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利益余剰金があるのに借金が返済できないのはなぜですか?

貸借対照表で資本の部の利益余剰金(内部留保)がかなりあるにもかかわらず負債の部の借金の返済が出来ないのはなぜですか? 資産=負債+資本なので、利益余剰金も資産のどこか(現金及び預金等)に埋もれているのでしょうか? とすれば、キャッシュフロー(現金残高)で見ると利益余剰金ほど、現金は残っていないのでしょうか? 教えて頂きますと助かります。よろしくお願いします。

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回答No.2

こんにちは #1です。 この勘定科目の金額が多ければ安心ということは、一概には言えません。 また、これから述べることが全てではないという前提で読んでもらえれば と思います。 一般的な指標には流動比率や当座比率、自己資本比率など、いくつか 安全性を評価する指標があります。 流動比率(%)  流動資産 / 流動負債 × 100 当座比率(%)  当座資産 / 流動負債 × 100 自己資本比率(%)自己資本 / 総資本(負債 + 純資産) × 100 ご参考→http://fsreading.net/analysis/001.shtml ただし、流動比率が高くても必ずしも安心と言えるわけではなく、 このくらいあれば、恐らく大丈夫だろうという感じでしょうか。 ある会計日の流動比率が高くても、債権の回収率が悪いとか、 取引先が不良企業ばかりだったりすると、問題ですよね。 やはり、最後にものをいうのはキャッシュフロー(資金繰り)ですね。 どんなに損益計算書で利益がでていても資金繰りに行き詰ってしまう と黒字倒産なんてことも起こりますので・・ ご参考 → http://kabukiso.com/apply/zaimu/cashflow.html 上場している企業ならキャッシュフロー計算書が財務諸表として提出 されているでしょうから、それを見るのがよいでしょう。 最終的にはくつかの要素を考慮して安全か、そうでないかを自己責任 で判断するしかありません^^; 私もその筋に精通してるわけではないので、その辺はご容赦ください。 なにかあれば補足してください。 では

orezou999
質問者

お礼

御回答有難う御座います。 キャッシュフローが大事になるのですね。 早速、教えて頂いたURlで勉強してみます。

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回答No.1

こんにちは 利益剰余金は損益取引によって発生した内部留保を表していますが 貸方の意味は、あくまでも調達源泉を表しているだけです。 現金預金がその分あるわけではありません。 現金  50 | 借入金 200 預金 100 | 買掛金 200 売掛金250 | 資本金 300 繰商 150 | 剰余金 300 建物 450 |    1000       1000 極端な例ですが、上記のような貸借対照表で考えてみてください。 借方は1000という総資本の運用状態、貸方はその1000という総資本 の調達源泉を表します。 1000の総資本のうち、300が剰余金という 損益取引の結果として内部留保(調達源泉)しているといだけで 剰余金の実態があるわけではありません。 現金なり、建物なり、さまざまな資産として形を変えているわけです。 ですから、売掛金の回収率が悪かったり、固定資産が多かったりして キャッシュフローに余裕がなければ、負債を返済することが困難に なるということです。 また、金額的に返済できる現金預金があっても、運転資金を考慮 すると、いっきに返済することが難しいことはおわかりだと思います。 以上、なにかあれば補足してください。 ご参考まで

orezou999
質問者

補足

御回答ありがとうございます。 今まで利益余剰金(別途積立金や繰越利益余剰金)が潤沢にある会社は経営が上手くいっていると考えておりましたが 実際は資産の中にある、現金及び預金、売掛金、商品、土地や建物に化けているということで、資産の内容も 精査しなければならないのですね。 たとえば、投資有価証券などは取得価額で計上されているので評価損になっていることもあるし、 土地も取得価額なので時価に直した評価が必要になるということですね。 減価償却できるものは将来に渡り資産が減っていき、当然借金も返済することで負債も減るので、 いつも資産=負債+資本のバランスは崩れないということですね。 最後に、銀行・株主・社員を安心させるには、利益余剰金(別途積立金や繰越利益余剰金)は、資産の何に化けていると 信用が高いのでしょうか?

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