一般会計と特別会計をめぐる不思議
最近、道路特定財源を一般会計にしておくか、特別会計に戻すかでもめているようです。
そういえば、たしか塩川氏が財務大臣だったころ、一般会計と特別会計の問題が騒がれていたので自分でも調べてみたことがあります。
2008年度の一般会計の歳出は83兆1千億円で、特別会計が368兆4千億円。相互の勘定間のやりとりなどをのぞくと、一般会計の歳出純計は34兆2千億円、特別会計のほうは178兆3千億円でした。合計で212兆6千億円が実質的な国家予算ということですよね?
外国でも同じなのかと確かめてみました。日本では一般会計と特別会計の対比は4.7倍ほどですが、アメリカでは0.58倍、イギリスで0.2倍、ドイツ0.07倍、フランス0.47倍と、どこも先進国では日本のような逆転現象を起こしていないようです。
どれも5年ほど前の数字ですが、いまでも大きくは変わっていないでしょう。
それにしても、なぜ日本ばかりがこんな実体の見えにくい構造になっているのでしょう。また、このような状況であるにもかかわらず、なぜ世間では一般会計ばかりを国家予算として取りざたしているのでしょう。
経緯をご存じの方がいらしたら教えていただけないでしょうか。
補足
ご回答、ありがとうございます。 私もとっくに調べております。 けれど専門用語等があって、素人の私には分かりづらかったので 分かりやすく説明いただけるこのサイトで質問させていただきました。