いえいえ、同じ人が同じ病院に支払った医療費は、ひとまとめにして良いんですよ。
まず、領収書を人ごとに分類します。同じ人の中では、病院ごとに分類します。同一病院ごとは、日付順にでも並べておけば、分かりやすいでしょう……つまり、さらに「疾病ごと」の分類までする必要は無いのです。
2年前に実家の父が他界し、準確定申告した際、いちおう領収書1件ごとに病院・治療内容・金額・交通費を明記した一覧を表計算ソフトで作ったうえで税理士さんにお願いしたんですが、出来あがった書類の「医療費の明細」(税務署で配布している、領収書を入れる封筒の表に印刷してあるのと同じやつね)は、人・病院ごとに分類された合計が書かれていました。
結論としては、
名前/A病院/肺炎、他/支払金額○円/補填される金額○円
という書き方で問題ありません。
治療内容は、「明らかに、医療費である」ことを説明するための、確認のような物です。
たとえば600円の支払いがあったとして、実はそれが、医療費控除の対象にならない「文書料」だったとして、それを「風邪」と書いて申告しちゃうのは駄目です……が、本当に風邪のため診察を受けて、そのための支払いなら問題ないわけです。
必ず記入しなければいけない、治療内容を記入せずに申告すること自体が脱税になる、というわけではありません。が、医療費の対象であることを自己主張するためには、書いてあった方が確実です。
お礼
御礼が遅くなり申し訳ありません。 ご回答ありがとうございました。 何とか思い出して対処したいと思います。