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Grignard反応について
臭化フェニルマグネシウムと(a)~(d)との反応を行った後、酸処理することで得られる生成物は何か。 (a)RCN (b)(C2H5O)2C=O (c)(C2H5O)3CH (d)(CH3O)2SO2 という問題についてなのですが、 (a)は RCO(phenyl基) となると考えられるのですがN(副反応)はどうなっているのでしょうか? (b)は (phenyl基)3COH となると考えましたが、本当にここまでエトキシ基がフェニル基に置き換えられるのでしょうか? (c)は反応しないのではないでしょうか? (d)はSにOに反応していくと思うのですが、その場合メトキシ基がはずれていくなどの反応があるのでしょうか? ヒントだけでもよろしくお願いします。
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(a)はニトリルの炭素にグリニヤが攻撃してイミンになります(下記)。 R-C-Ph ∥ N-Mg これを酸処理すると加水分解されてR-CO-Phになるので、Nはアンモニウム塩になっているはずです。 また、(d)の考え方は脱離基の安定性で考えるとわかりやすいと思います。 メトキシ(MeO(-))のアニオンより、スルホン酸塩(-SO3(-))のほうがアニオンが非局在化されて安定でしょ?だからグリニヤがメチルに攻撃してスルホン酸塩が外れる反応が進行します。
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- kumanoyu
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回答No.1
(d)の(CH3O)2SO2はジメチル硫酸(通称:ジメ硫)ですね。強力なメチル化剤で毒性の強い化合物です。 ジメチル硫酸で検索サイトで調べれば、おそらく答えはわかるでしょう。 (d)以外は良いんじゃないですか。
質問者
お礼
どうもありがとうございます。ジメチル硫酸で調べてみます。
お礼
どうもありがとうございました。とても参考になりました。