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水星
水星はは「ミズ」と書く割には 水がなくでこぼこ乾燥(?)していて月みたいにクレーターばかりだと本で読みましたが なぜ「水」が付くのでしょうか?
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もともとは、五行からきているのです。 私の話は聞きかじりの話ではあるのですが、五行というのは、古代中国で始まった自然哲学の思想です。水火金木土の5つの根本となる物の相互作用で、自然の営みを説明する考え方です。 その後、陰陽五行などといって、占いとか、暦とかに発展していきます。 そういうわけですので、実際の水星がどうなっているか、というのとは無関係に、水星が水を象徴する星に割り当てられたのです。 じゃ、なぜ水星が水なんでしょうね。 火星は赤いから確かに誰が見ても火を連想させます。金星はとても明るいですから、5つのうちのどれかということになれば、確かに金でしょう。 それ以外の惑星については「わからない」と書いてあるのをどこかで読んだ覚えがあります。 私の勝手な想像ですが、ゆっくり動く土星や木星に、どっしりしたイメージの土や木をあてたら、後に残ったのが水だけだった・・・・とか?
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- gungnir7
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古代の人は水、火、土、木など自然界に普遍的なものこそ、 この世の万物を構成する要素だと考えました。 こうした考えは古代ギリシアでもエジプトでも中国でも、どこにもあります。 同じように天空の天体観測も易(つまり占い)にはとても欠かせないものでした。 西洋では天体に神話の神の名前を当て嵌めていきましたが、 東洋では中国に古くから伝わる五行(木火土金水)がその中心に座ります。 中国では何でもかんでも五行で分類する傾向があり、 兄弟関係、方角(四方+中央=皇帝)、季節、花、昆虫などなど それが天体に当て嵌められたものです。 唐代には中央アジアから密教とともに伝えられた宿曜道が流行します。 これは天空に7つの宿星があるとの考えで、現在の曜日のモデルになっています。 ただし、曜日に対する考え方は意外とややこしく平安時代は六曜制でした。 これは現在の六輝(大安とか仏滅)に相当するもので朝廷の方で適宜作成していたようです。 現在の七曜日に以降するのは明治に西洋の太陽暦を導入してからです。
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どうもありがとうございました。
- kyo-mogu
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昔の人は惑星の本来の姿はわかりません。ただ星空を動く天体として認識していました。天空のうごきから割り当てられたのかもしれませんね。 http://www.big.or.jp/~arch-613/gekka/unsei/onmyou/gogyou.html
お礼
わかるようになったのは最近ですもんね。有難うございました。
お礼
なるほど、納得しました。どうもありがとうございました。