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RC27とXR27
RC27とXR27ってどう違うんですか? 両方とも「ひとりの打者9人でチームを構成したとき、1試合で何点取れるか」という指標だと聞きましたが、どのような違いがあるんでしょうか? 自分は数学に弱いので、数式だけを出していただいても理解できる自信がありません。 できればこの指標にどういう意味があるのか?というところまで回答いただけるとありがたいです。
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この質問を見て気になり、検索して調べた素人です。 検索すればRC27、XR27の式は出てくるので省きます。 基本的にはどちらも似たようなものだと思います。 RC、XRとは、打撃成績から計算された予想得点のことであり、 全選手のRC、XRの和がチーム総得点になるように調整して 式を作ったもののようです。 RC、XRだと打席が多いほど大きくなる(打席に多く立てば得点に絡む 回数が多くなるから当然ですが)ので、 打席が大きく異なる選手も比べられるようにしたものが、RC27、XR27で、ご質問にあるとおり 「ひとりの打者9人でチームを構成したとき、1試合で何点取れるか」 という指標であり、 一人の選手のRC、XRに27を掛けて、「打数-安打+盗塁死+併殺打+犠打+犠飛」 で割った数値です。 RCとXRの式には細かい違いはありますが 考えにおける大きな違いは、式を見たところ、 XRにのみある点として ・安打を単打、二塁打、三塁打、本塁打に区別して計算 ・四球と故意四球(敬遠)を区別して計算 のようです。
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チーム打撃成績の解析が進むにつれて、得点との相関が強いのは ・出塁率(出塁数、出塁能力) ・長打率(塁打数、進塁能力) であることがわかってきました。 そして、次に行われたのが 「出塁率と長打率を混ぜてさらに得点との相関が強い指標をつくる」 ことでした。 すなわち、出塁率と長打率が両方大きい場合には大きい数値になり、 出塁率と長打率が両方小さい場合には小さい数値になり、 出塁率が大きく長打率が小さい場合や出塁率が小さく長打率が大きい場合には 中間の数値が出るような指標をつくろうとしたわけです。 そのような指標をつくるためには、 ・出塁率(出塁数、出塁能力)と長打率(塁打数、進塁能力)を足す ・出塁率(出塁数、出塁能力)と長打率(塁打数、進塁能力)を掛ける というのが自然な発想です。 それで、足すという発想から発展したのがXR系の指標で、 掛けるという発想から発展したのがRC系の指標です。 RCには単打・二塁打・三塁打・本塁打や四球・故意四球を区別するバージョンもありますので (英語版のwikipediaには載ってるようです)、 単打・二塁打・三塁打・本塁打や四球・故意四球の区別はRCとXRの違いの本質ではないです。 どちらも素晴らしい指標ですが、個人的にはXRのほうが好きです。 というのは、各プレイに重みをつけて足すという考え方が非常にわりやすいことと、 各項の係数から本当にいろいろなことが分かるからです。