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なんでHDD等が安くなるんですか?

なんでHDD等が安くなるんですか? 昔なら何十万円もしたメモリやHDDの容量でも今は数千円で買えます。 数多くのメーカーが価格競争をしているのもわかりますし、 ムーアの法則の通りに技術が上がっていることもわかります。 性能に応じて価格を上げていけばいいと思うのですが、 そうしない理由と 技術が上がると価格が下がる理由を教えてください。

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  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.3

日本国内で生産をしていれば良かった1980年代以前はその通りです。 価格を高値に設定して利潤を確保し、その分を手厚いアフターサービスに充てていました。 しかし、1990年代に入り日本はバブル崩壊とBRISCに代表される新興国の追撃を受けます。 日本企業はグローバル化という名の荒波を受けます。 バブル崩壊後は相次いで海外に拠点を移したり、技術者を冷遇したため海外企業から引き抜きに遭います。 こうして勢力を伸ばしたのが台湾、韓国、中国です。 最先端の技術力を必要とするハイテク機器は日本は非常に強いですが、 一般工業製品は設備さえあればどこででも作れます。 すると労働力が安いこれらの新興国には敵いません。 HDDやメモリなどはハイテクでありながらライフサイクルが短く、 すぐに既存の技術に成り下がってしまうのです。 また、韓国や中国の狡猾な引き抜き等も非常に大きな問題となっています。 以上のように激しい新興国との攻防、これが現在、値段が下がっている主な要因です。 今後は利益確保を見据えた国家間の戦略が重視されています。 メモリでは日本エルピーダと台湾メーカーが提携を模索しています。 これに対し、アメリカが妨害工作を盛んに仕掛けてきています。 また、没落が既に確定しているサムスンも起死回生の挽回に躍起です。

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回答No.4

ムーアの法則でなくとも資本主義経済下では開発と製造、競争ということを繰り返し、日常必需品(消耗品)であればあるほど低価格競争に陥ります。 こういった商品群を製造する産業を総じてを「コモディティー型産業」と呼びます。 また同じ製造工程を備えていても人件費が下がりさえすれば製品価格は下がり他社との競争力があがります。これが人件費の安い新興国への企業進出を促進することになります。 自動車産業、家電品産業(のすその産業)がその代表例です。 ジェネリック医薬品など、開発者の権利が喪失してから他の製薬メーカーが同等の成分を備えて製造されたクスリは安いですが、元の製薬メーカーは開発研究費や安全性など、国がある程度制限なり規制をくわえないと社会的な安全性を確保できにくいものに関してはこの既得権益の恩恵にあずかったり守られる場合があります。 技術が上がると価格が下がるというのは表面上の捉え方で、技術が普遍化するから価格が下がるのです。 性能の応じて価格を上げられない理由もここ(技術の普遍化)にあります。 常に技術革新をしたり、新しい技術を開発したりしている企業は市場価格が下がり始めたプロダクトを追いかけて生産するようなことはなく、海外へ製造拠点をシフトしたりアウトソースするなどして、自社がコモディティー化するのを防いでいるということもあります。 短絡的に理解するならこの価格競争の原理を押し進めて暴走化させたのが新自由主義思想と言われる小泉・竹中改革(路線)です。その対局にあるのが共産主義思想となるでしょう。

  • sonar319
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回答No.2

物の値段は常に変動しています。 食べ物、車、土地、金、なんでもです。 仮に性能に応じてHDD等の価格を上げていけば、 あっという間に庶民には手が届かないものになるでしょう。 技術が上がるということは、 それまで過去に作っていた物がより簡単にできるということにもなります。 より低コストで高効率な物が生産できるようになるわけです。 そのような状態になっているにも関わらず、 値段が高いままの古い商品を買いたいと思いますか?

  • kybos
  • ベストアンサー率31% (187/591)
回答No.1

>性能に応じて価格を上げていけばいいと思うのですが、 そうできればいいんだけど、 >数多くのメーカーが価格競争をしているのもわかりますし、 だからだよ。 技術革新ってのは技術(パフォーマンス)の側面だけじゃなくて、 コストパフォーマンスで競争しているんだから、価格が下がるのは当然。 独占に近い状態でない限り、価格は維持できない。

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