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日本人は外交ベタかをめぐって

 ▲ 猪木武徳:関係空洞化から日本孤立――日米安保50年 鳩山外交を問う(1)―― (日経2010.01.27経済教室)  から まづ次の指摘はほんとうなら何よりも先に実行しなければいけないと思いますが その是非などについてご意見を述べて確認をお願いします。  《鳩山外交は・・・重要な過ちを犯したのではないか》というもので 次の点はもし事実だとしたら ただちにその非をわびて確認をするべきだと思いますが いかがでしょうか?  ▲ (猪木) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  《対等な日米関係)を主張しながら 政権が変わったとはいえ 米軍普天間飛行場移設に関する2006年の《日米合意》を反故にするという挙に出た点だ。  約定を守れない未成熟な国が 大人同士の《対等な関係》を主張しても真剣に受け取られない。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ 《緊急の情勢変化がないのに過去の合意を白紙に戻す》ことをしたと言っています。  さて 標題にかんしてです。  まづ猪木の文章を引きます。  ▲ 日本は自国の利益が他国の利益とどうかかわっているのか考えず 国際競争の過酷さ 冷徹さを認識できない点・・・。  ☆ ということなのですが たとえば次のように考えよと言っています。  ▲ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  中国が軍事・経済面で世界の大国になったという事実を前提に 米国はどんな行動を取るのか。  〔* このあと経済面における説明がなされた結果 次のように主張される〕。  対日政策が米国外交のアジェンダリストの下位に押しやられてしまっている・・・〔その日本の〕意図せぬ孤立は《軽く見られている》ということであり 国際社会における《罰》である。  国際社会における意図せぬ孤立ほど危険な状態はない。その危険を避けるため 鳩山政権は 近隣の不透明な国々の存在を念頭に置きつつ 日米同盟を空洞化させないように努力するという責務をまづ再認識する必要がある。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ 質問者のもの言いは 次です。   ○ 《自国の利益が他国の利益とどうかかわっているのか》 これをうんぬんするという思考形式は もうふるいのではないか。  ○ 極論しますが むしろ能天気で全方位外交をかかげたほうが 新しい考え方であり 現実の効果も表われてくるようになるのではないか。これです。    たぶんわたしは 国家またその国家を単位とし主体とした外交というかたちが古いと言おうとしています。

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noname#118718
noname#118718
回答No.6

No.5 での返答ありがとうございます。 脇道の理論はとても鋭い気がします。 >ともかくいま現在 従来からの理論かつ政策とそして新しい考え方との両面作戦になるのか。それらを塩梅よく使いこなしていくことなのか。  それとも新しい動きは自重すべきなのか? 日本国として政府はもうほとんど手が出せない状態なのか? 《優柔不断》でいることは 或る意味で正解なのか?・・・ 推測ですが、日本は両面作戦で新しい手を打っていると思います。 アニメや漫画というのものが洗脳という武器ならばwww 《交》や《攻》が表裏一体ということのいい例だと思います。 あと、昔は婚姻関係を結ぶことで《交》を深めましたが、同時にスパイ《攻》の策源ともしていたようです。 あと、他国の無能な外交官が交渉に来たら厚遇《交》し、無能な人材がトップになるように仕向ける《攻》こともしていたようです。 優秀な政治家の手にかかれば《交》を《攻》と、《攻》を《交》とすることも可能なので、我々は安心して《交》を深めるのが幸福への道だと思います。

bragelonne
質問者

お礼

 niki00001 さん こんばんは。ご回答をありがとうございます。  ★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  推測ですが、日本は両面作戦で新しい手を打っていると思います。  アニメや漫画というのものが洗脳という武器ならばwww  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ なるほど。この分野では そうとう普及しているようですね。たいしたものですね。  たぶんとにかく交流・交通・交際を深めていくのはよいことなのだと考えます。  今朝の朝刊では 駐米大使をつとめたことのある加藤良三というひとが やはり日米安保50年・鳩山外交を問うの題で書いていて 対米関係において《〈甘え〉の意識許されず》とかなり強く訴えています。  ▲ (加藤) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  同盟の相手国が誰であるべきかはもとより日本の選択の問題である。ただし今日の世界において 日米が相互に《かけがえのない》同盟国から《かけがえのある》同盟国 ないし日米関係の格付けがそれ以下に下がった時 日米いづれがより大きな痛みを感じるかといえば 日本であることは自明であるように思われる。  例えば米国との同盟によってわが国の防衛コストは非常に安価ですんでいる。  日本ほどの民主主義国のリーダーには そのことをよく考えてもらいたい。回避すべきは 自分に《甘く》なることによって基本的な判断を間違えることである。  今日の日本 そしてそのリーダーは《甘え》を封印しなければならない。  (日経10・01・29 27面)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ いかんせん。実務などや細かい情報は分からないのが残念です。  《国益第一 苦い決断も必要》と言っていて 従来の筋道を堅持するという強い見方のようです。  わたしの場合 ともかく《国家対国家》という図式を新しい見方において捉えたいというひとつのことが念頭にありました。   もう少し開いていて締めたいと思います。  ありがとうございました。

