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病院就職が多いカイロプラクティックの学校
○○カイロプラクティックドクター○門○院という学校に進学したいと娘が言っており、調べたところ、かなり悪徳の学校だということがわかりました。 入学者は多いようで、卒業後開業している人も多いですが、あまりにも誇大広告が多く、娘のような若い子が惑わされるような書き方で、親として憤慨しています。その学校に進みたいという娘を説得するのも一苦労です。カイロプラクティック自体は、素晴らしい医療だと思いますので、きちんとした学校で学ばせたいと考えています。 該当学校のHPでは、就職先の病院が30件くらいあり、中には名門中の大病院までもが入っています。もしかしたら、入学前から理学療法士などの資格を持ち、卒業後カイロプラクティックではなく、理学療法士として就職しているのかと思い、この学校に確認したところ「すべてカイロプラクターとして就職している」とのことでした。「ただし、今現在は募集はありませんが」とのこと。 病院でカイロプラクティックを取り入れているとは知らなかったので、該当の病院に問い合わせたところ「カイロプラクティック科もカイロプラクターもおりません」との返事でした。 あきらかに、入学希望者を募る誇大広告だと思います。こういう学校の誇大広告などを取り締まる規制はないのでしょうか? 普通だったらやり過ごしますが、電話での応対で詐欺まがいと思わせるような流暢な説明で、不愉快でした。
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- o120441222
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No.1です。補足ありがとうございます。 >逆に、「そんなことしてもらっても、根本治療できるわけない」 と常々感じております。 カイロプラクターがレントゲンを撮り、その診断を元に治療するの なら根本治療といえますが、恐らくレントゲン上は何も変わってい ないと思います。 >国家資格に関しましても、もともとあはき法は目の不自由な方を 守る上でできた法律だと認識しております。 出来た理由はどうあれ、有るか無いかかが大問題です。 理由は知識・技術がある程度均一に出来るからです。カイロはこの システムが無いので、日本でしているカイロが、海外で行われてい るものと同じとは到底思えません。ですから海外での体験はあまり 意味をなさないと考えています。 >マッサージは国家資格であるものの、無資格者も多いので、無法 地帯ですよね? だから違法行為に便乗して良いとは思いません。マッサージ師は無資 格治療以外にも、法律で広告などいろいろな制限があります。 “無法状態” とはカイロを直接取り締まる法律が無い という意味 で使いました。マッサージ師、鍼灸師はあはき法、柔整師は柔整師法 で取り締まることが出来ます。カイロ法というものがありません。 三浦リポートの考察を読みました。医学的検証はさておき、どの症例 も 「カイロを受けて悪化した」 というのが基本です。筆者もカイ ロプラクターの技術、知識の未熟さに警鐘鳴らしています。 筆者は締めの言葉に 「一回目の治療で悪くなったカイロを二回目受 けますか?」 と言いい、症例自体に懐疑を抱いています。しかし巷 のカイロプラクターは「好転反応だから絶対に治る」とよく言います。 私は二回目を受けることに疑問を感じませんでした。 >それは「脱サラ後、1カ月で開業」という人がいるからですよね。 あまりにも多すぎます。 それとは別に私はカイロという技術にも疑問を持っています。 私は実際にある患者さん(腰椎辷り症)を例に、一年前と一年後のレ ントゲン画像を調べました。椎間板は明らかに普通の生活で劣化する レベルの域を超えていました。私も最初見た時はビックリしました。 >ほとんどの国では、カイロは法制化されていて、医師と同等のステ イタスもあると聞いています。(アメリカに住んでいた時、カイロプ ラクティックに通っていたので) 先ほども書いたように、アメリカで行っているものと日本で行ってい るものは全く違うと思います。日本ではレントゲンが取れないですか ら、危険といわざる得ません。冷静に考えてみてください。日本の講 習会レベルのカイロ師が、六年間勉強してきた医師と同じなんておか しいですよね。