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ストロボの使い方について
なるべく被写体の影ができないように撮るにはどうすればよいでしょうか? またその際の露出の補正について教えて下さい。 以前、友人の結婚式で写真を撮ったとき、その友人に、「影が写ってる写真が多かった」と言われました。 その時は、普通に撮影していたので、被写体の影が当然写っていたと思います。 天井などに光を当てて間接的にストロボを使えばましになるでしょうか? それとも、光をやわらかくするもの(ストロボにかぶせる白い布のシャンプーハットみたいなやつ)を使ったほうがいいでしょうか? どちらの場合も露出をどの程度補正すればいいのかわかりません。 近く、別の友人の結婚披露宴で写真を撮るようにたのまれています。そのときはどのように撮ろうかと思っています。 カメラはフィルムの一眼レフで、ストロボは外付けでガイドナンバー30(ISO100)です。 被写体から5~10m離れて、28~200mmのズームレンズを使用して撮影します。 よろしくお願いします。
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私もよく結婚式の写真を撮らされます。 私の撮影法を申し上げます。参考になればいいですが。 式場の照明は、キャンドルサービスなどの時以外はだいたい同じ明るさのままですので いつもはISO400のネガフィルムを使用して、 まず絞りを優先してシャッター速度を決めます。 「絞り優先」のAEでも構わないのですが、少し不具合もあります(後述)のでマニュアル露出にします。 会場にもよりますが、たいては絞りF8.0で1/30秒くらいになると思います。 この状態でストロボ無しでの撮影が可能になります。 実際の撮影に際しては多少の露出の過不足は(ネガなら)フィルムがカバーしてくれますから大丈夫です。 次に、外付けのストロボ(オートに限ります)を絞りF5.6くらい(ひと絞り少なめ)に設定して 上記の状態のカメラでシンクロ発光させます。 こうすることで、会場の雰囲気をなくさずに(特に遠くが暗くならずに) 主要な被写体に対しての色補正の必要のない自然な写真が撮れます。 もちろん会場の明るさよりストロボのほうが若干暗めですから影も目立ちません。 結婚式に限った話で言えば、被写体がそれほど急な動きをすることはまずありませんから 手ブレさえ起こさなければシャッター速度が遅くても被写体ブレは起きません。 もちろん、撮る前にひと声かければ万全ですが。 注意点としては、マニュアル状態のカメラの絞り値と 補助光としてのオートストロボの絞り設定を勘違いしないことです。 上記の説明の中では、適正露出がF8.0のカメラに対して ストロボ光の設定はF11ではなくF5.6でひと絞り少なめの発光になります。 また、最初の頃の「絞り優先・・・」の記述については スポットライトなどが直接レンズに入ると シャッター速度がシンクロスピード以上になってしまう場合があるからです。 それと、余分な事かもしれませんが 結婚式の写真はなるべく広角側で寄って撮るほうが臨場感が出ます。 被写体側にも「撮られる」という意識が出来ますので撮影に有利です。 特に宴も半ば過ぎのヨッパライにはカメラを意識させないと記念写真になりません(笑)。 5~10mではちょっと離れ過ぎだと思います。 望遠でアップを撮りたいのであればそれでもいいでしょうが 後から喜ばれるのは、たいてい会場の雰囲気まで写し込んである写真です。 そのほうが記念にもなると思います。どうでしょう?
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- ikkyu3
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写真を趣味にしていると、いろいろとマニュアルで調整したくなりますが、今回は趣味でなく取り直しが許されない撮影ですから、基本的に準備を十分にしたら、後は基本的には、すべてカメラ任せの多分割測光、オートストロボ、プログラムAE、AFを無難にお勧めします。 結婚式では、スポットライトで照明されるケーキカットやキャンドルサービスなどではストロボオフでも面白い写真ができると思います。 それ以外では、照明条件からストロボを使用した撮影が基本になってしまうと思います。 影は、バックまでの距離などによりますが絶対できますので、お話の白いハット(ディフューザー)が良いです。 これで固い光が柔らかになりますから、影が薄くなります。 露出は最大光量が2段ほど落ちると思います。 フィルムは、プリント枚数が多いでしょうからカラーネガのISO400が良いと思います。 ISO800は、結婚式の記録としては、少し画質が心配ですが、最近のものは、どうでしょうか。
一番いいのはストロボを使わずに撮影するのがよろしいかと思います。 私もISO400で結婚式で撮影したことがありますが、強い影が雰囲気を壊すので、ストロボはあまり使用しませんでした。ISO800のフィルムを使用すれば、ストロボ無しでも手持ちで撮影できるのではないでしょうか? 200mmまで、ズームアップすると難しいですが、披露宴なら自由に動けるでしょうから、80mm程度までで使用し、被写体に自分で近づけばよいのです(お持ちなら、少しでも明るい単レンズがいいです)。 新郎・新婦入場時などでは、全体が暗くなることもありますが、スポットライトが当たるし、これも結構明るいです。 ストロボ無しの場合、式場はタングステン光を用いることもあるので、色温度修正用にブルーフィルターも準備されたほうがいいでしょう。また、フラットな光が多いので、ネガフィルムを使用する場合だと、露出は+0.5~+1の補正が必要かと思います。 どうしてもストロボ光が必要な場合、天井などにバウンスすることもありますが、披露宴会場の天井って結構高いので、効果があるかどうか・・。 むしろ、TTLもしくはストロボ内蔵の測光なら、露出はマニュアルに切替え、バウンスせずに白いハンカチなどを被せて、背景に露出を合わせ、かなり弱めに発光させたほうが、美しく撮影できると思います。
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アドバイスいただきありがとうございます。 単焦点レンズのほうがいいですね。でも、フレキシブルに対応することを考えるとズームになってしまうんですよね。ズームレンズは私もあまり好きではないのですが。
補足です 露出補正についてですが ストロボ使用時に TTL測光 するカメラであれば バウンスさせようと レフを使おうと 基本的に補正は不要です。 (心持ちアンダーの方が 顔の白飛びは 防げます) TTLで無い場合は 露出計が無いと 厳しいかも。
お礼
いろいろとアドバイスいただきありがとうございます。 私はクラシックカメラが好きで普段はそのうちの一台を気分で選んで使っています。失敗が許されない時のために一台、国産の一眼レフを持っていますが、それにしても絞り優先のオートがついているだけのカメラです(リコーXR7-M(2))。 こんなときは、もっといいカメラがいりますね。ストロボ使用時のTTL測光などの機能も必要ですね。
一番よいのは 多灯にすることですが それ以外にも手はあります。 「ストロボ レフレクター」 で検索すると 参考URLなどが でてきました。 ご自分で検索されて ヒットする他のページも見てみてください。
お礼
アドバイスいただきありがとうございます。 akiyutakaさんのアドバイス通り、当日は撮影してみたいと思います。