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外人は舌が疲れないのですか?
日本人は話をするとき舌がそれほど動いていないと思います。 外人は舌が疲れないのでしょうか?
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あけましておめでとうございます。 > 日本人は話をするとき舌がそれほど動いていないと思います。 というような誤解が、一般に結構あるようなのですが、 一応アナウンサーから発音指導を受けたり、言語学の音声学・音韻論に取り組んでいて、現在英語圏に住んでる者としての意見です。 ★ 日本語(共通語)の発音を明確にするには、唇をあまり動かさず、舌をたくさん動かす。 例えば「ウ段」は、正式な発音では唇を丸めない。 「イ段」は、唇をそれほど横に開かない代わりに、舌の位置を上に持ち上げる。舌の持ち上げが足りないと、東北弁的な「イ」、または英語の/I/(bill等のi)のような音になってしまう。 実際、アナウンサーのような日本語の発音のうまい人達は、唇をあまり動かしていないのがわかると思います。舌をうまく動かしてるのです。 > 外人は舌が疲れないのでしょうか? これはもしかして、英語の授業で、thは舌を噛むとか、vは唇を噛むとか、rは舌を巻くとか、そういうことを習った影響でしょうか? これはあくまで初級者に、日本語に馴染みのない音を強調するために、大袈裟に表現してるだけにすぎません。 慣れてくれば、thは舌なんて噛まなくても、vは唇なんて噛まなくても、rは舌なんて巻かなくても発音できるようになります。 何語の発音が一番舌の筋肉を使うか、ということは知りませんが(最近はテクノロジーが発達してそういう研究もできるかもしれません。)、 単純に、日本人は日本語に慣れてるから、外国語の音が大変そうに感じるだけでしょう。外国人からしたら日本語にも難しい音が結構あるらしいですよ。
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- Oubli
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日本語だとほとんどの音節で母音が保持されますね。舌の位置も固定されます。 これが、英語のネイティブにとってはむしろ苦痛みたいですね。「あいうえお」 をちゃんと発音できる人は稀です。外人といっても、スペイン語やイタリア語、 あるいは中国語なんかが母国語の人は違うかもしれません。
英語ではないのですが、ブラジル音楽ミュージシャンの小野リサさんが、「日本語はのどが疲れる」と語っていました。 彼女はブラジル生まれで10歳までブラジルにいたので、ポルトガル語に慣れているのです。 でも日本生まれで日本育ちだと、日本語を喋っていて、のどが疲れるとは感じませんよね。 舌も、最初からそういう言語(英語なら英語)を喋っていれば、それがその人にとっての普通なのだろうと思います。 学習者でも何年かやっているうちに、口の動きは少しばっかり良くなってきますよ。
- ucok
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あけましておめでとうございます。結論から言うと、舌は疲れませんよ。厳密には、舌が疲れるくらいなら、疲れないように、舌っ足らずなしゃべり方をすると思います。ただし、舌も筋肉ですから、しばらくその外国語をしゃべっていなければ、その外国語をしゃべろうとする時に、うまく舌が動かなくなります。再び頻繁にその外国語をしゃべるようになれば、舌も慣れます。