「ものを溶かす」という点では, 「酸としての性質」と「酸化剤としての性質」の両方を考えなければなりません (普通の酸が金属を溶かすときには「水素イオンが酸化剤として働く」ので, 本質的に区別する必要があるかどうかは微妙ですが).
で, 注意しなきゃならないのはこの 2つの性質が必ずしも一致しないことです. 中学校レベルで出てくるのは「硫酸」と「熱濃硫酸」かな. 酸としては硫酸の方が強く, 酸化剤としては熱濃硫酸の方が強いため, 硫酸には溶けない銅を熱濃硫酸は溶かすことができます.
なお, 「100%硫酸より強い酸」のことを「超酸」あるいは「超強酸」と呼びます. トリフルオロメタンスルホン酸 CF3SO3H あたりは常用されてるような気がする.
お礼
回答ありがとうございます。 ネットで「酸」について調べていたら、「王水」という物質が出てきたものですから。