薬学部入試、私立大指定校推薦か?国立大一般か?(長文)
私は薬学部受験を考えている、いわゆる進学校に通う高3です。
諸事情により学校では、理科は化学I・IIと生物I,数学は数I・A・II・B・IIIしか勉強していません。一般入試の受験科目を調べてみたところ、私立は充分大丈夫で、国立も私の希望しているところは数Cが含まれていなかったので大丈夫でした。
でも、成績も評定も「すごく良い」わけではないので、薬学部受験を考え始めたときは受験科目が少なく、偏差値もあまり高くない私立大を考えていました。
しかし、高3の始めから塾に通い始め、塾の先生や学校の先生などに
「受験科目はあまり減らさないほうが良い」
「科目数が少ないほうがかえって厳しいし、つらい」
と言われ、そうかと思い
「これはやはりセンター試験を8割以上得点して、国公立を受けよう」
と思っていました。夏休みの三者面談でも
「国立はやはり大変だけど、今はわからないし、なんとも言えない」
という感じで、夏休みには特に苦手な化学に力を入れて勉強しました。また、親は国立でも私立でもどちらでも良いと言いますが、国立に行ってほしいと思っているのが伝わってきますし、6年間の大学生活でかかる費用を国立と私立についてそれぞれ計算してみると約850万円も違うとわかり、「やっぱり国立だ。」と思いました。塾などでの勉強はいつも国立受験を念頭においてきました。
9月になって担任の先生に
「推薦は考えてないの?私立大の指定校推薦ならウチの学校では誰も希望していない大学があるから、希望すればいけるよ。受けたらほぼ合格だから受けてみたら?」
と言われました。指定校推薦は考えていなかったけれどその学校は一般では併願する候補にしていたので、受けようかと思ったのですが、ただ、指定校推薦なので合格したら入学辞退ができないし、しかもその学校は一般入試で受けても合格する可能性が割と高い(つまり、私立の志望校の中で偏差値が低い方である)ので、受けて合格して入学しても満足できるのか?とも思っています。普通、推薦というのは自分の入れるところよりも少し高めのところを狙い、そして本当に行きたいところを受けますよね。考えてみると、私が本当に行きたいのは国立大だという気がします。その気持ちを持ちながら勉強してきて、成績も少しずつは上がっています。国公立の公募制推薦についても調べ、先生に聞いたのですが、評定で基準を満たしていませんでした。
今、
「国公立に行きたいが本当に受けて受かるのだろうか?国公立と何校か私立の一般を受けて、もしどちらも全部落ちたらどうしよう、指定校でいける大学より低い偏差値の大学に行くことになったらどうしよう…。」
という不安と、
「指定校でいける大学はきっと一般でも受かるだろう。やっぱり本当に行きたい国立を受けよう。国立に合格するのが一番だが『受けないで後悔するより受けて落ちて後悔したほうがいい』。これまで勉強してきたことやセンター試験にむけて勉強してきているものも無駄にしたくない。国立落ちたら私立に行こう。それもダメなら浪人だ!」
という当たって砕けろ(?)精神の、
私立大指定校推薦か?国立大一般か?のジレンマ状態にあります。
志望する国立大は、国公立の薬学部の中では偏差値が低め(といっても他学部に比べればすごく高いですが。)で、前期の倍率が約3.5倍、後期の倍率が6倍で少し低いところなので、他大学の薬学部を受験するよりは少し条件がよく、センターや国立大の二次を受けないで受験を終わらせてしまっても悔いがないかといわれると、すごく悔いが残る気がします。でもやはりジレンマの前者の考えも浮かんでしまい、指定校推薦を断って国立を受ける決断に一歩踏み出せないでいます。また、「頑張れば入試直前まで模試の判定がDやEでも受かることがある。」「(私の高校では)医学部志望は国公立、薬学部志望は私立がほとんどだ」と聞いたことも思い出されてしまいます。
指定校推薦を受ける人は先生方の「推薦会議」にかけ、審議するそうなのですが、会議にかけて審議し、推薦するとなったらもう出願は絶対だそうです。推薦会議のために書類を提出しなければなりませんが、書類を提出した時点でもう指定校出願決定と思って良いそうです。つまり、その提出が指定校を受けるか否かの最終決定となります。その提出期限まではあと10日です。期限は確実に迫っています。担任にもこのことを相談してみましたが、次の土曜に模試があるので「今は国立か私立かを決めるのは早いけど、次の模試を受けて自己採点の手ごたえで決めるしかないね。」という結論でした。
私はどうしたら良いでしょうか?潔く推薦を断って今以上に国立一般にむけて勉強をしていくべきなのでしょうか?こればかりは自分で決めなければいけないとわかっているのですが、皆さんの意見をどうかお聞かせください。
お礼
いろいろとありがとうございました。