納豆菌を購入して混ぜます。
(稲藁から作る手法もあるが、上級者向け)
きな粉で。という事はツブツブのある市販納豆を混ぜる手法は使えませんので、納豆菌を購入してください。
「納豆菌」等のキーワードで検索すると販売サイトがあります。
とりあえず1回やってみたい。という事でしたら、市販納豆を混ぜるのがもっとも手軽ですので、それでチャレンジしておいしくできそうなら納豆菌を購入するのが手堅いかな。
確実に作るなら、成功率の高い順に、粉末納豆菌>納豆をまぜる>稲藁となり、
納豆をそのまま煮大豆に混ぜる手法でも失敗する事があるので、水をかけてそれが「納豆菌でござい」とやっても、失敗しそうです。
通常の納豆手作り法と比べて考えると、
1)きな粉は、蒸しておく必要がある
2)熱いうちに、納豆(もしくは納豆菌)を混ぜる必要がある
3)40度前後に保温したまま、最低8時間ほどおく必要がある
(ただし、粉末状のきな粉は早く熟成がすすむ可能性が高いので、何時間保温したものが美味いかは、自分で実験するしかない)
4)理論上はできるだろうが、実際どんな代物になるかは、やってみるしかない
となります。
チャレンジ精神は面白いとおもいますので、ぜひやってみては。
なお、きな粉が大豆の「皮の粉」だという説ははじめて聞きました。品物によっては、皮「も」入っている可能性はありますが・・・。
皮のみの粉ではないですよ^^;
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 考えていたより面倒な作業ですね。 でもそこまでやれと言うなら、仕方がない。やるしかないでしょう。 これらを踏まえて、下の失敗例も踏まえてチャレンジです。 このご回答の補足にて、結果報告いたします。
補足
やりました。 きな粉は煎ってあるので、煮る作業を長めにしました。 水を足し足し、15分弱といった所です。 結構水分を吸ってかさが増えます。 そして、熱いうちに市販の納豆パックから3分の1程取り出し混ぜました。 残りは食べて、混ぜた物をそのネバネバの残ったパックによそって、 電気湯たんぽにて、たぶん30度ちょっとの温度でおよそ6時間寝かせました。 見た目: 普通の納豆のように表面が白くなりませんでした。 逆に表面は照かっていました。 匂い: 納豆そのものです。良い匂いです。 ねばり: 強いねばりはありますが、長く糸を引きませんでした。 全てが混ざっている為なのか、菌の成長度合いなのか、ちょっと解かりません。 味: 口に入った時は納豆そのものです。 しかし、後味に古くなった引き割り納豆のような感じがするのと、 やや粉っぽさを感じました。 感想: 煮る時間を長くしたの良かったのか、思ったほどはきな粉臭さは無く、 味そのものは、少し古くなった納豆のような苦味を多少感じる程度でした。 熟成が進んで苦味があるのか、煎った香ばしさた残っている為かは解かりません。 アンモニア臭はありません。 それから、普通の納豆は表面のネバネバと豆本体が混ざっていない為、 ネバネバそのものの美味しさを感じる事が出来るのに対し、 きな粉納豆は全てが混ざっているため、食感・舌触りが正直良くありませんでした。 この食感の悪さの為、ご飯にかけても美味しく食べられませんでした。 分かり易く言うと、豚の生姜焼きをミキサーに掛けて食べるようなものかもしれませんね。^_^; ただ、味そのものは納豆ですので、アレンジ次第では美味しく食べられるかもしれません。 熟成度合いが早すぎたのか、遅すぎたのか、良かったのかは解かりません。 結果として、納豆にはなったようですので、半分成功といったところでしょうか。 解かったのは、普通にご飯にかけて食べるなら、 豆とネバネバが混ざってしまっては美味しくない、と言う事でした。^_^; 以上、結果報告でした。