法制度が無い以上、極論で考えるしかないと思います。 >私は、あくまでも「きちんとした勉強ができるところ」を探しており、 ここまで長い前置きでしたか、今まで書き連ねた理由から、そういった ところは日本には “無い” と思います。 またそれを見抜ける力は学生にはないと思います。 ここでご提案ですが、まずはマッサージ師の資格を取ってはいかがでし ょうか?まずは基礎的な知識をつけた方がいいと思います。これは今の 日本の制度下では、国家資格以外にはありえません。貴方も看護婦なら 解剖や生理の大切さはお分かりだと思います。 マッサージ師としてカイロプラクティックを学ぶのが最善だと思います。
- o120441222
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(*) 整体とカイロプラクティックには定義がありませんから、 文中の「整体」「カイロ」は同じものだと思って差し支えありません。 カイロプラクティックが止めた方がいいですよ。 >就職先の病院が30件くらいあり 嘘じゃないですか? どこの世界に無資格の素人を雇う病院がありますかね?? お察しのとおり、あらかじめPTの資格を持っているなどだとおもいま す。こちらに調べる術はありませんから、てきとーなことを書いている のです。 まず整体、カイロは民間資格は多数ありますが、これらには公的な力は 一切ありません。極端なはなし紙切れと同じです。例えば私がPCで 作った、免許や修了書でも全く問題ないわけです。もっと言えば、何も なくても明日から営業は行えます。 >カイロプラクティック自体は、素晴らしい医療だと思いますので、き ちんとした学校で学ばせたいと考えています。 そうでもないですよ。 整体やカイロなどは背骨に主眼を置き、スラスト法と呼ばれる方法で、 骨をポキポキ鳴らして治療をします。ですがこの理論には根拠が一切な いどころか、椎間板という背骨と背骨の間にあるクッションの劣化を進 めてしまう、大変危険な治療方法といえます。 ただその時は一時的に楽になるので、患者さんは通ってしまうようです。 でも結果的には、痛みの出る期間が短くなったり、今までにない痛みが 出ることになります。 このことは医師向けのテキストに書いてありますし、厚生労働省も警告 しています。 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html その中でこんな文章があります。 カイロプラクティック療法については、従来よりその有効性や危険性が 明らかでなかったため、当省に「脊椎原性疾患の施術に関する医学的研 究」のための研究会を設けて検討を行ってきたところである。今般、同 研究会より別添のとおり報告書がとりまとめられたが、同報告において は、カイロプラクティック療法の医学的効果についての科学的評価は未 だ定まっておらず、今後とも検討が必要であるとの認識を示す一方で、 同療法による事故を未然に防止するために必要な事項を指摘している。 要するに「整体カイロが体に良い根拠は今のところ無く、良いか悪いか は分からないがとにかく危険性はある」ということです。 最近ではソフト整体と称し、スラスト法を行わないものありますが、こ れはこれで大問題です。なぜかというと、無免許マッサージが行われて いるからです。マッサージは 「医師とマッサージ師」 にしか法律で 認めらていません。苦肉の策で、ソフト整体、クイック、ボディケア、 リフレクなどの言葉で言い逃れていますが、マッサージには定義があり ますので 「俺のやっているはマッサージでなくて整体だよ」 いくら 主張しても認められません。実際に摘発例もあります。 まぁここまで色々書きましたが、この業界は文字通り無法地帯です。整 体師を目指す看護婦に、お金で医学博士を取らせたりと、ここでは到底 書きつくせないほどのことがあります。 >きちんとした学校で学ばせたいと考えています。 管理監督する国所轄の公の機関がありませんから、絶対にないと思いま す。整体カイロは非常に危険な業界です。 この手の資格を取りたいなら、鍼灸師かマッサージ師ですね。整骨院・ 接骨院の柔道整復師も国家資格ですが、これはこれで大きな問題があり ます。ここでは割愛させていただきますが、お勧めは出来ません。 http://www.zensin.or.jp/03_shikaku/shikaku.html ↑ここで国家資格の情報が得られると思います。