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世界の主要国が有する同盟国関係は(?)
正直、このカテゴリでよいか考えでしまったのですが。(国際関係・情勢)なんていうカテゴリが…ないかね。 さて、我々日本国民で常識があれば、米国と日本は同盟国である事を知っていますが、はたして他国の状況はどのようなものか、我々は知っているか? 少なくとも、わたしは、有るのか無いのかも知らない。 アメリカは私の知る限りであれば、日本と、(確か)英国だと思うのですが(姉妹国かな?姉妹国は同盟国と違うのかな?) 言っているうちに、認識不足がまた出てきましたが…。 またアメリカの同盟国は他に在りますかね。在るとしたらどこの国ですか。 また、フランスやイタリアや中国や韓国などは、同盟国と言われる関係の国が存在 するのでしょうか? 多方面に渡る質問かとは思いますが、それぞれが知りうる範囲で構いませんので、お教え下さい。
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経済的な結びつきについて説明されている方もいるみたいですが,本来は「同盟」というのは軍事的なそれを指すのだと思います。 広く捉えれば,政治・経済的な結びつきも含めることができるかもしれませんが。 というより,国際社会において政治・軍事よりも経済的なファクターが重視される現代においては,その方が正論なのかもしれません。 例えば,NATOは,元々は純粋な軍事同盟だったのが,冷戦が終結した今ではアメリカが旧共産圏諸国を取り込む政治的な道具になっていますし,EUは長い目で見れば,当初の経済同盟から政治同盟へと変質しています。NAFTAに代表され,今アジアでも構想されているFTA(自由貿易地域)は,純粋に経済(関税)同盟でしょう。 さて,追加質問の西欧における同盟に関して。 WEU(西欧同盟)というのがあって,もともとはEC(EUの前身)の軍事部門みたいな形で発足したのです。NATOが西側諸国の強固な軍事同盟として機能していた時代には,名前ばかりの機構だったのですが,欧州諸国の中で(独仏を中心に),たまに米国から自立したい波(時期)が訪れると,「欧州のための軍隊を作ろう」みたいな機運が盛り上がり,常設部隊の設置など活性化が図られたりします。特に,ポスト冷戦期以降は,その傾向が顕著みたいです。しかしながら,例の9・11以降は,また音沙汰がなくなってしまいましたが…。 以上,全く文献・サイトを参考にせずに,自分の頭の中の知識だけで書き連ねたので,多少は事実誤認があるかもしれませんが,だいたいそんなとこでしょう。
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- SCNK
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2度目の追加回答です。 「衛星国とは具体的にどこと、どこの国がそうなのでしょうか?それとも、大概にすれば衛星国と属国の意味合いは、同じものと考えてさしつかえないのでしょうか?」 かつて冷戦時代に東欧はソ連の衛星国と言われていました。衛星国という言葉を使ったかどうかまでは覚えていませんが、モンゴル、北朝鮮、ベトナムやキューバなどは、やはり衛星国だったのでしょう。 西側でもカリブ海諸国などはアメリカの衛星国と言われたことがあるのではないでしょうか。 アメリカに対する日本とか、インドに対するブータンやモルジブなど事実上の衛星国でしょうね。 さて属国と衛星国ですが、明確な定義があるかどうかわかりませんが、属国の場合、国家主権の存在があまりないような意味に感じますね。衛星国の場合だと形式的には独立国のようですが。そういえば傀儡国家という言葉もありました。 かつてのソ連邦内の共和国なんかが属国ですかね。冊封体制下の朝鮮なんかも属国でした。でも実質的な意味を含めば結局、衛星国と同義になるかもしれません。
お礼
大変参考になります。ありがとうございます。 再三申し訳ないですが、お判りになれば、お答え願いたいです。 >アメリカに対する日本とか >事実上の衛星国でしょうね。 韓国も日本と同じように、アメリカの衛生国と言えるでしょうか? また、英国に対する、オーストラリアなんかも、衛星国的といえますかね?
