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炭素鋼の焼きなましの精度の上げ方
炭素鋼を焼きなましをする際、硬さの理論値に対して精度の高い値を得るには、加工度が低く軟化の収束が遅いため、焼きなましの際の空冷の時間をさらに多く取ることが考えられます。 そこで質問なのですが、なぜ「加工度が低く軟化の収束が遅いため、焼きなましの際の空冷の時間をさらに多く取る」のでしょうか。 加工度が低く軟化の収束が遅いと、再結晶温度が高くなるらしいのですが、なぜ再結晶温度が高くなると良いのでしょうか。 よろしくお願いします。
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- ORUKA1951
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回答No.1
マルテンサイト(オーステナイト(γ鉄)から急冷された針状の結晶)の結晶が大きいほど、その一部が変移点でフェライトとセメンタイトからなるパーライト構造に戻るのが難しいということです。 大きな集団を「前にならえ」させるより、小さな集団を「前にならえ」するのが容易ということ。 鍛造などの加工によって、マルテンサイト構造の結晶粒は小さくなる。
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ありがとうございました。