その他の回答 (8)

noname#135843
noname#135843
回答No.9

 こんばんは、Hidocchiです。ご返答いただいたのも関わらず、お礼を遅れてしまいまして、誠に申し訳ございませんでした(仕事が急に忙しくなってしまいまして…..)。 > ☆日本人の食味は捨てたものではないそうです。  おそらく、世界でもっとも“舌の肥えた”国民かと思っております。一般庶民感覚の価格で、フレンチ、イタリアンはじめ、インド等のあらゆる国の本場の味が楽しめるというのは、世界でも珍しいかと思っております。  確かに、農業への力を注ぐのは、方向性と致しましては、正しいかと考えております。自動車、家電製品等は既に海外で活躍しておりますし、また、“made in Japan”の信頼は別格なのだそうです。例えば、自動車にしましても、日本人が作ったものは持久率が異なるとのことです(最近、アメリカで、トヨタにクレームがつけられていますが、アメリカというのが若干怪しいと思っておりますが…..)。  「 仕上げは完璧、しかも仕掛けがきわめて巧妙なので、ニュルンベルクやパリの玩具製造業者が太刀打ちできない」 (シュリーマン著「シュリーマン旅行記清国・日本」講談社 からです)  江戸時代の昔から、日本人は“ものづくり”に長けていたようでございます。 > ☆或る鶏卵企業は 《中国の富裕層を狙う》のだそうです。  中国、引き続き、インド、インドネシア(石油輸出国から輸入国になり、OPECから脱退したそうですが。なお、インドネシア人の8割以上が日本人を高く評価してくれているのだそうです)と、続々と中産階級化・富裕者層の増加が見込まれておりますので、将来が楽しみです。 (ソース:“米メリーランド大:世界に「好影響」は日本1位” Google検索からでございます。)  先日、朝まで生テレビで、小沢幹事長の討論をしていましたが、案の定(?)、不起訴となったようです(「辞任」要求は根強いようですが)。それにしましても、検察の権力というのはすさまじいのですね。改めて再認識させられました。  また、気温の変化が激しい時期ではございますが、くれぐれもご自愛くださいませ。

bragelonne
質問者

お礼

 Hidocchi さん こんばんは。ご回答をありがとうございます。  このところ OtamaFJ さんという方が立て続けに質問を挙げて走っているといったかたちです。  ★ “米メリーランド大:世界に「好影響」は日本1位”  ★ 「 仕上げは完璧、しかも仕掛けがきわめて巧妙なので、ニュルンベルクやパリの玩具製造業者が太刀打ちできない」(シュリーマン)  ★ 〔日本人は〕おそらく、世界でもっとも“舌の肥えた”国民かと思っております。  ☆ なるほどですよね。こういった明るい面での情報をもどしどしメディアは知らせて行って欲しいところです。《自虐的》だとすれば そのように長所をも確認して行ってちょうどよいのではないでしょうか。  トヨタは災難であるようにも映ります。部品メーカーに問題点もあるでしょうし。でもむろん最終の組み立てとして 責任があるわけですが。なぜ検査から漏れたのかでしょうね。  ★ 朝まで生テレビで、小沢幹事長の討論  ☆ どうも強行突破の姿勢を示し始めたようです。もうあとが無いと背水の陣なのでしょう。小沢がいなくても選挙で票は得られると思うのですが 業界や役人やの意向との調整があるのでしょうか?  ★ それにしましても、検察の権力というのはすさまじいのですね。改めて再認識させられました。  ☆ もう情報は出ないのか――あたかも小沢と手を打ったのか―― 分かったようで分からないところがあるようにも感じます。アメリカの意向ということにも触れておられましたが 今度はそのアメリカに小沢自身が話をしに行くというふうにも伝えられていますし。官房長官の歯切れはわるいですし。  たしかにこのところ もう今年も冬には慣れたかと思っていたのですが まだ寒さの底が残っていたみたいで けっこう寒いです。(わたしは 中部地方なのですが)。  お仕事第一に Hidocchi さんもご自愛なさってお励みください。

