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何故にタイホク?(台北)

NHKのニュースや天気予報で、アナウンサーの方が台北を「タイホク」と言っているのをよく聞くのですが、何故なのでしょうか。 香港は「ホンコン」なのに。 北京や上海も現地の呼び方とは違っているけれど、日本語にはない音ですよね。 まあ、北京を「ホクキョウ」なんてよぶのは変だと思いますが。 今の時代、わざわざ「タイホク」と言わなくてもいいように思うのです。 その辺のことをどなたかご存知ないですか。

みんなの回答

  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.6

高雄は,もともと現地語で「タカオ」という地名だったのを,日本統治時代に漢字の訓読みを当てて「高雄」としたから「タカオ」で良いのだ,という話を聞いたことがあります。 ただ詳しい出典などが思い出せないので,「自信ナシ」としておきます。 たしかに他が日本音読みなのに,これだけ訓読みというのはどうみても変ですよね。 社会科/地歴科の地図帳では中国語読みして「カオシュン」と書いてありますが,現在は現地の人々はどう発音しているのでしょうね。 もし「カオシュン」のほうが現在は定着してしまっているのなら,「たかお」ではなく,せめて「こうゆう」(日本音読み)ぐらいにしたほうがいいのかもしれません。

choru
質問者

お礼

現在は「カオシュン」のようですね。日本の地図帳には「カオシュン」とかいてあるなんて知りませんでした。台湾語?ではタカオというのかどうか調べてみます! どうもありごとうございました。

回答No.5

台北(タイホクまたはタイペイ)は「日本語音読み」か「中国語の日本語風発音」なのでしょうが、高雄(たかお)に至っては訓読みです。 台湾の場合、統治時代の名残りがあるのかもしれませんね。

choru
質問者

お礼

ありがとうございました。タカオは訓読み、なんて面白いですね。

  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.4

「相互主義」にきちんとした定義があるのかどうかは分かりませんが,今まで出会った用法では,相手国の発音にあわせる場合に限らず,「お互い同じ方式を使おう」という意味で使われていることが多いようです。 つまり,日本のニュースでは韓国の人名や地名を韓国語式に読み,韓国の放送局は日本の地名や人名を日本語式に読みますが,これも含めて「相互主義」と呼ばれることが多いように思われます。 あるいはまた,Eivisさんとは逆に,今の日中間のような「お互いに自国式に読む」ほうを相互主義と言っている人もいたような記憶があります。いろいろな人が自分の文脈で使っていたような気がします。 (ところで,「村山」を「ソンサン」と発音するのは日本語式ではないでしょうか。中国語(標準語)ならツンシャンとなるはず。) で,中国の地名や人名は原則として,日本式に(詳しく言えば漢音で)読みます。ただし,既に定着した読みがある時はそれを使うということのようです。 (手元に明文化された典拠が示せなくてすみません。) 「王府井」は…「おうふせい」になってしまうのかなあ。ワンフーチンのほうが落ちつきがいいのですが。 なお,なぜ中国では漢字を自分たちの発音で読んでいるかというと,推測ですが ○中国には方言がたくさんあり,中国国内の地名の読み方もさまざまである。香港を地元の人は「ホンコン」に近く発音するが,北京の人は「シャンガン」と読む。 このように融通をきかせていて,それが外国(漢字文化圏)にも適用された。 ○日本にはかな,韓国・北朝鮮にはハングルという表音文字があるが,中国にはない。(ピンインはあくまでも学習用で,日本の漢字かな交じり文のように,漢字ピンイン混じり文として書かれることはない) といったことが背景にあるのではないでしょうか。 でも考えてみると,今の方式は「向こう(中国・台湾)が日本の地名(人名)を日本の発音で読んでくれないから,それだったらこっちだって中国・台湾の地名は日本読みしちゃうよ~ん」という,ちょっと主体性のない考えという気もします。 「我々は中国の地名は中国語式に読むことにしますが,皆さんはまたそれぞれ事情がおありでしょうから日本の地名は無理なさらなくても結構ですよ」という立場だってあると思うのですけどね。 (今の韓国がそうです。新聞に中国の人名・地名が出る時は,その後ろになるべく中国語式の発音をハングルでふっています。ただ,北京=プッキョンのように韓国式で定着している場合は,そのままということもあります。ちょうど日本と逆ですね。)

choru
質問者

お礼

詳しく教えてくださりありごとうございました。大変参考になりました。 (ワンフージンのほうが落ち着きますね!)

  • bin-chan
  • ベストアンサー率33% (1403/4213)
回答No.3

すみません。少し言葉足らずでしたのでもう一度。 「相互主義」は【お互いに】相手の国の発音を使用しよう、というものです。 そのときに引き合いに出たのが、中国では「村山」を「ムラヤマ」と発音せず、 「ソン・サン」と発音しているとの内容でした。 で、中国は「相互主義」を採用していないので現在でもニュースでは 「朱」氏を「シュ」と発音していますよね。(たしか「ジゥ」のはず) このため、地名などについてもこちらの読み方が原則となるのでしょう。 この結果、「台北」を「タイホク」と発音しているのではないか、と思います。

choru
質問者

お礼

相互主義だったんですね。どうもありがとうございました!

  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.2

人名は民放も同じような統一した扱いのようですが、地名の場合はNHKニュースには独自の基準があるかも知れません。 ・・・つまり言い慣わされた所はシャンハイ、ホンコンのように、あまりポピュラーでない「ベイジン:北京」のような所は日本語読み、 そして「台湾については殆んどが日本語読み」という括りだと思います。 台北を「タイペイ」と言うのは放送禁止用語ではない訳で、インタビューでレポーターや一般旅行者が使う分には止められないわけです。 (私のIME2000は元々「タイペイ」で「台北」と変換する) もう一例あげれば、台湾北部の「基隆:キールン」はNHKでは日本風の「キリュウ」という言い方をしていますが、この方は一般の方も 基隆を戦前は「キールン」という言い方で慣れ親しんでいた事を忘れ去られたように見受けられます。 相互主義の話と言えば相手が中国の場合、土地の名前、人名は歴史的に各々の国の読み方でよい事になっているので、江沢民さんは 「コウタクミン」と言う日本的音読みで、中国人の方からすれば東京は「トンジン」だし、芦ノ湖と言えば「ルゥチィフゥ」となるのです。

choru
質問者

お礼

NHKにはなにか基準がありそうですね。 確かに放送禁止用語ではないですね。あまり深く考えない方がいいのかもしれません。ありがとうございました。

  • bin-chan
  • ベストアンサー率33% (1403/4213)
回答No.1

「相互主義」の基づくものでしょう。 以前、村山首相の時代に、韓国との間でこれが適用されたことを覚えています。 たとえば金大中氏を「キン ダイチュウ」と発音していたものが、 「キム デジュン」と発音するようになったはずです。 (そのときは ノ テウ氏で説明があったのですが文字を忘れてしまいました) で、台湾との間がどうか、というとちょっと自信がありません。

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