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フランスはバカンスがあるのになぜ経済を維持できるのでしょうか?
タイトルの通りです。 フランスはほとんどの人が夏季にバカンス(5週間程度の休み)と取ることで知られていますが その間、実体経済に悪影響はでないのでしょうか? また、1930年代から施行されていたようですが、現在に至るまでこの法律(制度?)が維持できた要因はなんなのでしょうか? 抽象的な質問ではありますが、回答よろしくお願いします。
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・フランスはバカンスがあるのになぜ経済を維持できるのでしょうか? あのー、バカンスって、景気回復促進策として導入されたんですが??? フランスでバカンス(年間有給休暇)法が導入されたのは1936年、第2次大戦前のヒトラー台頭の時代、、まさに不況脱出、雇用回復を目的に制定された。世界恐慌の後遺症を脱せず、厳しい不況下にあって、ブルム内閣は年2週間の有給休暇を制度化した。ワークシェアリングで失業を防ぎ、観光によって消費増大を図る。バカンス法が経済回復に一定の役割を果たしたとされている。 フランス史の本には、必ず でていますよ。一見、不急不必要でも、需要増大・景気回復には、 長期休暇・遊びに行くというのは、効果あります。巴里人が地中海や田園に遊びに、行けば、田舎者は花の巴里へと遊びに来る。休みの間の代替要員で一時的にも失業者吸収できる。 社会主義系政党政権では、労働者層に快適な環境を整える政策として、自由主義政党政権では、景気拡大の切り札として、バカンス法が維持強化されていた。1956年に3週間、1969年に4週間、そして1982年には5週間の連続休暇が認められた。
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- ryuken_dec
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バカンス=活動停止ではない。 日本でもゴールデンウィークや夏休みのような休みがあるおかげで潤う業種が多数ある。旅行業界、テーマパーク、広告代理店やそれにまつわる商品を製造する企業など。休みを設けてそこでお金を使って市場に回してもらうことで経済活動が活発になる。 最近の日本でもシルバーウィークという連休を設けたり、祝日を月曜にして連休を増やすことでお金のまわりを良くしようとしている。
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回答ありがとうございます。 >休みを設けてそこでお金を使って市場に回してもらうことで経済活動が活発になる 勉強になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 >休みの間の代替要員で一時的にも失業者吸収できる。 はじめて知りました。