noname#135843
noname#135843
回答No.8

 こんばんは、ご返答いただきまして、どうもありがとうございました。Hidocchiです。 > ムラ(市町村)水準での市民外交を 脇道として いまから打ち出していきたいという方向です。 > たぶんいまわたしが行政府の一員であったなら 穏当な従来の外交方針を まづ基本とするでしょう。しかも――しかも その上でということですが しかも――同時に別の角度から何がしかの見方をおこないさらにそれをも実行に移していくということ こちらの脇道のほうも重要なのではないか。こう思っているというような状態です。 > 別の角度から見る必要も――いまは脇道として――あるのではないでしょうか?  了解致しました。 > ☆ いまは奇抜なアイディアでも出し合っていいのではないでしょうか?  大賛成でございます。他に有効な方法もなく、別段、愚生は外交関係に責務を追っているものではないからございます。  ”姉妹都市”という語がございますが、市報等の年頭挨拶ぐらいしか見たことがないのですが、もと友好活躍する場が与えられてもいいのではないかと考えております(財政難なのでしょうか)。農地Aと商業都市Bさらに(農耕)機器メーカー都市Cらが共に歩めば、何らかの成果がえられるやも知れません。  また、博士課程修了者は文系・理系問わず、就職難でございます(下記著書からでございます。また、愚生の周りの方達を見ても、散見されます)。また彼らも別段バカではないと思うのです。彼らの飛躍の場としても案外有効な方法かと考えております(とかく、現在の日本では、閉塞感と少しばかりの絶望感が蔓延しております。また、とにかく”食う”にも困っている人達も少なからずいるからでございます)。 (水月 昭道著「高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院」からでございます』  何かのお役に立てれば、幸いでございます。

bragelonne
質問者

お礼

 Hidocchi さん こんばんは。ご回答をありがとうございます。  《奇抜なアイディア》程度なのです。  ★ 姉妹都市  ☆ これを幅広く深く発展させたたい。こう言えばよかったです。  ★  農地Aと商業都市Bさらに(農耕)機器メーカー都市Cらが共に歩めば、何らかの成果がえられるやも知れません。  ☆ 近隣としていえば この日本の A=B=C のムラ連合(インタムライスムと名付けています)からさらに ムラAが ロシアのムラE・韓国のムラF・中国のムラGとも姉妹都市になります。ムラBは やはり三国それぞれのH・I・Jと組みます。ムラCも K・L・Mとです。  もっともっとこの連絡網を広げていきますが これでインタナショナルなインタムライスムが出来上がっていきます。  Aムラは EやFやGと互いにムラ議会議員を選出しあいます。議員を送り合います。ムラの共同自治を互いに知恵を出し合ってつくっていきます。  むろん 留学やホームステイも活発におこないます。  経済活動はすでに入っていました。文化活動でも 大いに共同のかたちにおいても繰り広げて行きます。  このネットワークを世界中に広げていきます。つまり これが われわれの平和維持活動 PKO です。  中国や韓国あるいはイスラーム諸国などは この友好活動も困難に遭うでしょうね。  国の段階でやると すんなり行くものもとかく角が立ってしまうかも知れません。ムラの段階だと言っても スパイ活動ではないかと勘繰られるかも知れません。たしかに 日本人の得意な《和》の共生方式に関しては 《輸出》したいほどです。  国には ただ邪魔しないということをのみ望みたいと思います。ムラの予算も必要でしょうが。  どうでしょう?

