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more than 5は「5以上」と訳しても問題ないのか
たとえばmore than 5は、どの辞書を見てもはっきり「6以上」となる旨が書いてあります。しかし、高校の問題集の中には多くが「5以上」という訳が載せてあります。more thanという表現はあまり数字の厳密さにこだわらない表現だと考えて、別に気にする必要はないのでしょうか。つまり、もし正確に伝えたければmore than 5 ではなく5 or moreを使うべきということなのでしょうか。またa couple of「2の」また「2,3の」も同様な理解の仕方でいいのでしょうか。
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「more than ...」は「・・・という数を超えて」という意味です。 「・・・」の部分に来る数字が切りの良い単位であれば問題は出ませんが、小数点以下があったり端数が出る場合には状況に応じて臨機応変に適切な数字(表現)に置き換えて訳せば良いでしょう。 人数(more tha 5 people)だったら「6人以上」、長さの単位(more than 5 meters)であれば「5メートルを少し(1ミリあたは0.1ミリ)でも超えた長さ」、月数(more than 5 months)であれば「5カ月を1日(または1秒)でも超えた月数」と考えます。 しかし、あまりに厳密すぎるとかえって滑稽な表現になってしまうことに注意しなければなりません。あくまでも常識の範囲内で考えるべきでしょう。 また、大きすぎる数字の場合も要注意です。コンサートの聴衆の人数をだれかに告げる場合には、「more than 1000 people」という表現は漠然とした「1000人以上」で問題ありませんが、車の積載量など法律(規定)にかかわるような数字を表す場合には、例えば「more than 1000 kg」という表現になると問題(誤解)が生じることも出てきます。 「1000kg以上」という表現では英語の内容と異なってしまい、「1000kgを含む」ことになってしまいます。また「1001kg」という表現では「では、1000kg+1g」では良いのか」という当然の指摘が出てきます。 かといって、たとえ「1000kg」を超える数字を「0.1g」とか「0.001g」としても、それは英語の内容とは異なっているだけでなく、どこまで数字を細かくしていってもきりがありません。このような場合には「1000kgを超えた積載量」というように訳すしかありませんね。 そのようなことを考えると、「more than ...」の訳し方の原則としては最初に示したように、「・・・を超えた数字」という理解が最も良いのではないでしょうか。 「couple」については、次のような英々辞典の説明が参考になるでしょう。 a) two things or people of the same kind b) a small number of things これも場合によって訳し方が異なります。「2つ(2人)の」といういみを表すこともあれば、「2,3の」という意味を表す場合もあるということです。状況を考えて臨機応変に考えましょう。 ご参考になれば・・・。
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- plokij75
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「more than 5」は、「5より大きい(多い)」と言うことなので、「5」は含まないでしょう。 数学的には、「greater than 5」と言い、記号は、「> 5」で、「5」を含む時は、「greater than or equal to 5」で、記号は、「≧ 5」です。 「5以上」は、「5」を含めて「5」より大きい(≧ 5)と言うことなので、「more than 5」を「5以上」と言うのは、厳密性が掛けているのではないでしょうか。 でも、「more than 5」は、「5+Δ」であり、「Δ」が無限に「0」に近い小数点以下の数字とすれば、文学的表現の中で数学的厳密性を問われない状況では、「5以上」と訳しても許されるのかも知れませんね。 ただ、高校の問題集の中だと問題ありそうですが。。。 「a couple of」の「couple」は、同種のものが2個とか、二人と言うように、「two 」とか、「pair」と言う意味です。 しかし、「a couple of」を「a couple of days」のように慣用句として使う場合は、「couple」が、「infomal A few」 とか、「several 」と言う意味にも使われるので、「数日(2~4日ぐらい)」としても良いと思います。
- zak33697
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>つまり、もし正確に伝えたければmore than 5 ではなく5 or moreを使うべきということなのでしょうか。 >またa couple of「2の」また「2,3の」も同様な理解の仕方でいいのでしょうか。 この質問にはまだ回答が無いようなので投稿します。 more than 5 : 5 を超える値の意味です。従って5は含みません。 後は、話す人がどう言うつもりでかということだけです 5 or more: 5を含む正確な表現です。いわゆる日本語の5以上です。 この表現は、指摘の通り技術関係の文書でよく使われます。 では、5.5はどうなるかと言うときは、あらかじめ more than 5.0等として必要となる数値の桁数を示します。 > couple of「2の」また「2,3の」 米国人の”多く”は、明らかに”2”の意味で使います。 ”多く”と言う意味は、移民、移住した米国人もいるので 全部同じとは限らないと言うことです。 個人的経験では、「2,3の」用法はあいにくありません。 。
- momordica
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more than 5 は、「5より多い」という意味であって、5は含みません。 そのような曖昧さがある表現ではありません。 ただし、日本語にする時どう訳すべきかは、場合によります。 個数や人数など必ず整数であるものなら「5より多い」と「6以上」は同じ意味になりますので、 「5より多い」という表現が泥臭く感じるなら「6以上」と訳してもいいでしょう。 それに対し、長さや重さなど半端な値も取りうるものなら、例えば5.5などのような値も 含まれるので、「6以上」と訳すのは明らかに間違いです。 このような場合は、むしろ、誤差なくぴったり5というのを想定する意味自体があまりない ことが多いので、素直に「5以上」と訳しても問題ないことが多いと思います。 また、個数や人数などであっても、そもそも境界の値を含むかどうかということに厳密に こだわる必要がない文脈なら、「6以上」とするより「5以上」とすべきでしょう。 例えば、 more than 100 people を、「101人以上の人々」と訳したりすると、極めて不自然な印象になると思います。
- genmai59
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more than 5は5より多いという意味で、現実には「5以上」はあやまりです。でも、それでは「6以上」かというと、それも誤りです。1個2個と割り切れないものを数える場合は意味するものとしては同じになりますが、科学的な測定結果などでは、5.1、5.2といった数字はmore than 5です。けっしてmore than 5=6以上ではありません。 また、割り切れない数字の話だとしても、more than 5を「6以上」と訳して平気な人は言葉のセンスに欠けると思います。話者の意図を考えれば、注目しているのは5という数字で、けっして6ではありません。5に注目していると考えれば、正確ではないけれどイメージ的には「5以上」という訳もありえるのではないかと思います。5ではわかりにくいかもしれませんが、例えばmore than 10を「11以上」と訳すのは非常に不自然です。 それに、「5以上」という訳があるとしたら、それはmore thanがあいまいなわけではなく、日本語の「以上」の意味があいまいだと考えるべきでしょう。「5以上」は厳密には5を含みますが、日本語ネイティブの日本人でも、そこのところを厳密に理解せずに言葉を使っている人はかなり多いように思います。日本語で「5以上」と「5より多い」の区別をつけていないから、more than 5を「5以上」と訳してしまうようなことが起こってくるのではないでしょうか。 でもまあ、日本人が「5以上」には5が入っているか入っていないかにあまり気にしていない人が多いとしたら、英語ネイティブでも、more than 5に5が入っているか入っていないかは気にしていない可能性もあります。 いずれにせよ、科学論文などでは厳密に解釈して厳密に訳すべきだと思いますが、日常生活で「5人以上集まるといいね」といった話では、あいまいにとらえてもそれほど問題ないのかもしれません。
- Wendy02
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こんにちは。 more than 5 で、 >5以上」という訳 というのは間違いですね。 more than 5 の訳は、「5より以上」と書きます。 等式で書けば、 a > 5 つまり、「6以上」のことです。 日本語の5以上なら、more than 4 です。 a > 4