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聖書にある、テレビントの木 とはどんな木でしょう?

テレビントの木 とは、どのような木でしょうか。 旧約聖書のエゼキエル書6-13(岩波文庫関根正雄訳)に記述があります。 英語のスペルでも結構ですので、教えていただけませんか。

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  • dontakos
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回答No.1

カナン地方の生える松科の植物(木)です。 一般にテレビンの木・・と言います。 古くは創世記12:6,7に出ていますが・・・。 「アブラムはその地を通って行き、シェケムの場、モレの樫の木のところまで来た。…アブラ ムは…そこに祭壇を築いた。」(創世記12:6~7)  「主はマムレの樫の木のそばで、アブラハムに現れた。」(創世記18:1) モレの樫の木のことです。 「彼らは手にしていたすべての異国の神々…を…ヤコブに渡した。ヤコブはそれらをシェケムの近くにある樫の木下に隠し(文語訳は埋め)た。」(創世記35:4) 「リベカのうばデボラは…ベテルの下手にある樫の木の下に葬られた。」(創世記35:8) 「アブシャロムは騾馬に乗っていたが、騾馬が大きな樫の木茂った枝の下を通ったとき、アブシャロムの頭が樫の木に引っ掛かり、彼は宙づりになった。」(サムエルII18:9) 「…サウルのなきがら…を…ヤベシュにある樫の木の下に葬り」(歴代誌10:12)   (英) telebinth ウルシ科  (英) common oak ブナ科 の2つが考えられます。 実際にはどちらかは答えが出ていません。 紀元330年頃にテレビンの木が絶滅し、その後に樫の木が植えられたので、それ以降は樫をテレビンと呼んでいる・・・と言われてますが(ヨセフス)、確かではありません。

multiphale
質問者

お礼

聖書の中でもさまざまに混同があるようですね。 絶滅したテレビンの木とは、カナン地方に自生していたマツ科の木でしょうか。 今はテレビンの木とは見られないのでしょうか。 回答ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • wild_kit
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回答No.2

 スタディバイブルですと「樫の木」となっておりました。 それを元に見つけた参考サイトから引用いたします。 <大木林:樫の木。テレビンの木。聖木として、その下で占いなどをしていたらしい> http://homepage2.nifty.com/maerd/bible/hebraica/k01.html  英語のスペルを探したのですが、”terebinthina”(松の木の一種)なんですね。 これを元に更に探してみますと、「テレビンの木・ 古代の族長アブラハムがまだアブラムという名だった頃に、カナンの地で初めて天幕(幕屋)を張った場所シケムに自生していた松科の植物です(創世記第12章6節~7節)。この木は個人で所有しているらしく、人の名を付けて「~のテレビンの木」と呼ばれていたようです(創世記第18章1~3節)」←カッコ内以下参考サイトより引用 http://elbaal.hp.infoseek.co.jp/bible-con-ta.htm どちらなのでしょうね??  あるいは両方生えていたのだが、後の書では松だけになったのかもしれません。 この『テルビン』ラテン語由来の言葉だそうです。 http://www.kagakudojin.co.jp/gogen/gogen2/g031028.html

multiphale
質問者

お礼

テレピン酸とは聞いたことがありました。 松との関連が強いようですね。 また、翻訳の際に、樫と訳されることが多いようですね。 またウルシ科との説もあるようですが。。。 回答ありがとうございます。