bragelonne
質問者

補足

 ▲ ニッポンの農力 第4部 育てろ経営力 (日経 2010・02・03朝刊 1面)  ☆ から情報を拾います。  ▲ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  野菜の中では生産額が最も大きいトマト。すっきりした酸味と甘みで高い人気を誇る品種が《桃太郎》だ。・・・  海外向けに開発したミニトマトは欧米で食味が評価され 過去5年間で売上高は60倍になった。生食用トマトの種子の市場規模は世界で約500億円とされ サカタのタネのシェアは約5%。2013年に11%まで高めるのが目標だ。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ 日本人の食味は捨てたものではないそうです。  ▲ 《日本人がうまいと感じるものは世界中どこでも通用することが最近わかってきた》(17年間 品種改良一筋に歩んできた育種第一課長の方の発言)。  ☆ 或る鶏卵企業は 《中国の富裕層を狙う》のだそうです。  ▲ 衛生に配慮した大量生産システムをいち早く導入し 日米でトップブランドの地位を築いた。そのノウハウが詰まった工場を 近く中国に建設する。  ☆ ブナシメジ栽培の或る企業も   ▲ 《日本にとどまっていては成長はない》  ☆ のだそうで 米国および台湾で工場をすでに稼働させていると言います。  ▲ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日本の農業総産出額は08年が8兆4736億円。対して農産物の輸出額は2437億円にすぎない。・・・農業の海外進出について  《今は各分野のパイオニアが販路の開拓など地ならしをしている段階》と  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ 見られているそうです。あるいはパプリカに関して  ▲ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  約9割が韓国などからの輸入品だ。・・・安全志向の高まりで国産野菜へのニーズが高まる・・・。  温度や養液濃度などの制御では《製造業向けビジネスで培ったものづくりのノウハウが生かせる》。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ と。覚え書きでした。

noname#135843
noname#135843
回答No.7

 こんばんは、Hidocchiです。  まず、以下の文章をご覧くださいませ。 アジア通貨基金(AMF;Asian Monetary Fund) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%80%9A%E8%B2%A8%E5%9F%BA%E9%87%91  1997年7月にアジア通貨危機がタイで勃発するとグローバリゼーションの元で経済危機は瞬く間にアジア各国に飛び火すると、自力での建て直しを断念した国が続々とIMFに支援を要請しました。そして、日本や米国は当該国との二国間支援を発表。とりわけ日本は40億米ドルもの資金調達によってアジア各国を援助するなど大きな役割を果たしました。  これを契機に、アジア通貨危機の際のバックエンド政策としてAMF構想を非公式ながら打ち出しました。これは、参加国の拠出で資金をプールし国際的な通貨基金を設立する事で、外貨不足に陥った国を支援するなど流動性を確保しようとするものです。  榊原英資・黒田東彦らの各国訪問による説得の結果、AMF構想に対する韓国とASEANの賛同は得られたものの、日本の台頭を恐れた米国と中国がIMFとの重複や規律の緩みの懸念を口実に反対を表明し、また、9月の時点では支持を表明していたIMFの専務理事ミシュル・カムドシュも11月には態度を一転させ「IMFから独立した形での地域通貨機構は許可しない」と発言するなどAMFの設立に対する逆風は強まり、結果としてAMF構想は頓挫する事となってしまいました。 その後の評価:  近年ではAMFの設立に関してその必要性を訴える声が再び聞かれ始めている とのことです。特に“比較的その国の通貨が脆弱視されるASEAN諸国+韓国(当時は悲惨を極めました)では”、その必要性が謳われ、中国をも取り入れたCMI(チェンマイ・イニシャティブ)が設けられております。つまり、徐々には、AMF設立に向けて、発展しているようでございます。  以上から、近隣アジア諸国での“自助・支援メカニズムの強化”に向け、日本も外交努力をしたのですが、大国(アメリカが最も反対したそうです)により、阻まれた経験がございます。 ○ 《自国の利益が他国の利益とどうかかわっているのか》 これをうんぬんするという思考形式は もうふるいのではないか。 ○ 極論しますが むしろ能天気で全方位外交をかかげたほうが 新しい考え方であり 現実の効果も表われてくるようになるのではないか。これです。  おそらく、能天気で全方位外交は、少なくとも、現時点では困難かと考えております。(必ず、阻止する国が出てきてしまうためです。特に米国)上記の経緯を踏まえますと、徐々にではございますが、“US”, “EU” そして“(東南)アジア”の主に3つの連合体形成が築かれると推察しております(残りの、将来的に大国になると予想されますインドがどこに入るのかは不明でございますし、そもそも、我が国と中国の関係も、経済的には比較的良好ですが、国民レベルでは決して仲がよいという訳ではございませんので、すんなりと進められないとは思ってはおりますが)。  また、我々一般市民も、かような外交に向け、(外交)政治家の育成も必要かと考えております。つまり、税金を与えてやっているのだから、勝手に勉強しろ、というのではなく、我々一般市民も、外交能力に長けた者を、地道にでも、育てていく必要にも迫られているのでないかとも考えております。  最近、鳩山首相、小沢批判がでておりますが、田中角栄同様、「虎の尾」を踏んでしまったのでしょうか。     虎の尾理論:田原総一朗氏の理論 (”田中角栄の外交とアメリカ” から”独自のアジア外交を警戒”をご参照くださいませ)  ご参考になるところがございましたら、幸いでございます。

