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なんで野次馬したがるのか

大変単純な質問なのですが、 最近「野次馬」をするという行為について大変関心を持っています。 何かこの行為に関することで述べられている文献などがあれば教えてください。 よろしくお願いいたします。

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回答No.2

こんにちは、 残念ながら、HPや参考文献は思い浮かびませんが… 一言で表される、野次馬という行為も、分解してみると 複雑な(個人)心理と集団心理の複合のように思います。 まず、近くで起こった事件や出来事に見に行くか、行かないか、の個人的選択があります、 ここで、やっている事をほったらかし…または、(行動する)面倒臭さを上回る好奇心(※)が 発生することで、事故(事件)現場に走ります。  ※事が起こった時の状態がやるべきことが在るのか、または、   そのやっていることの優先順位によって、野次馬に走るか、走らないかが決まります。   中には、事が起こると必ず野次馬するという、刷り込みに近い観念をもった人もいます、   こういう方々にとっては、何よりも好奇心を充たす事が最優先順位にあります。 尚、一人では、好奇心が上回らない人でも、他人との同調性の強い人は、 誰かに誘われたり、周りの人現場に向かうことで、野次馬化します。 どちらかというと、こういうタイプの主体性の無い野次馬が大多数かも知れません。  そして、こういった主体性の獲得は、個人の個人性の確立…人は人、  私は私との、個人のアイデンティティの発達と関連しているだろうと思われます。 そして、主体的に野次馬になる人の心理的動機の根っこには、 「現場に行けば(現場に居れば)リアルタイムに事実がわかる」との 思い込みに近い考えがあるように感じられます…こういった人は、 もしかして、テレビの現場中継に一日中かじり付くような人かと思います(笑) このように、何処から分析するか、どこまで分析するかで、 個人の(性格的な)心理傾向とその傾向を育てた発達心理、 そして集団心理など心理学の分野も、色々と多岐にわたるものと思われます。

  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.1

同調行動と呼ばれている現象の1つですね。 wikiではこのように書かれています。社会心理学関連の本を読まれるといいかもしれません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E8%AA%BF%E7%8F%BE%E8%B1%A1 野次馬の場合は情報が十分与えられておらず、心理的負担(興味)が高まっていると発生しやすいとあります。 言い換えれば見ないと損するかもという心理がはたらくのです。 特に自分が危険な場合にいるほど、バイアスがかかりやすくなります。 以前テレビで三陸沖地震の津波の様子が放送されていました。 海が引いたら津波の心配があるので避難を考えるはずです。 ですが、何故か引いた海を一目みようとした人々につられてやじ馬が集まってきました。 そして浜辺では引いた海のおかげで多数の魚が取り残されていたそうです。 群衆はなぜか浜辺で魚を捕り合って、津波の犠牲になった人が大勢いたとのことです。 これを逆手にとったのが避難する人です。 地震の懸念が強まると誰でも避難かどうしようか迷う物です。 そして、大抵は様子を見ようとその場に留まろうとします。 そんなとき、外にさっさと避難する人がいたら・・・これも実験の結果明らかになっています。