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うちの社長がブラウンガス(HHOガス)と呼ばれるガスを発生させる装置を
うちの社長がブラウンガス(HHOガス)と呼ばれるガスを発生させる装置を 販売するから勉強しろといっています。 装置は自動車につけて 従来のガソリンの半分で同じ距離を走れるようになるというものらしいのですが・・・ ブラウンガスに関する情報を検索してみましたところ 賛否両論あり、またいろいろな情報が飛び交っている為理解できません。 まずは本当に信頼できる技術であるのかを確認したいのですが、 ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけますでしょうか。 参考サイトを教えていただくだけでも結構ですのでよろしくお願いいたします。
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- usshymac
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中学校の物理の実験を、覚えておられれば必ず理解出来ます。 水に、水酸化ナトリウム等のイオン化促進剤を混入し、直流電流を通電して電気分解 の実験をしたはずです。 水素と酸素に分解しますが、双方を水で満たしたガラス製の円筒容器に充填し、火花 放電するとどうなりましたか? 爆発と同時に容器内の混合ガスが一気に縮小して、水で満たされませんでしたか? ブラウンガスサイクルエンジンを製作する場合、次の点に注意が必要です。 1.爆発したら膨張しないで収縮する。 2.外部から空気を取り入れると、窒素が混入するので、窒素酸化物が発生する。 従って、エアインテークにHHOガスの配管を直接接続して、他のガスが侵入しない 様にする。 要約すると、ピストンが上死点に来る瞬間に排気バルブを開け、上死点に到達する 時点で閉まり、吸気バルブは、ピストンが下がり始めて開き始め、下死点を僅かに、 通過した時点で閉めて点火する様にすれば、2サイクルになりますが、 最も効率良く回転するエンジンが作れます。 但し、大気が混入すると僅か130℃で、燃焼が始まり、金属が融解する恐れが有り ますので、注意が必要です。できれば、HHOガス(ブラウンガス)を、 スーパーチャージャーで過吸しながら、下死点通過時に、シリンダー内部の気圧が、 最高圧に到達する様にしておいた方が、収縮エネルギーが大きくなり易いでしょう。
- nobutina
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ブラウンガスは、水素と酸素が2:1の割合で存在している気体です。 水素単体を燃やすと爆発するんですが、この気体を燃やすと爆縮します。 燃えた瞬間に水となり周りは真空になってしまいます。 なので、ブラウンガスをそのまま使用してもエンジンの燃料にはなりません。 ブラウンガスに何かを混ぜてエンジンの燃料にするのかもしれませんが、、、
- UZ22472
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No.5で回答しましたが、捕捉させて頂きます。 ブラウンガスを発生させる装置を自社で作って販売するのか、仕入れて販売するのかわかりませんが、ガス発生装置を車で使用する場合の問題点を書かせて頂きます。 ブラウンガスが水素と同等の性質を持つ部分に付いて、海外のサイトで書かれている内容を元にしています。 ガソリンエンジンは、ガソリンに火花が点火されてから、燃焼エネルギーが最大になるの時間差があり、それを見越した点火タイミングが使用されています。 しかし水素は、ガソリンに比べ5~10倍と言う非常に速い速度で燃焼しますので、この様な点火のタイミングでは、ノッキングを起こしてしまいます。 最近の車はノックセンサーが付いているので、ある程度自動的にこのタイミングを調整してくれますが、水素を燃焼させるのに適したタイミングまで調整してくれるかどうかは判りません。 その為、水素を燃焼させることを前提とした点火タイミングの変更が必要になります。 更に多くのエンジンはクランクシャフトからエンジンの回転を感知しているので、「圧縮」「排気」行程の区別がつかず、4サイクルでも1回転に1回点火している物があります。 ガソリンのみを燃料としている場合は、無駄な点火が多いだけで事は済みますが、水素を使用する場合、点火のタイミングが遅くなり、「排気」行程が終わり、「吸気」行程が始まる時にも点火が起こる事になってしまいます。 この場合、吸気弁が開き始めている時に点火が起きるので、バックファイアを起こし、バルブやキャブレターにダメージを与えてしまいます。 その為、クランクシャフトからではなく、カムシャフトから回転を感知し、2回転に1回の適切なタイミングで点火するような機構が必要になります。 これらの制御を行うには、車種別の制御が必要になってくるのではないかと思われます。 またガソリンに水素を混ぜて燃焼すると、排気に含まれる酸素(O2)の割合が増えます。 するとコンピュータは、ガソリンの混合比が薄いと判断し、ガソリンをもっと多く噴射しようとするので、燃費は良くなりません。 O2センサーの信号は特殊で、適正値を境に一気に変化するのでアナログ的な量の監視が上手くできないので、O2センサーの感度を騙すような細工が必要になります。 O2センサーは、エキゾーストパイプの先にあり、ボンネットを開けて上から手が届くような所にないので、一般の方では簡単に作業出来ないでしょう。 更に、水素の燃焼温度はガソリンより高い為に、絶えずエンジンの温度が高めになり、窒素酸化物が増える可能性があります。 海外のサイトでは、「HHOガスを利用したシステムでは、水が発生するので、その水が温度を下げる」という記述がありますが、発生する熱の量が多いので温度を下げる効果は期待できません。 これらの問題を解決できる商品であれば、販売もOKかもしれません! おまけ 通常の水素自動車では、空気と燃料(水素)の比率を変え、温度上昇を抑え窒素酸化物が増えないように調整して、その分出力を犠牲にしているようです。 同じ排気量であれば、水素エンジンの方が出力が大きいはずなのに、ある水素・ガソリン切り替え式のエンジンを持つ車は、水素使用時の出力は、ガソリン使用時の半分程度にしかならないような設定を余儀なくされているようです。 解決策としては、点火直後のシリンダーに、霧水を吹き込み水蒸気爆発を起こし、有余る熱エネルギーを運動エネルギーに変換すれば、エンジンの冷却と出力の向上が両立でき、効率よくエンジンを動かす事ができます。 この技術は、(株)水素エネルギー開発研究所で実現化され、水素自動車でガソリン自動車の1.2倍以上の出力を出す事に成功しているようです。 http://www.haw-system.jp/index.html 水素自動車に限らず、大量の熱をラジエータ等を通じて空気中に放出している内燃機関では、共通して使える技術だと思うのですが、大手の自動車メーカーはなぜこの技術を採用しないんでしょうかね! 特許料の問題かな...? それとも...?!