bragelonne
質問者

補足

 Hidocchi さん こんばんは。ご回答をありがとうございます。  ★ 虎の尾理論:田原総一朗氏の理論(”田中角栄の外交とアメリカ” から”独自のアジア外交を警戒”)  ☆ これは知りませんでした。独自の資源獲得外交を角栄はおこなっていたのですね。これが逆鱗に触れた。――そうしますと 日本の政治家ないし官僚ないし司法当局に アメリカとつるむ(というより 言いなりになる)人間がいるということですね。  ★ アジア通貨基金の構想 あるいは 東アジア共同体の構想  ☆ これを快く思わないということなのですね アメリカは。これは言われてきましたが たぶん そうすると日本を子分のように思っているということなのでしょうか? たぶんわたしは 少しづつ対等になっていくと思いますよ。根拠なしにです。民主主義思想の普及といった根拠ですかね。    いづれにしても 国家間のやり取りは この質問では実は二の次です。ムラ(市町村)水準での市民外交を 脇道として いまから打ち出していきたいという方向です。それに対してもアメリカは邪魔するというのかも知れませんが 何度でも挑戦するという考えです。  ☆☆ (No.補足欄) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  たぶんいまわたしが行政府の一員であったなら 穏当な従来の外交方針を まづ基本とするでしょう。しかも――しかも その上でということですが しかも――同時に別の角度から何がしかの見方をおこないさらにそれをも実行に移していくということ こちらの脇道のほうも重要なのではないか。こう思っているというような状態です。  ★ 竹島・北方四島・尖閣列島資源問題などは日本と隣国との問題ですからね。  ☆ これらの問題では いづれも行き詰っていますね。国家どうしの関係という従来からの道の上では 話し合い路線で来ていますが 解決の方法は見えません。  別の角度から見る必要も――いまは脇道として――あるのではないでしょうか?  市民外交と言っても これらの国家どうしの対立を解決するためのものです。韓国やロシアや中国のいくつかのムラ(市町村)とこちらのムラとが それも複数どうしで連携し 市民および経済・政治・文化の交通を深めていく。こういう手があるかも知れません。  ムラの議会議員をそれぞれ互いに選出し合い 何人かは互いに送り合う。うんぬん うんぬんと交通を活発にしていく。  経済も文化もそしてヒトも交通しあう。  こうして ひとつには 国境線の問題も互いに打ち崩していけるかも知れない。  (* 趣旨を変えないかたちで 原文での表現を整理しています)。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ いまは奇抜なアイディアでも出し合っていいのではないでしょうか?  そんな趣旨なのですが どうでしょう?

noname#118718
noname#118718
回答No.5

もっと簡単な例で言えば 全財産を競馬に賭けるとしたら、リターンの倍率が大きいものより確実な方に賭けるのが自然です。 逆に、遊び金ならばリターンの倍率の大きいもので冒険するのが自然です。 外交も同じで、リスクの大きい事柄は手堅い手法を選ぶのが王道です。 ただ、私に言わせればリスクの大きい事柄のリスク分散をしていない時点で駄目です。競馬で言えば全財産を賭ける状況になった時点で駄目ということになります。 リスクの大きい事柄は手堅い手法を選択する というのはあくまで原則論です。それをワンパターンに万事に使っていけばカモにされるだけです。

