1,4-ジフェニル-1,3-ブタジエンを主原料としてp-テルフェニルの合成
先日行った学生実験なのですが、1,4-ジフェニル-1,3-ブタジエンを主原料としてp-テルフェニルを合成しました。
まず、1,4-ジフェニル-1,3-ブタジエンに無水マレイン酸をDiels-Alder反応によって環化付加させ、これを強塩基で処理した後、フェリシアン化カリウムで酸化してp-テルフェニルを得ました。
そこで反応の機構なのですが、おそらく強塩基で処理することで無水マレイン酸に由来する環が開裂してジカルボン酸イオンの形になると思います。
ところが、ここからの酸化的脱炭酸の機構がどうしてもわかりません。
どなたか分かる方教えてください。よろしくお願いします。