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アジア太平洋地域の貧困の原因とは?
世界全体のうち働く子供がもっとも多いのはアジア太平洋地域だと聞きました。 その原因はなんですか? どうやって今の現状(貧困)に至ったのか教えてください。
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アジア太平洋地域に限らないが、産業革命や近代化が進まなかった国・地域は、地下資源・地上資源が豊富にあるところです。 元来、一生懸命知恵を出したり努力してより良い生活を望まないから現状維持が続いています。 日本やヨーロッパは、耕地に限度があり、エネルギーや地下資源もほとんどなくそれらを手に入れるために、大航海時代を作り産業革命が起こったのです。
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- isa-98
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地理や経済の質問です。 マクロ視点では、 世界の人口の27%がアジア太平洋地域に居住しています。 世界の農地の3割がアジア太平洋地域にあります。 また、世界の農業従事者の7割がここに居住します。 残りの3割は7割の土地を耕します。 つまり、 米国の農地経営面積と比較すると 極端に農地が少ないと言う事になります。 ミクロでは、食料自給率は インドネシアで8割。 バングラデッシュやタイ、ミャンマーでは10割を超えます。 一方、マレーシアは2割。 しかし、近代化と工業化を目指しており、食料自給率だけで推測する事は出来ません。 実質経済は、 ベトナムは寒波による飢饉。 カンボジアはインフレによって米価の価値が約1.5倍に変化。 歴史的揶揄としては、日本の援助金は 半分は軍事費。 半分は閣僚が山分け。 国民の為に使われるのは1割あれば良い方。 (戦後の補助金の風刺) 現在、 インドはIT業界でトップを狙っています。 中国の経済成長は確実に日本の首を絞めています。 ですので、アジア太平洋地域と言う「曖昧な視点」ではなく ミクロな分析を要します。
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- bougainvillea
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児童労働を問題視されてますが、だいたい産業革命以前は 世界中の子供は働いてたんです。子供で働かなくてもいいのは 一部の貴族と裕福な家庭だけ。 ヨーロッパ、日本で産業革命・市民革命が起きて、科学的な知識が 必要となったので義務教育が導入されて、子供は働かないで 学校に行って知識を詰め込むようになりました。 アジアではまだそれがちゃんと隅々まで波及してないので、 子供が働いているわけです。 日本から見ると、ふつうは学校に行く子供が働きに出て可哀想!と 見えますが、そうではないんです。
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- jkpawapuro
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>>働く子供がもっとも多いのはアジア太平洋地域 これの圧倒的な理由は人口が多いからですよ。 子供を働かせている地域は、アフリカにだってアメリカ大陸にだってたくさんあります。でも母体となる人口の桁が違うんですよ。
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- sudacyu
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アジアや太平洋の島々は、降水量が多く本来豊かな土地です。 この「豊か」の意味は、多くの人口を養える土地ということを意味します。 人間が、略奪経済(自然界の産物を奪うことで生活するやり方)から、食糧生産革命を起こして農耕社会に脱皮する原動力となった、野生から品種改良された主食となる作物には、「米」「麦」「とうもろこし」「じゃがいも」がありますが、米以外の作物は畑作物で、水が米ほど要らないものの、同じ場所で収穫を行うと、連作障害をおこして収量が激減します。 それに対して、米は水田を使うことで、水によって常に微量元素が補給され、病原菌の拡大も抑制されることで、連作が可能です。 また米の収穫は、300年前の日本の場合、撒いた種の100倍程度が見込まれたのに対して、麦は10倍も取れればヨーロッパでは大収穫と言っていい情況でした。 そのため、アジアでは面積当たりの人口が多く、産業革命が始まるまでは、豊か=人口が多い=産物生産量が多い=強国と言う図式が成立し、1650年頃の世界で豊かな国と言えば、中国の清とインドのムガール帝国(有名なタージ・マハール廟は、イタリア産大理石を輸入しています。)です。 ところが、ヨーロッパで産業革命が始まり、鉄や石炭に立脚した経済が世界を席巻し現在に至ることになりました。 現在の「豊か」というのは、地下資源で生産した生産物を、「一人当たりどれだけ多く消費できるか」と言うことで計ることとなりましたから、単位面積当たりの人口が多いということは、豊かさではなく貧しさを引き起こす原因という事となってしまいました。 現在、インドや中国の人々が、豊かさを追求し大規模な経済開発を行い始めましたが、これらの人々を全て先進国のように「豊か」にするだけの、地下資源が供給できるか、地球という星の大きさがそれだけの生産に伴う廃棄物を許容できるか、かなりの疑問が投げかけられています。
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御丁寧にありがとうございました! 参考になりました!
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ありがとうがざいました! 参考になりました!