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「勉強する」と「勉強をする」などの「を」をつけるときのルール
ある英語圏の人の日本語学習の手伝いをしています。 「宿題をする」「勉強をする」などは英語の目的語の前に「を」という助詞をつけるということで理解してもらえました。 でも「もっと勉強しなさい。」というときのように「勉強する」「努力する」など、「を」をつけずに名詞+動詞で一つの動詞になることもありますよね。 「を」をつける場合と付けない場合、どのように区別するのですか。なにかルールはあるのですか。 また、「勉強をする」と「勉強する」の意味の違いはどのように説明したらよいのでしょうか。 カテがわからなかったのでこちらで質問させていただきました。 よろしくお願いします。
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・「日本語の勉強」をする。 ・日本語を「勉強する」。 前者の文の伝えたいことの中心は日本語の勉強という動作の対象で、後者の文の伝えたいことの中心は勉強するという動作であるってことじゃないですか。
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noname#111034
回答No.2
「勉強する」の形式は「サ変動詞」というんじゃなかったかと思います(ぼくが文法用語を使ったときは,きわめて危ないです 笑)。日本語で名詞をサ変動詞化するのは,英語で -lize をつけて動詞化するのと同じと説明すれば,すぐに理解してもらえそうな気がします。 サ変動詞として通用するのは,あるていどよく使われる表現であり,「勉強する」「排便する」「無視する」「上京する」などはりっぱに通用します。しかし,「勉学」になると,「勉学する」よりは「勉学に励む」のほうが<通りがいい>といえるでしょう。さらに,「夕食する」は<通りません>。こういう微妙な感覚まで外国人が理解する必要があるのか,いささか疑問です。
質問者
お礼
よくわかりました。 とても参考になりました。 ご回答ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 では「努力する」は目的語を持たない自動詞ということになりますか。