bragelonne
質問者

お礼

 niki00001 さん おはようございます。ご回答をありがとうございます。  No.4のご投稿とも合わせてここでお応えをつづります。  核軍備の拡大競争のお話については分かりやすいですね。  或る程度の駆け引きはまだあるでしょうが 志向性として攻撃力であるとか抑止力であるとかの軍事力を第一に持って来ない方向が出て来たと言えると思います。抑止力のほうでは まだまだその力と力の理論は大手を振って歩いていますが。  ★ 結局、最低限の安心、安全を確保できたならば、次は他人の幸せに貢献する方が幸福になれるのではないでしょうか。  ☆ いまはたぶんこの《最低限》というところの限度を探り合っているのでしょうか。最小限度を超える部分は  ★ なぜなら、それは先人の苦労と未来の人間の可能性を奪う可能性の高いものだったからです。  ☆ という方向に向かっているとまでははっきり言えるとわたしも思います。  今回の《賭け》の理論についていまひとつわたしには はっきりしません。  ★ リスクの大きい事柄は手堅い手法を選択する というのはあくまで原則論です。それをワンパターンに万事に使っていけばカモにされるだけです。  ☆ これをわたしなりに解釈すれば むしろ mmky さんの《抑止力による均衡》や《遠交近攻》の理論は手堅いけれども かえってそこでの相手たちの力に振り回されるのではないかと言っているようにも受け取れます。  それならそれで わたしの言う脇道の理論と言いますか 脇道の手段によっても外交政策を考えこれをおこなうというふうにも読めるのですが どうでしょうかねぇ。もっと微妙な振る舞いになるのでしょうか。  つまりなにしろ相手のあることですから。  mmky さんにしても いづれは国家どうしの関係から成る世界のあり方は変わっていくとおっしゃっているのですが ともかくいま現在 従来からの理論かつ政策とそして新しい考え方との両面作戦になるのか。それらを塩梅よく使いこなしていくことなのか。  それとも新しい動きは自重すべきなのか? 日本国として政府はもうほとんど手が出せない状態なのか? 《優柔不断》でいることは 或る意味で正解なのか?・・・  さて どんなものでしょうかねぇ。

noname#118718
noname#118718
回答No.4

No.1です。 私以上に私の回答を汲み取っていただいてありがとうございます。 ただ、他の方が読んで難しい内容かなと思うので補足させていただきます。 さて、冷戦中、核ミサイル基地の増設合戦が行われたのはご存知と思います。 そして、それは相手よりも核ミサイルを多く持つことが自国が優位に立つことにつながるという合理的な考えの下でおこなわれました。 しかし、それは自国とその時代に生きていた自国民にとっては最適な戦略でありましたが、認識の範囲を広げ、世界、将来の自国民、過去の自国民の立場で考えると滑稽に見えるでしょう。 なぜなら、それは先人の苦労と未来の人間の可能性を奪う可能性の高いものだったからです。 それに対し、「『今』を乗り越えなきゃ意味がないんだよ」「めしが食えないんだよ」ということをいう方もいますが、私に言わせれば「100%安心したいだけでしょ?」「めし以上のものを求めてますよね?」となります。 結局、最低限の安心、安全を確保できたならば、次は他人の幸せに貢献する方が幸福になれるのではないでしょうか。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.3

気が早すぎますか? (つまり 市民外交ということになります)。 市民外交であれば「隣人を愛せよ。」ですから能天気で全方位外交で問題ないと思います。 論点として、国家としての外交については「遠交近攻」が必要というだけですね。簡単な話、領海・領土でのいざこざは隣国の間にしか存在しないからですね。昔あったイギリス・アルゼンチン間のフォークランド島の占有権問題は地政学的に隣国とはいえませんが、竹島・北方四島・尖閣列島資源問題などは日本と隣国との問題ですからね。 隣国同士の争いごとには地政学的に近くの国家はかかわりたくないのは国家も一般の隣家もおなじですからね。孫子の兵法は難しいことを言ってるのではなく、普通の利害関係をうまく見抜いているだけですね。 日本から遠い国といえばかってはイギリスでしたが、日英同盟ですね。これはうまく働いてロシアとの問題は解決しましたね。実際に仲裁に入ったのは遠い国のアメリカでしたね。ここまでは良かったのですが、その後ドイツと同盟し「遠交近攻」を無視しての全方位・経済侵略・戦争はだめでしたね。士官学校での「遠交近攻」の勉強が足りなかったのでしょう。内村鑑三先生はそれを見抜いていたのでしょうね。 何であれ遠い強い国と仲良くしておくことは良いことですね。 特に軍事同盟は遠い強い国と結んでおくことが外交の基本ですし、優等生のやり方ですね。これを外すと国民・国家を危うくするというだけですね。 一方、経済活動などは当然、市民外交で十分ですね。ただ、主義・主張・法律の異なる国家での経済活動は自己責任の原則ですね。これは厳粛に会社組織にも個人にも適用されますね。ある意味国家間の問題ではないですね。 一方、まだまだ国家という枠が必要な時代だと思いますね。全ての国家・思想・宗教などなどを坩堝に入れてぐつぐつ煮て、残った砂金が取り出されるまでには数百年かかるだろうと思います。数百年後は国家という考え自体が物語になっているでしょうけどね。そのころであれば鳩山さんが友愛といっても笑う人はいないでしょうね。でも友愛は隣人としての宇宙人との間のことでしょうかね。 そんな風に思ってます。

