• 締切済み

「無の境地」と「ただのパー」の 違いはなんですか?

座禅で「心を無にすることが大事」との教えがあります。 頭の中がゴチャゴチャしてたらロクなことない。心を無にすると、 すごいパワーやよいアイディアが生まれる。というかんじで… では頭の中が「無の境地」と「ただの空っぽ」や言葉は悪いですが、 「パー」の違いって何でしょうか。 変な話「無にする」つまり、何も考えなければ、これまでせっかく 身に着けてきた知識がなくなって、ただのバカになりは しないかな?って変に思ってしまいますが、どうなんでしょうか。 別に禅や仏教を軽視してはいません。むしろ信じています。 ただ、単なる素朴な疑問なんです。確かに「心を無に」したら、 頭はスッキリしますし、イライラやくよくよもなくなります。 でも、当然ですが頭が悪くはなりたくないので、何となくどうなのかな って思ってるだけなんですが、「無の境地」と「ただのパー」の 違いについてお詳しいかた教えていただけると幸いです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • KLeezon
  • ベストアンサー率21% (51/235)
回答No.3

別に私は敬虔な仏教徒ではないので 悟りについて語るつもりはそれほどないのですが 心を無にすることと忘れることは同じではないハズです 消して取り払うという意味ならば 何も知らない赤ん坊こそが もっとも悟りに近い者ということになってしまいます むしろ原始的な衝動に敏感で影響されやすいのではないでしょうか 恐怖を知らないことと、知ってなお揺らがないことの間には 大きな隔たりがあります よく水面にたとえられますよね 自分の心は池 知識はそこに沈んでいる石 そして思考や感情はそこに伝わる振動と。 自然に生きている状態では絶えず揺らめいているものを 意志の力で鏡面のように平らにする すると、歪んで見えていたものが鮮明な姿で浮かび上がってくる そういうことだと思います。私は 全く揺れない水面というものは決して本来の水の姿ではないように 全く感情に左右されない完全な客観視というものは 自然に出来得るものではありません 何も考えていないのと何も考えないの違いは 感情のままに波立たせておくか、 外界と切り離して無駄な動きを止めさせるかでしょう

kileine
質問者

お礼

なるほどだと思います。人間誰しも様々な局面で心が騒ぎますね。 心を無にするっていうのは、 その動揺を鎮める、つまり「平常心」でいるように心を鍛錬するって いうことですかね。 まさにそんなことかと感じました。 アドバイスありがとうございました。

  • fumiaki00
  • ベストアンサー率34% (29/85)
回答No.2

まず、漫画や小説、ドラマなどの知識は捨て去ってお考えください。 無の境地、というのは完全な(もしくは完全に近い)自動動作だと考えます。 それは、何かに対する行動の最適化であり、最良化、もしくはそれに至る境地ではないかと判断します。 つまり、パーにはパーの無の境地があり、そうではない人にはそれなりの無の境地があるのです。 武道家にもあるでしょう、僧侶にもあるでしょう、さらにはサラリーマンにだってあると思います。 その道にあり、その道の知識と技量の集積の先にあるものが無の境地なのではないかと私は考えます。

kileine
質問者

お礼

なるほど…。例えて言えば「ニュートラル」とかパソコンの「初期化」 みたいなことなんでしょうか。どの分野でも究極を極めると同じような、 例えば「神」「愛」「感謝」のようなところにいきつくような感じですかね。 とても良いアドバイスありがとうございました。

回答No.1

偉そうな事は言えませんが、… 生まれて、そこから一歩も動かずそこに座っている人と、 生まれてからずっと歩き続けそこへ帰ってきて座っている人との違いでしょうか? 千里の道も一歩から、と言う言葉があります。 千里先を夢見ても歩き出さない人、 千里先など行ける訳が無いと、思いながらも歩き続ける人。 人は誰でも欲望は持っているでしょうが 努力もせずにそれを手に入れようとする人、 努力したからこそ手に入れた人。 また欲望にはきりがないと言いますが 千里を超えるほど歩いても満足できず まだ何かを欲しがり心が乱れる人、 ゆっくり歩き続けてたとえ5百里しか行けなかったとしても 自分としてはまあこんなもんだろうと満足し まあ悪くない人生だったと心を無にする人。 そんな所ではないでしょうか? これは還暦を迎えた今の私の気持ちです。

kileine
質問者

お礼

さすがに還暦を向かえられただけあって、達観してらっしゃいますね。 なるほどだと思いました。無限の欲に翻弄される人と、 欲を追求する中で自分や人生を客観的に考えて気持ちを落ち着ける人の違い。 赤塚さんの「これでいいのだ」っていうことですね。 まさに悟りにも似た本当に名言だと思います。 アドバイスありがとうございました。

関連するQ&A