区域設定は、市町村ではなく都道府県が決定しています。
政令指定都市でも同様ですが、市町村より調整から市街化へ変更などの要望などは、必要に応じてしているようです。
しかし、そう簡単には応じてもらえていないようです。
調整から市街化になるには、区画整理が一般的で、他には都市再生機構などが計画を立てるとなったりします。
「逆線引き」という地域があるのをご存知でしょうか。
近年では、こういった地域の解除への見直しが進んできていますが、市街化区域であるにも関わららず、その指定用途の利用が進まなかった地域に網をかけたところを言います。
ここでは、何をするにも市街化調整区域と同様な手続きが必要な地域です。
けっこう、こういった場所は意外と多くあります。
都市計画図を見ると市街化の地域にある色で塗られていますが調整区域扱いの表示になっています。
バイパス道路に沿っての準工業地域や県道付近の住居系地域でも前述の要件で網をかけるようです。
住民にはちゃんと説明はして賛否を問うようです。
うちの近所では、国道17号バイパスの分岐で近くまで来ている首都高速の延長及びIC計画があるためか準工の「逆線引き」があったりします。
この詳細は、市でもわかっていませんが、都市計画図を見るとバイパスを挟んで左右対称の形で設定されています。
全国的に「逆線引き」は見直され調整か市街化かを選択していく動きのようです。行政として投資したインフラなどの整備がなされていれば調整にはいかないと思いますよ。
調整は固定資産税(都市計画税がないし)が安いんですけどね。
土地利用方法の規制が多すぎるし、・・・・。