bragelonne
質問者

補足

 mmky さん こんばんは。ご回答をありがとうございます。  たぶんいまわたしが行政府の一員であったなら 今回のご回答でおっしゃったことを まづ基本とするでしょう。しかも――しかも その上でということですが しかも――同時に別の角度から何がしかの見方をおこないさらにそれをも実行に移していくということ こちらの脇道のほうも重要なのではないか。こう思っているというような状態です。  ★ 竹島・北方四島・尖閣列島資源問題などは日本と隣国との問題ですからね。  ☆ この近隣とのお付き合いのためには 遠交が外交上の基本であり 必要不可欠であると。  つまり過去からのいきさつと筋道をいきなり変えようとしても何の役にも立たないでしょうね。危険極まりない。  でも これらの問題では いづれも行き詰っていますね。国家どうしの関係という従来からの道の上では 話し合い路線で来ていますが 解決の方法は見えません。  別の角度から見る必要も――いまは脇道として――あるのではないでしょうか?  市民外交と言っても これらの国家どうしの対立を解決するためのものです。韓国やロシアや中国のいくつかのムラ(市町村)とこちらのムラとが それも複数どうしで連携し 市民および経済・政治・文化の交通を深めていく。こういう手があるかも知れません。  ムラの議会議員をそれぞれ互いに選出し合い 何人かは互いに送り合う。うんぬん うんぬんと交通を活発にしていく。  経済も文化もそしてヒトも交通しあう。  こうして ひとつには 国境線の問題も互いに打ち崩していけるかも知れない。  今朝の日経新聞の《日米安保50年 鳩山外交を問う(2)》は 丹羽宇一郎の執筆でしたが こんなことを書いています。  ▲ (丹羽) 当然 外交には駆け引きがある。  ☆ この今までの道のほかに 脇道をもつくってはどうでしょう? この場合は 脇ではなく 街道そのものの見直しになりますが 駆け引きはしない 西郷と海舟のやり口で行く というのはどうでしょう?  ▲ (丹羽) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  国と国の歴史や過去の経緯を踏まえ その中で何が国益か 何が国民にとって幸せな道なのかを探り バランスを取りながら 実行可能なものを提案して議論する姿勢が求められる。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ この考え方が どうもカビが生えて来ているのではないか。というもの言いです。  ▲ (丹羽) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  重視すべきは 隣接中国に対する《抑止力》としての米国の役割だ。もし米国が日本から軍事撤退し 米国という後ろ盾がなくなれば政治面で日本単独では中国とは対峙できない。抑止力の維持も人間の英知だという点も歴史に学ぶべきである。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ どうもふるくさいようにわたしには映りますが これが 現在の王道なのでしょうか?  丹羽は あと 経済力の回復こそが 一にも二にも大事だと言っています。アメリカに対しても中国に対してもそしてけっきょく世界に対しても外交関係のためにこそということのようです。  ★ 数百年後は国家という考え自体が物語になっているでしょうけどね。  ☆ このきざしは そろそろいま 始まろうとしていませんか? 始めてもいい頃ではないですか?  * それと いろいろ歴史の事例を出してくるというのは 誰もがそうするのですが わたしにはどうもヒロシマ・ナガサキおよび無条件降伏の前と後とは世界がちがうというように思えるのですが だめでしょうか?