- tnt
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全部は答えられないですが(多いですからね) カナダとアメリカは、NAFTAという特別な体制を敷いています。 形の上では貿易だけの協定ですが、実際は関税以外については 垣根を完全に取り払っていますから 同盟国どころか、事実上運命共同体です。 アメリカとイギリスはそこまで行っていません。 でも、フォークランド紛争の時、そして、アフガンでも 軍隊の一体運用が行われています。 日本と米国でも難しい運用です。 アメリカにとっての、真の、対等に近い同盟国はこれだけでしょうね。 あとは、アメリカが生き残るための 国々。軍事基地があるところ(日本を含む)が、それに該当するでしょう。 フランス、イタリアには、旧植民地を中心に、 同盟国が沢山あります。 まあ、そのまえに、フランスとイタリアは今はほぼ完全な同盟国です。 ユーロの衝撃って、ものすごいんです。 中国には同盟という考え方がありません。 同盟というのは対等に近い関係ですが、 中華思想というのは、基本的に、 中国を中心に地球が回っているという思想ですから 対等に近いことはありえないんです。
お礼
有難うございました。 いろいろ勉強になります。
補足
>中華思想というのは、基本的に、 >中国を中心に地球が回っているという思想 「基本的に」ということであれば、「中国を中心に地球が回っているという思想」ではないとおもいますよ。 歴史的に持っていた中華思想(天下観)が、現在の中国に影響を与えているとするるなら、として初めて、 「簡単に」すると、「中国を中心に地球が回っているという思想」であると言えるとおもいます。 中華思想の「基本」は、天の下に、中央の「天子」を中心として、ピラミッド型的に限りなく広がる、「天下観」です。 ですから昔の中国人の概念に「国境」というものは無く、中華(文明)を中心とした文明の広がりがはてしなくあった訳です。 ご存知であれば申し訳ありません。(せっかくの回答に対して、「ケチ」をつける様な形となりまして…。) 今後ともよろしくお願いします。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
条約としての同盟は、防衛白書に確か載っています。そちらをご覧ください。 条約がなくても、実質上の同盟もあります。というよりそちらの方が重要でしょう。条約というのは、早い話が契約書です。実質的な同盟がなければ、ただの紙くずです。 それと同盟といっていながら実質的には衛星国だったり属国だったりなんてことはざらです。
お礼
ありがとうございます。 >それと同盟といっていながら実質的には衛星国だったり属国だったりなんてこと>はざらです。 そうですね、日本とアメリカの同盟を対等と思っているひとは殆どいないのじゃないですかね。 それが「不平等条約」でなくとも、実際は互いの国力等で微妙な(格差有る)関係になるのは、否めないですもんね。 衛星国とは具体的にどこと、どこの国がそうなのでしょうか? それとも、大概にすれば衛星国と属国の意味合いは、同じものと考えてさしつかえないのでしょうか?
- ryon2
- ベストアンサー率37% (110/292)
餅は餅屋、外交のことは外務省に聞くのが一番!? 外務省のホームページに世界各国の情勢が紹介されています。その中の「外交基本方針」にその国の同盟関係が書かれています。参考URLはカナダのものです。それによると、カナダはNATOの一員なので、アメリカの味方ですね。アメリカの味方の国を「西側の国」といいます。 アメリカの同盟国はたくさんあります。NATO加盟国は全部そうです。他にも日本、韓国、イスラエル、その他、英語をしゃべる国全部ってとこですか。 フランス、イタリアはNATO加盟国なのでアメリカの味方です。でも、フランスはある程度距離を取っているみたいです。中国はある意味、独自路線をとっています。北朝鮮と仲がいいようですが、同盟というより、北朝鮮をお世話してあげているといったほうが良いかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 ご教授のURLにより、なんとなく解かったような感じです。 「NATO」は同盟と、たしかにいえますね。 しかし、西欧は他に独自の同盟関係は無いのですかね? (簡単に言えば)アメリカは、日本や韓国やその他を守り、また同時にNATOの中心的な存在でもあるわけですか。 アメリカは、なんとなく解かりましたが、ご指摘の「外交基本方針」を見る限りでは、まだしっくりと解かりませんでした(ーー;) しかし、明確に理解の助けとなり、進歩いたしましたので、ありがとうございました。
- may-may-jp
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アメリカの場合は、アメリカ軍基地のある国はとりあえず同盟国ではないでしょうかね?日本、韓国、トルコ?など・・・。 それから、NATO(北大西洋条約機構)も一つの「同盟」ではないでしょうか。 そのくらいかなあ・・・。
お礼
早速の回答有難う御座います。 NATOもそうなんですか。(私には「同盟」と言うほどの結び付きは感じていませんでしたが) 私の「同盟」というものに対する認識に誤りがあるのでしょうか…。 (なんか、ニュアンスの違和感をかんじます。) しかしながら、お早い回答ありがとうございました。
お礼
なるほど‥。ありがとうございます。 今までの回答を拝見するに感ずるとこは、 やはり、世界の同盟をみると、米国を中心に、 「米国主導で回っているのかなぁ」って感じですかね。