問題集のたぐいはやったことがありませんので、あくまで一回だけの受検経験から申し上げます。高得点を取れても、やはり分からない単語はいくつもありました。しかし、文意が理解できないほどの数ではありませんでしたが。
トウイックに限らず、英語能力試験はあくまで「能力試験」ですので、○○級取るための…とか○○点取るためのレベルの単語を学習する、というのは本末転倒でしょう。コンスタントに英語に触れ、「読む、聞く、書く、話す」のバランスを取りながら力をつけていくうちに「○○レベル」に達していく、というのが正道ではないかと思います。単語力だけでは、すぐれた英語の使い手にはなりえません。「読む」ということだけでも、「語彙・文法・読解力・速読力・世間一般の常識・文化理解」などがかかわってきますから。
周囲にいる英語の達人たち(英語圏での生活経験なし)に聞いても、いわゆる「でる単」や「○○向け単語集・問題集」で力をつけた人はひとりとしていません。皆に共通していることは、テレビ、ラジオ、映画、小説、専門書、新聞、雑誌、音楽等を通じて英語に触れ続けているということです。
トウイックもトウフルも、「米国でちゃんとやっていけるかどうか」を試すレベルの試験でしかありません。満点近く取れたからといって、「すぐれた言語感覚」を持っている保障にはならないテストなのです。ネイティブなら不注意なミス以外は満点をとれる問題です。米国内のハイレベル大学進学者向け学力テストに出てくる語彙の方がはるかに難しいでしょう。ですから、「超高得点」レベルの単語を「目標」として勉強するのではなく、あくまでも実際の英語に触れつづけていく過程で、そうしたレベルの単語に触れる頻度を増やしていく、というのが本来の勉強法だとわたしは思います。
お礼
ラジオ講座のビジネス英語を勉強してます。 あまり難ししとは思いませんが、聞きなれるのに 大変です。 でも単語は暗記するの結構好きなので 苦になりません。 965点なんてすごいですね 尊敬します。