ご参考ください。 整体師やカイロプラクターをはじめとする無資格者は 「患者さん体に 触り、治療をする」 という行為を軽視しすぎです。ある無資格治療院 のHPで、院長略歴を見ていましたらこんな記述がありました。 ・サラリーマン時代、趣味で整体治療のセミナーに通う ↓ ・脱サラ後一ヶ月で開業 これには開いた口が塞がりませんでした。国家資格者は国指定の専門学 校を三年通い、国家試験に合格しなければなりません。そのほかに入学 試験、定期試験や卒業試験があります。国家資格とはこれらを突破して きた証明であります。 「私は三年間勉強をして、国から認められました」 というのが治療を始める前、患者さんに対して最低限の礼儀だと思います。 たった一ヶ月で、体のこと、治療の何が分かるのでしょうか?? 何か間違っていると思いませんか??? これでは事故が起こっても何も不思議ではありません。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2779275.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5233823.html このような業界にすすみたいのなら、国家資格を選ばれてください。 国家資格とは理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、鍼灸師、マッ サージ師などです。PT、OTは基本的に病院勤務です。鍼灸師、マッ サージ師は病院の就職先もありますが、PTなどに比べると数はかなり 少ないです。ほとんどが鍼灸院などの治療院か、開業になると思います。 これらの職業には技術や知識は最大の武器になります。正しい知識を身 につけ、腕がよければ流行ると思います。それには日々研鑽を積むこと を怠らず、どんな情報も貪欲に吸収しようとする姿勢・努力が必要です。 努力と同じくらい、もしかしたらそれ以上に重要なのがセンスです。残 念ながらセンスの差は、どんなに努力をしても埋まりません。テストで どんなにいい点数を取り、どんなに知識が豊富でもセンスがなければ厳 しいですね。センスがあまりにも無いようだったら、速やかに別の道に 就かれた方がいいと思います。 スイマセン書き出すときりがないので、この辺で止めます。 長文失礼しました。ご参考になれば幸いです。 何か疑問がありましたら、遠慮なくお聞きください。
お礼
詳しく説明していただきまして、ありがとうございます。 ただ、私の親戚が海外のDC(Doctor of Chiropractic)を取得し開業して数十年になり、整形外科では到底できない適切な治療で、患者さんがたくさんきています。私自身、看護婦として病院勤務をしておりました。整形外科は腰痛や肩こりで見てもらっても、せいぜい湿布や痛み止め薬、赤外線や牽引ですよね? 逆に、「そんなことしてもらっても、根本治療できるわけない」と常々感じております。 国家資格に関しましても、もともとあはき法は目の不自由な方を守る上でできた法律だと認識しております。マッサージは国家資格であるものの、無資格者も多いので、無法地帯ですよね? 医師がカイロの危険性をうたっていることに関しては、こちらは詳しく勉強しました。三浦レポートといって、ほとんどの根拠なく、調査団も医師だけによるもので、かなりいい加減なものを、当時の厚生省が記録してしまった、というものではないのでしょうか。 整形外科医による三浦レポートの研究を見つけましたのでリンクを貼っておきます。 http://www.chiro.jp/miuraReport01.html 私は、あくまでも「きちんとした勉強ができるところ」を探しており、カイロプラクティックに対して不信感はありません。ただ、きちんと学ばない人と、そうでない人が混在している、また国が何も対処しない、ということで、学ぶ側からするとどうしたらよいのだろう、と思い質問しました。 カイロプラクティックは危険、と断言されていらっしゃいますが、それは「脱サラ後、1カ月で開業」という人がいるからですよね。 ほとんどの国では、カイロは法制化されていて、医師と同等のステイタスもあると聞いています。(アメリカに住んでいた時、カイロプラクティックに通っていたので) ちなみに、私の腰痛は整形外科ではまったく治らず、カイロを数回受けてよくなりました。 もちろん、日本では法制化されていませんが、有資格(?海外の)先生でした。