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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:静電容量について)

静電容量についての問題解説

このQ&Aのポイント
  • 静電容量に関する問題の解説です。問題では、直流回路における静電容量Cの両端電圧Vcの値の変化について尋ねられています。
  • 解答では、スイッチSWがONとOFFの状態の時のコンデンサに加わる電圧を比較し、静電容量の比で表すことができることを説明しています。
  • 式(1)と式(2)についての詳細な解説はしていませんが、問題の意図に基づいて値を代入することで、正しいCの値が4μFであることがわかります。なお、合成静電容量とQ=CVの比例関係については触れられていません。

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回答No.1

まず、参考URLに示したように、直列接続したコンデンサの各々にかかる電圧は、コンデンサの容量に反比例して配分(=コンデンサの容量の逆数に比例して配分)されるということを踏まえます。これは基本事項なので、覚えておくべき事項です。 なぜそうなるかというと、質問の最後にあるように、 C1とCは直列接続なので、どちらのコンデンサにも蓄えられる電荷Qは同じになり、 Q = C・Vcf = C1・Vc1f  (a)   (※ SWオフ時の C1 にかかる電圧を Vc1f とする) と表せるので、これから、 Vcf:Vc1f = C1:C = 1/C : 1/C1  (b) が導けるからです。それぞれのコンデンサにかかる電圧比が容量の逆数の比になっていますね。 これらのことを土台にして、SWがオフのときの合成容量を Cs とすれば、 Vcf:Vc1f:E = 1/C:1/C1:1/Cs   (c) という関係になります。ここで、Vcf+Vc1f=E、1/C+1/C1=1/Cs という関係も成り立っていることにも留意してください。 そして、(c)式両辺のそれぞれ真ん中の項を省略すれば Vcf:E = 1/C:1/Cs   (d) となりますが、ここで Cs = (C・C1)/(C+C1) なのでこれを(d)に代入すると Vcf:E = 1/C:1/Cs = 1/C:(C+C1)/(C・C1) = C1:C+C1 となり(1)式が導けます。 または、SWオフのときは、容量 C が容量 C+C2 に増えただけですので、同様に計算すれば、(2)式になることは問題ないと思います。 ポイントは、「直列接続したコンデンサの各々にかかる電圧はコンデンサの容量の逆数に比例して配分される」ということです。

参考URL:
http://www.nteku.com/condenser/condenser_setuzoku.aspx
yamayamayamaya
質問者

お礼

ありがとうございます。 ばっちり理解できました。 ちなみにSWオンのときは、容量Cが容量C+C2に増えただけなので Vcn : Vc1n : E = 1/(C+C2) : 1/C1 :1/Csn ・・・(e) Vcn + Vc1n = E , {1/(C+C2)} + 1/C1 = 1/Csn を留意し、(e)より Vcn : E = 1/(C+C2) : 1/Csn ・・・(f) Csn = {C1(C+C2)/C1+(C+C2)}なので(f)に代入すると Vcn : E = 1/(C+C2) : 1/Csn =1/(C+C2) : {C1+(C+C2)}/C1(C+C2) = C1/(C+C2) : {C1+(C2+C)}/(C+C2) = C1 : C1+C+C2 となり、解答を導くことができました。 「直列接続したコンデンサの各々にかかる電圧はコンデンサの容量の逆数に比例して配分される」は、手持ちの参考書に追記しておきます。

その他の回答 (1)

  • tadys
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回答No.2

問題が変です。 SWをオンからオフに変化させた場合、C1とCの電荷の変化量の絶対値は同じです。 C1とCの電圧の変化の絶対値も同じですから、C1とCの容量も同じでなければなりません。 直流電源が変化をしていないのであれば、SWのオン→オフで電圧は変化しません。 SWをオフからオンにした時に電圧が16Vから10Vになったという問題なら意味が有ります。 ただし、初期条件としてC2の電圧がゼロと言うのが必要になります。 出題者は 直流電圧を16uFと4uFで分割した時と、16uFと16uFで分割した時の話を混同しているのでしょう。 入試の問題だったら大騒ぎですね。

yamayamayamaya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 確かに問題が変です。 第一級陸上無線技術士の過去問です。 国家試験ですのでちゃんと解きやすいものにしてもらいたいものです。