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金属の熱処理
圧延された金属を融点の半分くらいの温度で処理したらきれいに配向したのですがこれはどういう原理なのでしょうか?ご存知の方いらっしゃいましたらご教授願います。
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- codotjtp
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回答No.3
何の金属で検証を為さっていますか?
- AoDoc
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回答No.2
説明不足でしたので再度。 金属は圧延のような塑性加工を受けますと、硬く強くなります(加工硬化 )。結晶内には大量の転位やすべり線が残り、残留ひずみが存在します。加工を受けた材料をある温度で熱処理しますと、転位やひずみのない新しい結晶ができます(再結晶)。加工前の状態に戻ります。材料の試験をするとき試験片を作りますが、試験結果に影響する加工をひずみを取るために「ひずみ取りの熱処理」を行うのは再結晶現象を利用しています。実際の製品でも加工ひずみや残留ひずみが残ると都合が悪いときもこの熱処理を行います。
- AoDoc
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回答No.1
「きれいに配向した」という意味が良く分かりませんが、「きれいな結晶粒組織」がと言うことでしたら再結晶現象と思います。金属はそれぞれ再結晶する温度を持っています。また、強い変形を与えると小さな再結晶が得られます。「再結晶」で検索しますと組織写真など見られると思います。