>要は部落とはどんな存在なのでしょうか?
江戸時代までは、ある特定支配者に従属する技能集団を言います。
平安時代頃は・・・。
例えば京都の八坂神社でのお祭り時に、神社の清掃・警備・山車の修理などを行なう技術者集団は「神主の所有」となっています。
彼らは、特殊な知識・技能を持っているので「他の支配者へ技術が移転する事を恐れた現支配者が、彼らを隔離・世間との交流を禁止した」事も一因です。
鎌倉時代になると、宗教的な要因が多くなります。
牛・馬など生き物を殺して皮を生業とする者、葬儀で遺体を処分する者は「穢れある者」として隔離されます。
武家社会になると、一般的には牢獄の官吏とか在任処刑時の下手間専用の職業とか、皮を用いる武具作成者が一般社会と隔離されました。
これが、江戸時代には「士農工商」の身分体制のもとで「エタ・非人」という身分制度が確立します。
罪を犯した者は、人別帳(戸籍)から外す(人間でない=非人)などの刑もありました。
一度、「エタ・非人」になると、身分制度のもとでは子々孫々まで身分が変わりません。
明治時代以降、政府は何度も「部落解放令」を出しています。
>部落地域の人は家賃が安くガス・水道などはただとのことですが本当でしょうか?
本当です。
私が住んでいる県では、6個所の被差別地域が存在し、専用アパートが建っています。
が、家賃・水道代を払っている世帯は50%以下です。
不思議な事に、クラウン・ベンツが多いですよ。
現在では、各都道府県が「被差別地域」を法律に基づいて指定し、その地域に住んでいる方々の多くは「無職でベンツに乗る権利」を持っています。
また、関西地区の多くの都道府県・市町村では「公務員特別採用枠」を設け、これら地域に住んでいる方を優先的に採用します。
一時期、勤務実績が全く無い現業公務員が、問題になりましたよね。
>本当だとしたらなぜそんな優遇があるのでしょうか?
被差別地域出身者の方々の「子々孫々未来永劫享受できる利権・特権」になっているからです。
既に、被差別問題は「死語」となり、多くの方は理解していません。
そうなると、自然に部落問題は解消しますよね。
とことが、部落解放運動は「未来永劫、部落問題を教育しなくては駄目だ」という主張です。
被差別問題が自然消滅する事は、特権・利権を失います。
某県では、「差別をなくそう!」という題目で、被差別地域を公表しています。
保育所・幼稚園・小学校まで仲良く遊んでいた子供が、中学で被差別教育を受けた途端「○○君とは、遊ばない」という現状があります。
被差別教育を止めた事がありますが、旧社会党・共産党・公明党議員が議会で教育再開を要求しましたし、議会の回りには「部落解放運動の宣伝カー」が全国から集まりました。
利権・特権を失いたくない為政者・活動家が多いのでしようね。
1993年頃以降、西日本最大の被差別地域では「大手サラ金・被差別問題協議会・大手都銀・暴力団」の抗争があり、殺人事件も起きていますよ。
今でも「156億円を返還しろ!」と、被差別問題協議会が都銀大手を訴えて裁判中です。