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エントリーシートが「ちょっと良い話」になります
現在就職活動中の身で、エントリーシートなるものを書いております。 が、 書いていて思うのが、 「 なんだ、この『ちょっといい話』は!!? 」 ということです。 学生時代がんばったこと・苦労したことなどの体験談が多いと思いますが、書いていてびっくりするくらい「いい話」になってるんです。なんだか、こう、ドキュメンタリーとか雑誌のインタビューとかにありそうなような…(汗) 指定文字数内で事実をまとめて且つアピールしようとするとそうなってしまうわけですが、 なんか嘘臭く見えはしないかと心配です。【←ここが一番質問したいところです!】 私は理系ですが、よく先生から「君の文章は文学部のような分野まらOKだろうけど、論文向きではない」と言われています。変に小説風に書く癖があって、それがおかしいのでしょうか… 指定文字数が200字や400字だったら箇条書きにするなど事実をアピールする系の書き方ができますが、 1000字とか2000字とかになってくると、「ちょっといい話」になるものじゃないですか?
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- east-with
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理科系(主に環境科学)の文章の構成をお話します。まず、理科系文章とはデーターで相手に納得させることです。ですから、人情話など人の心に感動や感激、つまり相手の心に共感を覚えさせるものではない。 少し話を脱線します。特に今回の質問に直接関係ない、いや全く関係ない小説の体系です。小説の文章は、人間を描く、読者を笑わせたり感動させる、話に急激な展開を作り驚かせる、結末は最後は例えばサスペンスなら犯人が罪の念を持ち後悔するシーンに終わる。そのため、テンポや歯切れのよい文章を考える。その歯切れのよい文章は理系にも必要ですが、相手に展開の進み方を感動させる必要がありません。分からないなら、志賀直哉「和解」新潮文庫の話の展開でも考えて下さい。たぶん、「和解」は作者とその父の争いで、縁を切られて、最後に何か知らずに和解する事になる。つまり、「和解」は自分と全く関係ない人が縁が切られようが全くどうでもいい。いや、話の内容が不快だ。だから、あなたの書き方はこんな感じではないの?私の好きな作家は村上春樹です。村上春樹の「ノルウェーの森」は最高です。ですが、今回の話と筋道がありません。尚、この書き方は回答者の変質度、いや変態で文章が構成的に可笑しい。だから、決して真似るべきではない。 小説の書き方の話をした。それが理科系文章とどこが違うか述べた。では、理科系の文章はどう書くべきかを話そう。理科系文章は5W1Hで書く。それはWhen/Where/Who/What/Why/Howの事である。英語が分からないのなら日本語でも書こう。いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように・・・という6つのキーワードを入れる。つまり、理科系文章は事実を話すべきで架空の話をしない。机上の空論が好きなら文学部国文学科でも転部しなさい。でも、物理で机上の空論があるから、そんなこと言うのは酷すぎるだと。そんな事はない。理論物理学は数学や数式のカタチで証明しているから問題はない。誰もが同じ計算をしたら同じ結果になるから客観性がある。いや、科学全般は同じ実験環境下ではほぼ誤差がなく普遍的な結果が得られるという事。それが、科学として当然あるべき研究方法なのである。 科学文章の書き方の中級編。科学文章は、文章に冗長的な表現がなく簡潔に述べること。次に、専門用語で書ける箇所はその用語を使い、次に数式の書き方も決まっている。このような書き方は目指してほしい。 さらに、難易度の高い上級編。理科系文章は事実と意見に明確に分けて書く。事実と意見が混在する文章は理科系文章として価値がない。だから、事実とは測定結果や他人の研究成果や論文などであり、意見とはそれに関する自分の感想である。理科系文章は「研究目的・研究方法・結果・考察」という書き方が基本である。