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スターバックスについて・・・。
最近では店舗数が増大しすぎて少し陰りを見せ始めたスターバックスですが、明らかにここ数年で日本に定着しましたよね。 アメリカから来たのに日本の方がおしゃれだし。 何故日本にスターバックスがこれほどまでに定着したんでしょうか? 私が今勉強しているマーケティングとからませながら答えて頂くと光栄です。
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スターバックスのマーケティングに一貫性を持たせているものの源は企業フィロソフィー、ミッションです。スターバックスは創業者がイタリアのカフェーでカフェラテを飲んでいる時にその味に感動し「アメリカ人にカフェラテを知らしめることが私の使命だと感じた」点。 それに付随して提供しているのが「コーヒー」そのものではなく「そこで過ごす時間、空間」により他のコーヒーショップとは違った差別化を構築している点などが上げられます。そこでコーヒーが入れられるのを待つ時間も重要な要素になっています。インスタントみたいにすぐ出てきたら興ざめでしょう。 いわゆるマーケティングミックス、4Pもこのマーケティング哲学に沿って構築されています。 他の点からの考察としては、従業員をいかにmotivateさせるかに充分気を配っています。アルバイトにまでStock Optionを提供し全員参加型のマーケティングを「実践」しています。スターバックスにはいわゆるマクドナルドのような顧客対応マニュアルが存在しません。顧客にとって最良と思えることを実践しなさいということです。Valueによって従業員の行動を規定する。これをValue経営といいます。今ではわかりませんが、日本でもスターバックスは店で使用するカップは標準化していませんでした。これも、店長の裁量にゆだねられています。このような経営姿勢は万国共通に受け入れられるはずです。 一方で、マニュアルに頼りすぎたマクドナルドと対比してみると面白いかもしれません。これは差別化戦略と低価格戦略としての切り口で見ても充分面白いと思います。
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回答というより感想のようなものですが… 某所でスターバックスとドトールコーヒーが並んで営業しているのを見ていて、 <スタバ> 禁煙 メニューに目新しいものが多い 客層は若年層(20代~30代)が中心 <ドトール> 喫煙可(店内が霞んで見えるくらい煙い時がある) メニューは定番品が多い 客層は中高年齢層(30代~60代)が中心 になっています。 中高年層の場合、「喫茶=ブレンドorアメリカン+喫煙」というイメージがいまだに強く、メニューが分かり難く禁煙のスタバが嫌われる傾向があるようですが、それを逆にプラスに働かせて、客層が若者中心でオシャレ、というイメージが定着したのではないでしょうか。 経営の初期に、客層の住み分けが可能な首都圏に絞って展開を進めていった、ということもあると思います。
お礼
返答ありがとうございます。 スターバックスとドトール。とても参考になる比較方法だと思いました。 で、ドトールはスターバックスに対抗してエクセルシオールカフェというのも展開してる訳なんですが、個人的にドトールの特徴を最大限に生かし、スターバックスとの競争をいい起爆剤にして、突き進んでいってもらいたいものです。
- kensaku
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最近では中国でも流行っていますね。北京で若い女性に聞いたら、「高いけど、おしゃれだから」って言っていました。 これは組んだ相手が良かったのだと思います。日本ではアフタヌーンティなどを手がけたサザビー社、中でも現在日本のスタバの社長を務める角田雄二の熱意の賜物、ともいえると思います。
お礼
返答ありがとうございます。 やはり、日本でも中国でも最近は若い女性にウケれば流行るというのが一般的な見解になってきているみたいですね。 ところで、サザビー社ってアニエス.bも日本に導入していますよね。
- winkler
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日本のスターバックスは良くわからないんですけども、アメリカのスターバックスはTimes(新聞)とかと提携して業務拡大を狙っていたとかなんとかって記事を2年ほど前USにいたころ読んだ気がします。 あくまで私の推測なのですが、マクドナルドのように、業務がマニュアル化されていて、店舗を広げやすかった、とか嫌煙家の多いUSでは禁煙のカフェが受け入れられやすかったとか、待ち合わせにちょうどいいロケーションに店舗がたくさんあるので使いやすい、などが思いつきます。(でもシアトル系のカフェは他にもありますよねえ。なぜスタバなんでしょうね。MSとAppleの違いのようなものでしょうか。) なんせ日本はアメリカの犬なのでアメリカで流行れば日本でも流行るんじゃないですか。(笑) パリにはあったかどうか定かではないのですが、カフェの本場ウィーンにも一軒ありましたよ。アメリカ人観光客しか利用してなかったかも…
お礼
返答ありがとうございます。 日本はアメリカの犬・・・妙に納得してしまいました。 結局は欧米のする事がカッコイイ事、オシャレな事という感覚が日本人には染み付いているんですね。
お礼
返答ありがとうございます。 やはり、大衆消費社会が終焉を迎えたこの時代に必要なことは、目には見えないサービスの提供、そして、それを提供するのもされるのも「個人」だということが重要なんですね。