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舞姫について

高校3年生男です。 先日舞姫を読んだのですが、どうしても豊太郎の取った行動に納得できません。 当時の日本は個人より国家、一族という封建的な文化で、ヨーロッパは個人主義。 豊太郎がドイツに渡り、独立の思想や自我の発展が生じたと思います。 じゃあ何故エリスと個人の付き合いが出来ず、名誉の方を選んでしまったのか・・・ んー謎です・・・皆さんは肯定否定どっちの側なんでしょうか? 舞姫の神髄って何なんでしょうか? どうかコメントよろしくお願いします!

みんなの回答

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.3

「現地妻」という言葉がありますが、エリスは上流の人間ではないだろうし、鴎外にとってはその程度のものであったのではないでしょうか。 日本に帰国するに際しては、きちんと清算をしておくべきだったのが、ズルズルといい加減な態度をとっていたために、日本にまで追ってきた。 結局、金を渡してお引き取り願う結果になったわけですが、「真髄」も何も、鴎外の不手際以外の何ものでもなく、しかもそれを小説という形にして残したというのが、何とも・・・ 鴎外は、勿論、エリート中のエリートですから、そんなお荷物を抱えこむなど、論外であったわけです。 反骨の精神にあふれているかのように思われる漱石でさえ、妻にはしかるべき高級官僚の娘を娶った時代ですから。

  • ikeda55b
  • ベストアンサー率36% (4/11)
回答No.2

あなたのおっしゃってる 「何故エリスと個人の付き合いが出来ず、名誉の方を選んでしまったのか」が、「舞姫の真髄」なのではないでしょうか。 まさにここに「明治の近代人」の苦悩、鴎外の出発があったのではないでしょうか。

回答No.1

考え方が単純すぎはしませんか。 当時の日本人の全員が個人より国家、一族を 重んじる考えを持っていて、ヨーロッパのすべての 人が個人主義である。そして外国に住めば必ず その国の思想に染まってしまうという前提で考えて います。 そんなことがありうるでしょうか。

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