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日本の100V電力とヘアードライヤー1200W
普段は、アメリカで、110V電力で1800Wのドライヤーを使用しています。日本に来るたびに1200Wのドライヤーに物足りなさを感じます。100Vの電力では最高でも1200Wにしかできないのでしょうか。1500Wぐらいでも出れば、かなり使いがいがあるのですが。
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現在と言っても30年ほど前からですが、一般の家庭用電力の契約アンペアは30Aから50Aが一般的で、単身者用のワンルームマンションで20Aが一般的です。 拙宅の持ち家ですが、特殊設計の住宅では無い普通の築20年の一戸建てで、最初から50Aが契約アンペアです。30A以上の契約アンペアであれば、単相3線式AC200Vが引き込まれていて業務用の消費電力で4KWクラスの冷房機器も使えます。 ドライヤーの普及期の40年前には一般家庭の契約アンペア15Aか20Aが普通で500Wかターボモードで800Wのドライヤーが普通でした。 契約アンペア20Aを超えると基本料金が極端に上昇し、国策の方針とで電力消費を抑える効果がありました。 これは当時日本の電力供給事情と家庭の契約アンペアの関係で、現在は基本料金の極端な上昇はないので1KWか1.2KWが普通のドライヤーとなっています。 1.5KWであれば、大手家電販売店で業務用として販売していますので探せば見つかる筈です。 残念ながら1.8KWはAC100Vの関係で実現できません。1.5KWであればありますよ。 東京電力 http://www.tepco.co.jp/e-rates/index-j.html
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- kuro804
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器具の公称規格が125V15Aのコンセントが日本の一般家庭では多いのでこの点から制限が生じるのは既に述べられてる通りと思います。 ただあまり触れられていませんが日本の一般的に使われているコンセントの実力は1000Wくらいまでのような気が致します。 あるメーカのオイルヒータ1200Wではコンセントで発熱が生じ、新しいコンセントにしましたがほんの1ヶ月あまりで同様な発熱が生じました。交換した10年経過したコンセントの内部をみましたが特段さびが出てるとかは見あたりませんでした。接触部以外は輝きが失われてる程度でした。つまりたぶん日本のコンセントの実力は1000W程度までであると考えた方が良いと言うわけです。 この1200Wの販売ルートはコンセントの発熱問題で1000W以下のものに販売を移行しました。 ただし200V化が進んでいますので電流10Aで2000Wですのでこの辺りまでは安全に使えることでしょう。 たぶん、アメリカでは配線はもとよりコンセント自体も日本よりかなりがっちりした接触抵抗の少ないものなのでしょう。
- chie65536(@chie65535)
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結論を先に言うと「日本の家屋は、1500Wを超えるドライヤーを使えるようには出来ていないので、無理」です。 >100Vの電力では最高でも1200Wにしかできないのでしょうか。1500Wぐらいでも出れば、かなり使いがいがあるのですが。 1500Wの商品は、あっても売れないから、滅多に見かけません。あっても「業務用」となっていて、一般家庭用には販売されていません。 日本の一般家庭では、電力は100ボルト15アンペア契約が多く、屋内配線やコンセントも100ボルト15アンペアで設計されています。15アンペア以上の電気が流れると、ブレーカーが落ちます。 100ボルトで15アンペアって事は、ボルト×アンペア=ワットですから1500Wまでって事です。 延長コードとか、二股、三股のタップを見ると「定格容量:15A・125V(合計1500Wまで)」とか書いてあります。 つまり「1500Wのドライヤーのスイッチを入れたとたん、ブレーカーが落ちるか、コンセントから火花が飛ぶか、二股、三股のタップが過電流で溶けてショートしてブレーカーが落ちる」のです。 一般の15アンペアの家庭で、1500Wのドライヤーを使うには「家中の電気を全部消して、真っ暗闇にして、冷蔵庫を含む全ての家電品のコンセントも抜いて、ドライヤーだけスイッチを入れる」って事になります。 ドライヤーを動かしたまま、髪の乾き具合を見る為に照明のスイッチを入れた瞬間、ブレーカーが落ちて停電してしまうかも知れません。 そう言う訳で「普通の状態で1500Wのドライヤーを使うには、1500W以上の電気が流せるように特別な屋内配線をして、壁のコンセントも大容量の特別な物を使って、延長コードや電源タップも大容量のものを使って、電力会社との契約も20Aとか30Aとか電気料金の高い契約にして、ブレーカーも大型の物にした、特別な設計をした住宅」が必要なのです。 一般人はそんな住宅に住む事は不可能なので「15アンペア契約の普通の住宅でも、普通に使えば何の問題も無く使える、1200Wのドライヤーを使うしかない」のです(「何の問題も無く使える」とは言っても、1200Wも消費するので、ドライヤーと炊飯器と電子レンジが同時に動いてたりすると、ブレーカーが落ちます) もし、日本で1500W以上のドライヤーを使いたいなら、前述のような特殊設計の住宅に引っ越すか、ブレーカーが落ちるのを避ける為に冷蔵庫を含む家中の家電品のコンセントを全部引っこ抜いて照明を全部消して真っ暗闇で使うか、過電流で出火して家が火事になるのを覚悟でブレーカーが落ちないように細工して使うか、です。
- digitalian
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日本では、100Vの電源コンセントの容量は15Aまでなので、1500Wまでの機器を接続できます。ですから、1500Wのドライヤーもあります。が、なぜか業務用になってしまいます。安全のためでしょうかね。