- UZ22472
- ベストアンサー率0% (0/0)
日本では「ブラウンガス」「HHOガス」という言葉を使うと胡散臭い物ととらえれています。 また海外のサイトを見ても、「ブラウンガスとHHOガスは同じ物」と書いている所もあれば「ブラウンガスとHHOガスは全く別物」と書いている所もあり、あいまいです。 さらに、別々の水素と酸素を2:1で混合した物と、水を電気分解しながら採取したガスは、これれのガスとはまた別の物なのかと言う疑問も発生してきます。 その為か日本では、「原子水素ガス」「水素酸素ガス」「水素酸素混合ガス」と言うように独自の名前で呼んでいるところもあるようです。 溶接や溶断の世界では、酸素と水素の混合ガスの発生装置は、商品化されて販売されています。 (単純に電気分解によってガスを発生させているようです。) http://www1.bbiq.jp/f-green/ また独自の方法でガスを発生させ、水素・ガソリン混合燃焼の実証走行を行っている日本の会社もあります。 http://www.hrein.jp/release/release.0802.htm アメリカのRonn Motor社が、ホンダのエンジンをベースにHHOガスを使用する低燃費スポーツカー「Scorpion」を作りました。 http://www.ronnmotors.com/cms/ 海外では、ガスを発生させる機器をキットや製品で販売している所もあります。 http://www.hhokitstore.com/ また、ガス発生システムの自作を案内するようなサイトもあります。 http://www.hydrogen-first-aid.com/index.html このガスさえあれば、車の燃費が良くなると言うものではなく、コンピュータの制御に介入する回路を付けたり、O2センサーの感度を変える為の細工が必要なようです。 更に、水素が燃焼すると燃焼温度が上り窒素酸化物が増え、排気ガス規制をクリアできない可能性があります。 本来は、自動車メーカーがハイブリッドと同じような位置付けで研究開発を行ってくれれば良いのではと思いますが... この他に、水のみを燃料として車を走らせようとした試みもあります。 20年ほど前アメリカで、水を高電圧パルスで分解する事により、ファラデーの法則の17倍の効率で水素・酸素混合ガスを発生させたという人がいましたが、現在は亡くなっているので検証ができません。 http://www.waterfuelcell.org/ 車とは関係なく、北海道大学では「プラズマ電解法による高効率水素発生の研究」というのが行われており、非常に高い効率(8000%?)で水素・酸素混合ガスを発生させたそうです。 (車に積めるような大きさなのか分かりませんが...) http://lenr-canr.org/acrobat/MizunoTgeneration.pdf 以上参考になるでしょうか?
- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
「信じる者はすくわれる。」その通りですよ。 ただし、すくわれるのは足下のことですけど。 賛否両論とおっしゃいますが、賛とするものは論となっていないため、現実問題は否一論です。 信頼できる技術かどうか以前に、社会人せめて業界人ならば持つべき常識(知識的常識・倫理的常識)の問題かと思います。 まあ、いわゆる疑似科学という分野ですね。 科学っぽい言葉で消費者を騙して金をせしめる悪徳商法に用いられる者です。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
トンデモ・・といわれる分野の商品です。 まあ、詐欺に近いものになるので会社にとっては致命的となるでしょう。 もともと、そういう会社なら無視してください。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
えぇと.... 調べる限り「ブラウンガスの発生装置」ってどう考えても「従来のガソリンの半分で同じ距離を走れるようにするもの」とは思えない. そもそも「発生装置」のガス源自体がガソリンじゃないし. 「信じる者」は救われるかもしれんけど, その下の人間が迷惑する>#1... って, 深い意味を込めて「物」としてる?
お礼
説明不足で申し訳ございません。 ブラウンガスはエンジンの吸気口から吸入することで ガソリンの燃焼を促進する為に利用します。
悪い冗談なのですが、「信ずる物は救われる」、かも…。
お礼
非常に参考になりました。 ネット上で情報量が少ない割にはいろいろな説があり どれを信じてよいかわからなかったのですが、 UZ22472さんのご回答は客観的でわかりやすかったです。 ありがとうございました!