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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:道鏡を題材とした小説。)
小説『道鏡』の作品名、著者名、出版社とオススメポイント
このQ&Aのポイント
- 奈良時代の藤原氏と皇族の政権争いを描いた小説『道鏡』について、作品名、著者名、出版社を教えてください。
- また、『道鏡』を読む上でのオススメポイントとして、時代小説として読みやすい作風、宇佐八幡宮神託事件の詳細、官能的な表現、そしてフィクション要素があるかどうかを教えてください。
- 道鏡が称徳天皇に取り入った経緯や関係性が明かされている作品がありましたら、それも教えていただけると嬉しいです。
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noname#204885
回答No.1
1)~4)の条件を満たす小説と言えば、もう絶対的に、今東光「弓削道鏡」をお勧めします。おそらく授業で先生が述べられた本もこれかと思います。文芸春秋新社、徳間書店から全集で出ていて、昔は文庫本でも出ていたのですが、残念ながら今は絶版のようです。図書館かヤフオク等で調べてみてください。 読まれてみて違和感が生じることがあるとすれば、それは道鏡に好意的な視点に立って記述していることでしょう。宇佐八幡宮神託事件も称徳天皇を取りこもうとする公家側の陰謀によるもの(すなわち最初の信託こそが真実であり、2回目が公家によるねつ造であった)と言う説を採用しています(私もこの意見にはある程度真実味があると思います)。小説の中で道鏡は人も殺したりして善人扱いと言うわけではありませんが、陰湿な公家社会を土足で踏みにじる痛快な悪漢と言う役回りになっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 それは面白そうですね!全く鵜呑みにするわけには行きませんが知識の浸透や話のタネに、なにより楽しく読める小説として大変興味がそそられました! 絶版になってしまったのは残念ですが、中古かなにかで探してみます。 情報提供の方、誠にありがとうございました。