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フィリップ・K・ディックのお勧め作品を教えてください。
フィリップ・K・ディックのお勧め作品を教えてください。 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』『ユービック』『流れよわが涙、と警官は言った』『マイノリティ・リポート』は読みました。それ以外でお勧めを教えてください。 それ以外のSF作家でお勧めも教えてください。 アーサー・C・クラーク、アシモフ、ハインライン、ブラッドベリ、ウィリアム・ギブスン、ブルース・スターリングは経験済みです。 日本のSF作家でもいいです。小松左京と貴志祐介は少しだけ読みました。
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まずは、SF作家としてのブレイクスルーとなった 『火星のタイム・スリップ』は外せないでしょう。 あとは、『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』。 彼の作品中で1、2を争う傑作と言っていいと思います。 後期の作品からは『スキャナー・ダークリー』をどうぞ。 それ以外では、スタニスワフ・レムをおすすめしたいです。 『ソラリス』『砂漠の惑星』『泰平ヨンの航星日記』が 容易に入手可能で楽しめます。 個人的にはSF作家の中で別格とも言える存在です。
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『火星のタイムスリップ』、好きです。 (ブレイクスルーだったんですか?知りませんでした) 前に特集本か何かで読んだら、ディックは実はサラリーマン小説なのだという説が出ていましたが、『火星のタイムスリップ』は不思議なSF小説であると同時に、勤め人の家庭持ちとその妻の話でもあります。 (アンドロイドは~も、ある意味そうですね) 『ドクターブラッドマネー』なんかもどうでしょう。 わりとストーリーがはっきりしています。 大好きと言うわけではないんですが、『高い城の男』も有名。 日本人が脇役で登場します。 ちょっと読み方が違うのかもしれませんが、彼の描くそこはかとないアンチ人種差別というか、人種差別の裏返しを描く所が好きです。 SFだからこそ出来ることの一つだろうと。。。 あとは短編集も良いですよ。 ハヤカワ文庫でシリーズが出ています。 万人受けしないのかもしれませんが、個人的には『パーキーパットの日々』が好き。 分かりやすくて面白いのは、『変種第二号』 どちらも『ディック傑作集〈1〉パーキーパットの日々』収録。これは良い短編集だと思います。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%9B%86%E3%80%881%E3%80%89%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%85-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABSF-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BBK-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4150109109
お礼
サラリーマン小説・・・たしかにそんなかんじの哀愁がただよってますね(´m`) ご紹介いただいた作品を探しに本屋へ行きます! ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 ディックの翻訳はけっこうたくさん出ていてどれから手をつけようか迷っていたので助かりました。さっそくご紹介いただいた本を探しに行きます。 ソラリスは映画でソ連版もアメリカ版も見たのになぜかレムを失念しておりました。これは読まなければですね!