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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:COP15の削減義務)
COP15の削減義務についての提案
このQ&Aのポイント
- COP15の削減義務に関して、削減義務をグループ制で負わせるという提案があります。
- 技術がある国と発展したい国を少数グループ化し、最低パーセンテージを取り決め、負担と技術促進をグループ内で調整することで、効果的な削減が可能と考えられます。
- この提案によれば、技術に突出した国は技術を取り込みたい国は技術と単独で削減に挑むよりも負担軽減ができ、足並みを揃えるために技術開発や削減への取り組みが促進されると言えます。
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いい着眼だと思いますが、実際には、ではどういうグループを作るのかという点が問題になるでしょう。先進国としては、排出量削減余力の大きい途上国とグループになれば楽なのでどの国と組むかでもめるでしょう。 実は、EUは東欧諸国の削減余力が大きいため、すでに相当有利なポジションにいるのです。2012年までの京都議定書の目標など、ほぼ何もしなくても達成可能です。そういうからくりがあるので、アメリカは京都議定書から離脱した一面もあります。 だからいっそのこと、国ごとに削減義務を課すという考えを取り払い、温室効果ガス削減基金に各国からその責任、余力に応じて資金を拠出して、どの国に限らず温室効果ガスを削減できる対策の一覧表を作り、その安い方から実施していく、という制度にすればいいのじゃないかと思います。 従来の方法では、例えば日本で1トンの温室効果ガスを減らすお金を中国に持っていけば100トン減らすことができるのに、日本の目標達成のために効率の悪いことをやっているという話になるので、上記の方法を模索すべきではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど。EUは既に複合体だから目標的には達成しやすいのですね。 仮に一部が考える東アジア共同体でEUのようになったとしたら、多くの途上国が入る分、削減したかに見えやすい構図が出来るのかもしれませんね。 いや、中国があるのでむしろ増えるのか? 排出量の多い先進国が減余力の大きい途上国とセットになれば多く出す分、技術を提供して途上国の発展が止まるという途上国側の懸念が回避出来るかと思ったのですが、このシビアな会合を見ていると確かにより楽な相手と組むという争いもありそうですね。 逆に技術の高い国が途上国側から人気になるというのもあるかと思ったのですがそう簡単ではなさそうです。 国ごとの義務を取っ払えれば理想ですね。 ただ日本のように人件費も物価も高い島国では労働場所が海外に流出してしまう気もします。 うまくいく方法があると良いのですが。