• ベストアンサー

地球温暖化の影響

地球温暖化などの環境問題により お米など作る畑にたいして影響はありますか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.5

気候変化の打撃は米の等級にかなり現れているようです。 米をはじめ植物は変温生物(造語)です。 昼間は暖かいほど光合成の生産量があがりますが、夜暖かいと逆に基礎代謝量が増えてしまいエネルギーの消耗につながります。 そのため米の出来栄えには、夏の日照時間とともに収穫直前の時期の”夜間”の冷え込みが大きく影響します。 この冷え込みがあまり起きないので米の味や等級が地域によって大きく落ち始めています。 新潟平野部の味の劣化が知られていますが、それより影響が顕著なのが(南)九州の米の味の劣化です。 コシヒカリは90年代の冷夏でササニシキを追いやり独壇場といえるほど作付け割合を増やしたのですが、これは特に暑さに弱い品種です。ですが(南)九州の米はお中元に利用できるということでコシヒカリが多く作付けされています。これが近年急激に味が悪くなり問題となりかけています。 対応としては品種の変更・改良や作付け時期を後ろにずらすことですが、市場の事情により作付け時期を後ろにずらすこともできず(お中元に遅れてしまってはもともと他地域より質が落ちるだけに勝負にならない)、また贈答用ではコシヒカリのネームバリューをはずすわけにも行かず、対応に苦慮しています。 県農業試験場では品種改良を図っていますが、はたしてうまくいくことやら。 歴史的に稲の品種改良で耐冷性という考えはあっても、冷え込みの悪さに対応した改良はほとんど経験が無いので、難航するやも知れません。 基本的な理解として確かに米はもともと熱帯の植物ですが、夏の十分な温度と日照が得られるなら、夜は植物にとって害が出ない程度に冷え込むほうが有利です。

その他の回答 (4)

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.4

米を作るのは田ですが・・・(笑)。 日本は米の嗜好性に敏感で、適地適作を求めた品種改良が盛んに開発され、原産地に近い南から北海道まで様々な品種の作付けが行なわれています。 最近言われて居るのは、最高品質とされて来た新潟産」のコシヒカリが、気温の上昇に因り風味が落ちてきた事、七つ星等の北海道産のお米が旨くなって来た事などです。 本来県外にはあまり売れなかった現地米が売れ出して、北海道では3年程前から一時米不足になりました。 今後生産米種の変更を検討する場所もある様ですが、トレードマークにして育てて来た県では、対応に苦慮している様です。

  • duket
  • ベストアンサー率72% (18/25)
回答No.3

「日本の気候変動とその影響」というレポート http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11644 の50ページ目などが参考になるのではないでしょうか。

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.2

ベクターケースファイル という漫画におよその答えがありますよ。 「植物がよく育つ」と、「作物がよく取れる」は、似ているようで全く違う話となります。ご質問にある稲作は、今のままの品種だと壊滅的なダメージを受けます。

  • rimurokku
  • ベストアンサー率36% (2407/6660)
回答No.1

米は、比較的暑い地方から寒い所まで幅広く収穫出来ます。 言い換えれば、温暖化による気温の上昇だけの問題で有れば、むしろ2季作など多くの収穫が望め、良い影響が有ると言えます。 しかし、米に限らず作物には水や天候の安定が必要条件です。 さらに、温度の変化により害虫や病気など色々な問題も起きてきます。 温暖化でも長期的な気候が安定し、それによる害虫や病気に対応出来る期間が有れば問題の解決が出来るでしょうが、毎年異常気象などが繰り返されれば打つ手がありません。 また、温暖化による水不足や、逆に水害なども予想されます。 このような理由から悪い影響の方が多いと思われ、地球温暖化などの環境問題により作物には大いに影響が有ると言えます。