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コンデンサの静電容量について

0.47μFのコンデンサCと100Ωの抵抗Rを直列につなぎ、その回路に~3[V]の交流電圧を加え,オシロスコープで回路全体の電圧E1と抵抗の電圧E2を実測して、コンデンサのリアクタンスlXlを lXl=E1/E2*R で求めて、それから静電容量Cを C=1/(ωlXl) で求めるという操作を周波数を 100Hz,200Hz,500Hz,1kHz,2kHz,5kHz と変えて行ったら、2kHz,5kHzのときの静電容量Cが0.47μFになりませんでした。どうしてですか?教えてください。

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  • mmky
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回答No.1

参考程度に 質問の測定方法では、静電容量Cを近似法で求めていますから、周波数が大きくなると測定値の近似誤差が大きくなり、正しく測定できないということですね。 説明: 直列回路の電圧E1 直列回路に流れる電流I I=E1/{R+j(1/ωC)} 抵抗端電圧E2 E2=I*R=R*E1/{R+j(1/ωC)} X=E1/R*E2={R+j(1/ωC)} |X|=√{R^2+(1/ωC)^2} 1/(ω*|X|)=1/ω*√{R^2+(1/ωC)^2} --(1) となりますね。だから、(1/RωC)がRより十分大きくてRが無視できれば式(1)は、 1/(ω*|X|)≒1/ω*√{(1/ωC)^2}=C に近似できますね。 しかし、(1/ωC)がRに比べて近いか小さくなると、近似誤差が大ききなり近似は出来ませんね。 やってみましょうね。 ω=2πf, C=0.47μF ですから周波数を変えて 電卓で計算すると、 Zc=1/ωC=1/2πfC=1/2πf*0.47*10^-6 =3.38*10^5/f [Ω] f=100, Zc=3.38KΩ f=500, zc=676Ω f=1000, Zc=338Ω f=5000, Zc=67.6Ω 抵抗Rが100Ωだからf=500Hz ぐらいから近似誤差が大きくなり始めるね。だから測定条件として周波数の範囲がありますね。この方法だと、(1/ωC)をRの10倍ぐらい取っていないとある程度の精度はでませんから、周波数は300Hz以下の低いので測定するということですね。そういうことなんですね。

winterfall
質問者

お礼

質問に答えてくれてありがとうございます。 lXl=E1/E2*Rは実測値なので問題はないと思い込んでいました。これで納得しました。 よい参考をありがとうございます。

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