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.2

とてもとても古い「孫子の兵法」での外交の基本「遠交近攻」はまだまだ有効ですね。これ現在でも中国の外交の基本ですよ。 これを忘れた政治家は国家を危うくするということでしょう。 だから私も猪木氏の考えは妥当だと思いますね。 理由は簡単です。隣国の中国、北朝鮮、韓国、ロシアを含めてまだまだ民主国家とはいいがたいですからね。 まあ、未来世界で「孫子の兵法」が役立たずになることをのぞみますが希望と現実は大いに違いますからね。

bragelonne
質問者

補足

 mmky さん おはようございます。ご回答をありがとうございます。  なるほど。  ★ まあ、未来世界で「孫子の兵法」が役立たずになることをのぞみますが希望と現実は大いに違いますからね。  ☆ おしまいのこの結びで 質問の趣旨をも汲んでいただいたのではないかと思います。  あとは No.1の niki00001 さんと同じく 目の前の課題にあたることの重要性あるいは緊急避難の必要性また必然性を説いてもらっていると考えます。予想しがたい事態の起こる必然性 これのほうに重点を置いて見ておられるということのようです。  ▲ (四字熟語データバンク:遠交近攻) ~~~~~~~~~~~  ・意 味: 遠くの国とは親しくして、近くの国を攻める。  ・解 説: 【故事】中国戦国時代、秦国は介在する韓・魏の二国を飛び越えて、強国の斉を攻めようとしていた。しかし、論客の范雎(はんしょ)は、遠く斉に出兵することは、秦の国力を疲弊させ、かえって韓・魏を富ませることになる、むしろ韓・魏と親しみ、近国の楚と趙を攻める方が得策であると秦王に説いて、その通り実行させたという故事による。  ・出 典: 『戦国策』  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ と確認してみると 感じとしてはやはり古いというようにも思いますけれどねぇ。友好と非友好とのふたつに分けるというところなどがです。  どうなんでしょうか。たぶん経済戦争で不当で不必要な負け戦をしないために 外交が一にも二にも大事だとおっしゃっているのだとは肝に銘じなければならないのだろうと思います。時には まだまだ現代でも 遠交近攻という策もありうるのだと。  その上では どうでしょう?  ★ 隣国の中国、北朝鮮、韓国、ロシアを含めてまだまだ民主国家とはいいがたいですからね。  ☆ 近望遠望になりますが 遠望としてはこの《民主主義の成熟しない国》の人びとと どのようにお付き合いをしていけばよいのか? このあたりに焦点を持っていくことは 時期尚早とお考えになるのか。  それとも いまから何がしかのことはみなで――つまり それらの国々の人びとを交えて みなで――話し合い考えあっていくことは すでに実行してもいいとお考えになるのか。  (これは 学者研究者だけではなく あるいはまたアマテラス公民の人びとによる交流ではなく 一般の人間どうしの交通を念頭において話しています)。  気が早すぎますか? (つまり 市民外交ということになります)。

noname#118718
noname#118718
回答No.1

猪木武徳氏の論が正しいかは議論が必要ですが 失敗したときの被害が致命的になる事柄に関しては 古くても信頼性のある手法を選択する方が合理的だと思います。 ただし、それはその国の、その瞬間に存在する者にとって合理的なだけで 世界として、未来の世代も含めて合理的とは限らないのかもしれません。

bragelonne
質問者

お礼

 niki00001 さん おはようございます。ご回答をありがとうございます。  ええ ええ。なるほど。  緊急避難のばあいはある。待ったなしという情況ということも考えておかねばならぬ。そしてその臨機応変の対応をあやまたないのであれば 長期的に歴史を展望することもありうる。  あるいはつまり《未来の世代も含めて》ひととその社会にとっての基本的な考え方を問い求めつつ みなの合意を得て 何が――国益かというよりも――人びとの生活にとってふさわしく妥当で有益であるか これをしっかりと考えて歩みなさいと。  たぶん古い言葉で《万機公論に決すべし》というところでしょうか。  政府は――つまりわれらが市民政府は―― いま目の前の問題群を処理する課題をつねに突き付けられている。われら市民たちは 有志だけでもいいから じっくりと世界の情況を踏まえつつも ひと およびひととひととのつながりを一番に大事にして いい考えを出しあいその外交政策を実践するようにしなさいと。  これでよろしいでしょうか。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。  * たぶんいろんな国の市民たちと この歴史的な――新しい歴史を展望するような――善隣友好の関係を話し合い 合意を得て実行に移していけるとよいのでしょう。隣の隣 そのまた隣と結んでいけるとよいでしょう。