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風のとがには…(西行)

閲覧ありがとうございます。 この句↓の意味を知りたいのですがわかる方いらっしゃいますか? 「春ふかみ 枝も揺るがで散る花は 風のとがにはあらぬなるべし」 ネットで検索したりしてるんですけどなかなか意味が出てこなくて…。 知ってる方がいらっしゃいましたら回答お願いします。

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回答No.2

直訳ですが、「春が深いので(季節が進んで)枝も揺らさないで散る桜は、風のせいではないだろう。」⇒「桜の花が散るのは、季節の移ろいによるもので、他のせいにしても仕方がない。」という意味ではないでしょうか。

noname#119491
質問者

お礼

回答ありがとうございました^^ なるほどです、ようやく意味がわかってすっきりしました(笑) 西行という方の他の和歌にも興味がわいてきたのでまた色々と調べてみたいと思います♪

その他の回答 (2)

回答No.3

   風姿花謡 ~ 今昔さくら怨霊伝 ~    願はくは花のもとにて春死なむ そのきさらぎの望月のころ(西行)    夢に老桜の精が現れ「桜の咎とは何か」「桜はただ咲くだけで咎など あるわけがない。煩わしいと思うのは人の心だ」と西行を諭す。 ── 世阿弥・能楽《西行桜 1336~1573 》   <PRE>  孔子     儒教 -5510928 中国 -4780304 73 /庚子11.0827-1021~敬王41.0311-0512  釈迦 牟仁  仏教 -4660516 印度 -3860311 79 /孝昭 9.0408~孝安 6.0215(擬説)  西行 法師  歌人 1118‥‥ 河内 11900323 73 /元永 1.‥‥~文治 6.0216 ────────────────────────────────  世阿弥    能楽 1363‥‥ 京都 14430901 80 /正平18/貞治 2.~嘉吉 3.0808/観阿弥の子  梶井 基次郎 作家 19010217 大阪 19320324 31 /旧暦明治33.1229~昭和32.0218 </PRE>    西行は、孔子や釈迦の命日と同じ季節に死にたい(春死なむ)と詠い、 みごと願いをかなえたと伝えられています。  後世、さまざまの隠喩が生まれ、ついには俗謡にも波及します。   ♪「鬢のほつれは枕のとがよ、それをお前に疑われ、つとめじゃえ、 苦界じゃ、許しゃんせ」 ── こびん【小鬢】頭の左右前側面の髪。 びん。「―のほつれ毛」 ── 《大辞泉:JapanKnowledge》 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050506 さのさ ~ 機微・機敏・小鬢 ~   (髪が乱れたのは枕のせいよ、他の客と何かあったわけじゃないわ)    わたしが出会った文学青年も、夙川の桜の下を、車で通過した数日後 (0421旧暦0329)に、割腹自殺を遂げています。  同乗した上司によると、つぎの一節を思いだして語ったそうです。   ── 桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃない か。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しか しいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_19793.html ── 梶井 基次郎《桜の樹の下には 192812‥ 詩と詩論 第二冊》  

noname#119491
質問者

お礼

回答ありがとうございます^^ 西行という方は桜に関する和歌をたくさん残している方のようですね。どれも風情を感じるものばかりで素敵だなと思います。 この回答を参考にさせてもらいつつ自分でももっと調べてみたいと思います!

  • Ahiru-san
  • ベストアンサー率49% (50/102)
回答No.1

とが の意味ですね。 科(とが)は罪。前科の科です。 「晩春に枝も揺れないのに花が散るのは風のせいではないんだろうね」 なんとも風情のある観察ですね。

noname#119491
質問者

お礼

回答ありがとうございました^^ 本当に風情がありますよね。 本を読んでいてこの歌がその中に少し出てきたので、どういう意味か気になって質問させていただきました。 和歌自体に興味がわいてきました^^