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特別会計について

特別会計についての過去ログをほとんど見たのですが、どうしてもわからないことが2つあります。 ◆一般会計からの歳入の半分ぐらいを特別会計の方へ繰り入れている(つまり渡している)みたいですが、それでも特別会計の予算額は凄い(一般会計の数倍)みたいで、簡単な概要でいいので、特別会計の歳入額はどこからどれぐらいの額(歳入額)が来て、どのぐらいの額(歳出額)を使っているか知りたいです。 ◆私は一般会計の歳入額が国の全ての税金と国債で集めた額、つまりそれが国家の総予算と思っていて、特別会計はその一般会計から賄っていると思っていたんですが、違うんでしょうか? 一般会計の数倍の予算が特別会計にあるなら大きく矛盾してしまいます。 皆さん、よろしくお願いします。

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  • ajyu7
  • ベストアンサー率55% (142/254)
回答No.2

特別会計について、規模等は下記の通りです(H15年度) まず、歳出規模は約369兆円です。(一般会計の歳出は約82兆円) ご指摘の通り、一般会計からの繰入額が約49兆円あったり、会計官の取引や債務償還費などもあり、歳出総額の純計額は約199兆円です。 (詳細は財政制度審議会の報告書のURLを添付しますのでご覧下さい) 特別会計は、財政法に規定があり、国が事業を行う場合、特定の資金を保有して運用する場合、それを別勘定に分けて経理する必要がある場合に設置することが出来るとされています。 特別会計の問題点とされているのは、ご指摘の通り一般会計の数倍の規模がありながら、その運用は所管する行政庁であり、国会の予算審議を経ずに運用されている点です。 必要性がないとはいいませんが、塩川元財務大臣が「母屋でかゆをすすっているのに、離れですき焼きを食べている」と表現したように、財政を健全化すべく一般会計は緊縮財政を強いられながら、特別会計は所管行政庁がかなり自由に使っていました。

参考URL:
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2003/1126/item15.pdf
yuna_20
質問者

お礼

ajyu7さん、回答ありがとうございます。 うやむやな部分がやっぱりあるんですね。。。 でもどうしてみんな突っ込まないんでしょうか? それとも、突っ込んでいるけど、いつも通りなんとなく流されたりしてる状況なんですかね。。 とても参考になりました。 回答ありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • animex
  • ベストアンサー率34% (30/88)
回答No.1

特別会計は一般会計から独立した会計です。(繰り入れがあるので完全に独立してるとは言えませんが) 特別会計内にはいくつもの事業別会計があります。 これは個々の事業ごとの収益などを把握しやすくするためです。 例えば郵政事業は特別会計でしたが、郵政事業で稼いだお金は一般会計に入らず、郵政事業の特別会計に入っていました。 そのお金を使って郵政事業の運営をしていました(職員の給料等ここから払われます) 郵政事業の特別会計は民営化に伴って廃止されましたが、他の特別会計も同じで、その事業で稼いだお金や、その事業のために徴収した税金(ガソリン税等)を使ってその事業を運営する、という方式を取っています。 一般会計は全ての歳入と歳出を単一の会計として処理しているものです。 こうすると、一般会計で行う個々の事業は実績などが把握しにくくなるので、一部の事業はその事業だけの会計、つまり特別会計を設置しています。

yuna_20
質問者

お礼

animexさん、回答ありがとうございます。 お互い、独立しているものなんですね。 過去ログを見ると、特別会計は怪しいとか、謎だとか色々あったので、なんだかわからなくなってしまってこの質問を書いたんです(^_^; とても参考になりました。 回答ありがとうございました!

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