研究方法や結果は事実であっても、考察は意見なのである。そのような区別は科学者として持つべきだろう。 さらに、環境科学の研究法を一言アドバイス。理論と現場を行き来して研究する。それは生態学の理論を知ることは大切だが、実際に淡水域や海洋や森林などで生物調査や分類や個体や群集を測定する。つまり、実際に調査する事が大切で、それを理解するには理論が必要。だが、最初にすべきで自分の足で調べる事なのである。 理科系の技術者として書くべき文章を述べます。人に感動させたり心に打たせる文章は、ビジネス文章としても失格です。ビジネス文章はデーターで物を言う姿勢が必要です。ただし、グラフや表でいえない事をいう姿勢、つまりオーバージェネラリゼーション(論理の飛躍した一般化)というのは避けましょう。
- hoihi44
- ベストアンサー率39% (96/244)
おそらく余計な書き方をされているのではないのでしょうか? 小説的な文を書く人って、妙な癖があったりするんですよね。 感情的って言うんでしょうかね。 それゆえに文章がおもしろいと思うわけなのですが…。 嘘臭く見えないかどうかというよりも、読んだ人が「結局何が言いたいの?」と思われないようにはしたほうがいいですよ。 体験談書くときに気をつけなければならないのが、やたらと長い蛇足的な文章にはしないことです。 エントリーシートが体験談でほとんどが占められたら、それこそドキュメンタリーですしね。 要点だけを抜き出して、ある程度まとめましょう。 文章に不安があるならば、本屋などでエントリーシートの例文が載っている本でも買ってみたらどうでしょうか? 結構勉強になりますよ。
お礼
回答ありがとうございます! 確かに、論文作成のときは「そんな言い回しはいらない!」とか結構言われました。もっと簡潔にまとめられた方がいいですね。 >「結局何が言いたいの?」と思われないようにはしたほうがいい その通りですね。だらだらと文章を書いて要点が見えないというのはありがちなので、気をつけたいです。 本も買って読んでみたのですが、webエントリーで文字数が多い例ってなかなか見つからなくて…。フリースペースに手書きならまだ書きやすかったのですけど、難しいですね。もうちょっと色々探して研究してみます。 お勧めなどあれば教えていただけると嬉しいです。
事実を歪曲しない範囲であるなら大丈夫だと思います。また、事実が伝わりにくくなるような表現も控えた方が良いと思います。 回答とは違いますが、事実をいい話に書きかえれるっていうのは一つの長所ではないでしょうか?要するにビジネス的な文書を扱うより、文章で表現する仕事が合ってるんじゃないかっていうことです。 普通にそういうことが出来てしまう、という特徴は逆に長所としてアピールできるかも知れないですよ?論文に強くても表現が下手な人だっているでしょうから。 質問文を見ても、読みたくなる文章だった気がします。パッと目を引く題名に「上手いなぁ~」と思ってしまいました(笑)
お礼
アドバイスありがとうございます。 まさかお褒めの言葉をいただけるとは思わなかったので、嬉しい気持ちになりました! 文章で表現する仕事…思い切って違う業種などでも何か考えてみるのもいいかもしれないですね。参考にしてみます!
お礼
いっぱいアドバイスくださって、自分の頭の中でいろいろ考えていたらお礼が遅くなってしまいました。申し訳ございません。ありがとうございます。 問題は「エントリーシートをどういう位置づけで捉えるか」だと思います。 通常、就職のための応募書類ですから、ビジネス文書としての扱いなのでしょうが、 例えば「学生時代にがんばったこと」「自己PR」などに関しては、データを示す必要があるのも確かですが、ある種「人に感動させたり心に打たせる文章」であることも求められるのではないか?というのが最近の私の考えです。求める人物は理論的思考を持つ技術者であると同時に「一緒に働きたい」と感じさせる人物である事、そして、「学生時代にがんばったこと」が求めるものはビジネス人としての力ばかりではなくその人となり全てなのではないかという理由です。これは例えば営業のような事務職に限った事で研究職技術職では違うのかもしれませんが…。難しいです。 とりあえず「和解」は未読ですので、まずは読みます。そしてさらに考えてみます。