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円がアメリカに流れることと日本のデフレ
経済関係の本などを読むと日本の円がアメリカの国債を買い支えている、つまり日本では金の回りが悪いにもかかわらず、稼いだお金をアメリカの消費のために使ってしまっているという話があります。 こういう話の場合、100パーセント否定的な論調になっています。 もっと日本国内に円を集めろと。 しかし円がアメリカに流れる結果、日本に流通するお金が減ることで貨幣の価値が上がり、日本国内のデフレの抑制になったのではないかと思うのですが、違いますでしょうか?
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デフレ =商品に対して貨幣の価値が上がる インフレ=商品に対して貨幣の価値が下がる デフレとインフレの関係を真逆に勘違いしておられるのでは?
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- araki8
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デフレというのは財・サービスに対する通貨の価値が上昇することです。雑に言えば、少しのお金で多くの財・サービスを得ることができるということです。 確かに日本がアメリカの国債を買い続ければ、日本国内における通貨流通量が減ります。すると、少しのお金で多くの財・サービスを買うことのできるという状態になります。所謂、デフレの状態です。 ですから、アメリカの国債買いを止めれば、日本国内の流通通貨量が上昇し、デフレを脱却できるという専門家の意見も確かに一理あります。 しかし、日本国内における流通通貨量が上昇すれば、インフレを招きます。それもそれで困った状態なのです。 ところで、No.1さんの言っていることは、まったくの見当違いです。流通通貨量が減少すれば、財・サービスの価値が上がるのではなく、通貨の価値が上がるのです。
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ご回答ありがとうございました。 私もうっかり勘違いをしていました。 ご説明、よく分かりました。
- werry
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こんばんは。あなたの言う「貨幣の価値が上がりデフレの抑制」ということについてですが、貨幣の価値が上がるのではなく、米国債を購入することで流通貨幣量が減り、その結果として財・サービスの価値が上がる、というのが正しいと思います。ですが、財・サービスの価値が上がってしまっては国民の購買意欲がさらに下がってしまいます。ですので、円の流出がデフレ抑制になるのは難しいと思われます。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答、ご指摘ありがとうございました。 まさにまったく逆に勘違いしてしまいました! 考えればすぐに分かることですよね。