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色弱って治療可能性が将来あるんですか?
私は、色弱は絶対に治らないものと教わってきました。最近、サルかなんかで色弱の治療が出来たとか言うニュースを聞きまして、記事によれば人間も将来、色弱を治せるとのこと。 http://www.excite.co.jp/News/column/20090917/Nationalgeo_53174378.html できれば、専門家の方にお伺いします。 早ければ(ブレークスルーなどもありうるとして)いつぐらいに我々人間の色弱治療が可能になると思われますか? そもそも、近い将来に色弱治療は可能になると思いますか?
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専門家じゃなくてすみません。色弱の当事者です。 リンクの記事を読みましたが、治療法はまず確立しないと思います。 相談者さんも色弱なんですよね?記事を読んで違和感なかったですか? >日常生活では、秋の紅葉や夕焼けを十分に楽しめないほか、 とか >生い茂った緑葉の中から果実を見つけられるようになったのだから とか。 この博士は、色弱の状態と理論はわかっているんですが、色盲の人間が色をどのように認識しているのか、全く理解していないのです。 色がわからないのではなく、違う色に同じ認識を持って見えていることがわかっていない。 色盲者は、先天的に受容体がないので、生まれてから一度も正しい赤というものを知覚したことがないのです。 視力を使わず、脳に直接電気信号で赤を知覚させても認識できない訳で、赤が赤いことを知らないのです。 だから赤を知覚できるようになっても、赤と緑が判別しやすくなるだけで、秋の紅葉や夕焼けを十分に楽しめるようなことはなく、見たことのない別の景色が見えるに過ぎません。 研究者でこの程度の認識なんですから、薬学師や臨床師、認可をする役人が、健常と色盲の違いを説得できるはずがない。 そこに脳を遺伝子レベルからいじくり、神経を薬物制御する倫理問題も発生するわけで、色弱の人間がそこまで望んでいるかというと、脳死問題やクローン技術ほど生活に深刻でないために、踏み込まないのではないでしょうか? 眼鏡のように、メカニカルで認識力を補正する技術のほうが早いと思います。メンテナンスとバージョンサポートが楽ですから。
お礼
>色盲者は、先天的に受容体がないので、生まれてから一度も正しい赤というものを知覚したことがないのです。(中略)だから赤を知覚できるようになっても、赤と緑が判別しやすくなるだけで、秋の紅葉や夕焼けを十分に楽しめるようなことはなく、見たことのない別の景色が見えるに過ぎません。 なるほど。確かにそうですね。 >研究者でこの程度の認識なんですから、薬学師や臨床師、認可をする役人が、健常と色盲の違いを説得できるはずがない。 う~ん、、、ただ御自身が色弱の研究者の方もいらっしゃると聞いたことがありますし、認可するお役人さんの中にも色弱者の方はいらっしゃるかもしれないので、「はずがない」とは言い切れないかもしれませんね。 >そこに脳を遺伝子レベルからいじくり、神経を薬物制御する倫理問題も発生するわけで、 確かに大きな問題だと思います。 >色弱の人間がそこまで望んでいるかというと、脳死問題やクローン技術ほど生活に深刻でないために、踏み込まないのではないでしょうか? そうかもしれません。ただ、私個人は色弱で苦労することは結構ありますし、治療は切望している立場です。 >眼鏡のように、メカニカルで認識力を補正する技術のほうが早いと思います。メンテナンスとバージョンサポートが楽ですから。 そういえば、そんな話もありましたね。調べてみます。 ありがとうございました