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ヘアドライヤーの消費電力について
- ヘアドライヤーの消費電力について質問があります。約25年使ってきたヘアドライヤーが壊れ、新しいヘアドライヤーを購入しようと思っていますが、現在の主流は1200Wの消費電力を持つものです。この消費電力が本当に必要なのか疑問です。
- 私の感覚では、他の家庭用電化製品と比べてヘアドライヤーの消費電力が非常に高いように感じます。電子レンジやアイロンなどの他の電化製品は、その消費電力に見合った仕事をしてくれていると思えるのですが、なぜヘアドライヤーだけがそうではないのでしょうか。
- 実現できる技術的な制約や省エネの観点から考えると、1200Wの消費電力が必要なのかどうか疑問です。現在の電力料金の値上げや省エネの意識が高まる中、ヘアドライヤーの消費電力が高すぎると感じる人も多いのではないでしょうか。
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仰るように、ヘヤードライヤーは特別な電気器具です。 電気コタツの倍ほどの強力な電力(、熱源)で、やることといったら髪を乾かすだけのことをするわけです。 問題はふたつあって、電気でその最も苦手とする熱を大量に発生させる構造であること。もうひとつは、大量の風が必要であること。この大量の風を強力な熱源に吹き込んで瞬時に相当の量の熱風に変えねばならないということです。 ヘヤードライヤーの開発者は、この強力な熱源と、高速の冷風との絶妙なバランスを創成し維持することで、この機器それ自身が燃焼したり溶融したりする危険を避けるのに苦労しているようです。もちろん安価な器具ですから高性能な耐熱材料などは使えませんし。 確かに1200W までが必要かどうかは疑問もありますが、各社出せば他の社も出さざるを得ず、しかし大容量のものはそれだけ使い勝手がよくなることは間違いないと思います。 安全機構も装備されているようですが、上記のようにかなりやばい機器ですから、できるだけメーカー品を買うようにしてください。そして使用には気を付けてください。 もとヘヤードライヤーメーカー雇員です。
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もともと 500W のを使っていましたが、 後に 1000W のを使った時は髪を乾かす時間が短くて済みましたよ。 「乾かす性能」としては、短時間で済む分「能力が高い」と言えるでしょう。 かかる時間が長いと困るとか、早いほどいい、というわけでもなければ そんな能力は必要ない→500W のもので充分 という事です。 逆に質問者さんが言われる「ブレーカー落ちが心配」や 音も大きめ、というデメリットもあるわけで。 尚、1000W級の製品は能力を切替が可能だったりします。
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ご回答ありがとうございます。 > もともと 500W のを使っていましたが、 > 後に 1000W のを使った時は髪を乾かす時間が短くて済みましたよ。 確かにそうですよね。 消費電力が倍の製品を使っても使用時間が半減すれば 使用した電力は同じになるわけだし、 それ以上に使用時間が減れば、省エネにもなるわけでした。 もう少し考えてから質問すれば良かった、と少し恥ずかしい気持ちです。
>ドライヤーに1200Wもの消費電力が必要なのでしょうか?というのが質問です。 人によりけりです。 髪の毛が少ない人には、600Wでも十分です。 髪の毛が長い人、多い人なら、1200Wでも弱い位になります。 単純に電力は温度を上げる為に使われます。 温かい空気を髪の毛に当てて乾燥させるのがドライヤーです。 温かい空気を多く当てればそれだけ早く乾きますし、温度を上げれば早く乾きます。 空気の温度を上げるのは電気の量ですので、大きければ、同じ空気の量であれば温度を上げられますし、同じ温度で良ければ沢山の風が送り出せる事になります。 主流は、温度より風の量ですので、沢山の空気を暖める為に大きな電力の方が有利になります。 仕組みはどれも同じで、ニクロム線で空気を熱して、ファンで風を送って居るだけです。 安全装置の問題で、安物は火を吹く様な故障をしたりもしますけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 > 温かい空気を多く当てればそれだけ早く乾きますし、温度を上げれば早く乾きます。 そうでした。早く乾けば使用時間が減るので使用電力もむしろ減るかもしれない、 ということに気づくべきでした。 > 仕組みはどれも同じで、ニクロム線で空気を熱して、ファンで風を送って居るだけです。 ココが肝なのでしょうか。 ドライヤーが製品化された時からこの仕組みが続いているのでは? と思い、別の方法または素材が考えられたり試されたりしていないのだろうか と考え質問してしまいました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても丁寧な説明で分かりやすかったです。 私は 1200W という数字だけに反応し過ぎてしまったようです。 今まで使っていた製品より消費電力が高くなっても、 その分使用時間が減れば結果として省エネになる可能性もある、 というあたりまえのことにすら考えが及びませんでした。 それ以上に、今まであたりまえのように使用してきたためか、 ドライヤーに対する感謝の気持ちが薄れていたようです。 説明して頂いた文中にあったように、設計開発者は製品の能力だけではなく 安全性も考えてくれているわけですよね、熱を出す商品ですから。 製造者・販売者の方々も同じだと思います。 それなのに私はその小さい姿かたちゆえ、 「いくら熱を出すからって、1200Wも使うなんて」 と思ってしまいました。 「瞬時に高温の風を大量に作成し続ける」 技術的なことは分からないのですが、大変なような気がしてきました。 これからもお世話になるドライヤー、自分に合った信用できる物を 購入しようと思います。