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自然界にモスキート音がほとんどないのはなぜ
1万数千ヘルツの高い音、キーン、と頭が痛くなるような音ですが、自然の中や街の中にはめったにありませんね。わざと出しているのを除けば。 自然の中には様々な音があるはずなのに、この世は人間の(聴覚の快・不快の)ために作られているわけではないのに、なぜあの高い音がほとんどないのでしょうか。
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個人的な見解です。 まず、身の回りにある自然のものは、大気、水、土類、生物がぐらいかと思います。 この中で、高音の成分が強調されるようなケースは、強い風の音、激しく流れる水、動物の鳴き声、樹木のこすれる音くらいでしょうか。 そもそもが、他の音や人工物による音に比べて発生源が少ないことや、発生していても、他の音と合成してしまって聞きにくいからかもしれません。 また、雷のように、近いところでは高音も良く聞こえますが、遠くで雷が鳴っている場合は、ゴロゴロと低い音しか聞こえません。 自然に高音が発生したとしても、音源から離れていることが多いため、低音の成分の方が聞く機会が多いと思います。 さらに、モスキート音になると、大人には聞きにくくなるため、気が付きにくいかもしれません。 それから、他の方が仰るように、環境に適応して進化してきたということも考えられます。 以上のことから、高音だけが発生する発生源が少ない、発生していても他の音と混ざって聞きにくい、高音は遠くまで伝わりにくい、同じ音量だとモスキート音は小さい音に聞こえる、というような理由で、自然にモスキート音がほとんどないように感じられるのではないでしょうか。
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- veryMUCH
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人間が生存する中で必要なかったのでしょう。 (可視光以外の光が感じない目と似ています) スペクトルアナライザで確認すれば、生活圏内のみならず高周波は出ています。 モスキート音域は年齢を重ねるにつれ、聞こえなくなる傾向にあります。 25~30才以降聞き取りにくくなります。 残念なことに、私も聞き取りにくい一人です。
お礼
回答ありがとうございます。
- inara1
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花火大会や雷の音は、遠くなるほど低音(ドーン、ゴロゴロ)しか聞こえてこないのを経験しているかと思います。これは、周波数の高い音ほど、空気の粘性によって減衰しやすい(遠くまで届かない)からです。周波数の高い音ほど遠くまで届かないので、よほど近くから音が出ていない限り、高い音は我々の耳は入ってこないことも一因だと思います。
お礼
よくわかりました。 回答ありがとうございます。
- potachie
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単調な音が自然界には少ないからでは? 「ない」わけではなくて、変動するから、聞き取りやすいし、違和感がないということでは? 変動する音の方が、単調な音よりも聞こえる周波数帯は上だそうですよ。
お礼
ほんの一瞬高い音が出ても、変動するから、「聞こえた」と認識しにくいということですね。 回答ありがとうございます。
- PeachMan
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>人間にかろうじて聞こえ、不快に感じる1万数千ヘルツあたりの音 セミやウグイスの鳴き声、小川のせせらぎ、風になびく枝木のざわめき…。 不快かどうかはもういいでしょう。 ほかの領域の音に埋もれているため蚊のように派手に目立ちませんけど、1万数千ヘルツぐらいならどれも含まれていますよ。
お礼
目立たないけれど、ある、ということですね。 回答ありがとうございます。
- ORUKA1951
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別に周波数に関わらず、万遍に存在しますよ。 どの周波数だって、大きければ「五月蝿い」・・・道路のそばだって、ガードの下だって。・・・でも、どこかしこで聞けるわけじゃない。もし環境にいつもあるなら、われわれは、それに適応進化して、その音が許容範囲であるようになっているだけ。 たまたま、高い音はキーンと聞こえるだけ・・ それでも、イルカや鯨や蝙蝠や、すさまじい音を出しているだろうけど、われわれには聞こえない。 >この世は人間の(聴覚の快・不快の)ために作られているわけではないのに、なぜあの高い音がほとんどないのでしょうか。 これは、進化に対して誤解している。 もしも、高い音が必要なら、それが聞こえるように進化してきたはずだ。 そもそも普通の音だって、自然界にはほとんどない。多くは私たちが出している。不快なら、それはでないように対策するし、不快でなけりゃ対策しない。 ★別の感覚、嗅覚や味覚だと理解しやすいかな。 進化の過程で、私たちの役に立つ匂い・・果物とか肉とかは、それを良い匂いとして感じるように進化した。 ・・・・食べ物や肉の匂いは良い匂いなのでしょうと聞くのは、おかしいよね。 一方、亜硫酸ガスや硫化水素、あるいは酪酸、吉草酸のような臭いは、不快と感じるように進化した。 ・・・・なぜ、それらは悪臭なのかという質問はおかしい。 さらに、酸素や窒素の臭いは感じることができない。あまりにたくさんあって、もしそれらが臭っていたら、大変だから感じないように進化した。 ・・・・それを、アンモニアは臭いのに、なぜ酸素や窒素は匂わないのかと聞かれても困る。 同様に、なぜ普段聞こえている音は、不快でないのかとか聞かれても・・・。それがあるなしではなく、そのように人が進化してきたとしか答えられない。
お礼
>不快なら、それはでないように対策するし、不快でなけりゃ対策しない。 なるほど、そうでしょうね。 回答ありがとうございます。
- PeachMan
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我々の耳が音として認識できていないだけで、超高域ノイズは自然界に存在します。 たとえば対象物の存在を超音波で識別しながら飛んでいる“こうもり”です。 こうもりに遭遇したからといって不快にはならないでしょう?
お礼
回答ありがとうございます。 こうもりなど、人間に聞こえない高い音はあるのはわかるんです。人間にかろうじて聞こえ、不快に感じる1万数千ヘルツあたりの音がないということなんです。
お礼
これはよくわかります。他の音と混ざったり、遠くの音は聞こえにくいと。 回答ありがとうございます。