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学校の存在意義について
- 学校の存在意義とは?私の経験から考える
- 教育の地域格差と学校の役割
- 経済的な理由で勉強ができない子供たちへの支援の必要性
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質問者が選んだベストアンサー
僕もそれは一部思いますね。 ただしセーフティネットは必要だと思います。やはり「やる気はあるがカネは無い」あるいは「才能はあるが環境がない」子は多数いるように感じるからです。 ライスやバラク・オバマも自身の境遇からpositive actionには否定的な立場です。一方で彼らは「最低限の自由や教育は享受できた」環境であったのも事実です。 >そんな子供たちにお金を使うくらいだったら、勉強したくても経済的な理由でできない、そんな子供たち そもそもそういう子どもがどれくらいいるかって話もあります。例えばこれは実際にたくさんある話ですけど、高卒や大卒の「健常な」シングルママで生活保護を貰う為にわざわざ親と別居し、でも周辺に住んで、月10万超のお金を貰い、更に就学補助を貰い、子どもは親に預け「彼氏」や友達と遊びまわってるような人がたくさんいます。またパートなどすると補助費がもらえなくなるので、実質無職のまま、源泉徴収の出ないキャバクラなどでバイトしてブランド品を買いあさったりしています。彼らは数値上、または実際に社会的弱者とカウントされます。しかも本気で「自分は損してる、弱者だ」と思ってる節もあるんですよね・・・でも変ですよねこんなの。 また「塾に行けないから」と言う理由で、レベルの低い私立高校へ行き、ダラダラと生きて高3の秋ぐらいになると「お金がないから大学に行けない」と言い出す子も多いですね。私立高校に行かなきゃいいし、大学も国公立ならいいのにそもそもそのレベルに達していない。 だから幾らお金があってもいけませんよそんなもん。あるいは「自分で稼いで大学に行けよ」と言って実行することもない。結局「お金がお金が・・・」と言って大して勉強もせずにウダウダ愚痴を言ってる。 結局、考え方ややり方で補助金を貰う貰わないが変わってくるし、またこずるい怠け者が得して、誠実な人ほど損をするようになっていってる。そういうのを是正するためにも一律化してしまえばいいと思う。 例えば大阪府では既に3割が就学援助受けてる。実質小中高と3割がタダでやってるわけです。もちろん貧困層がそんなに多いわけじゃなくて、割と多くの親が本来学費で払う分を隠してしまったり、パチンコに使ってるわけです。橋下徹知事はそういう地域出身だから、そういう方法や人々を実地で分かってるわけです。 公務員は書類しか見ないし言われたら言われた通りに出しますから現状分かってないですけどね。 それなら全員を無償化しようぜ、ってのはシンプルだし公平だと思います。
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- rabbit_cat
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私の意見を言えば高校は無償化なんかではなくて義務教育にすべきだと思います。現在、高卒進学率は98%くらいで、実質上ほぼ全ての人が高校に行っています。 そういう社会の中で、中卒の学歴は著しく不利で中学卒業直後に職人の内弟子などに入って一筋でやっている人をのぞけば、中卒ではたとえ現業系の仕事であろうとも正社員で採用する会社はほとんどありません。 高校進学率が98%になっているという現状を踏まえれば、中卒で働くというのは、単なる個人個人の選択ではなくて、社会的な差別を受けるということです。 中卒への差別は同和問題・在日韓国・朝鮮人に対する差別なんかよりもずっとひどいとも言えます。 こういう言い方はあれなんですが、実際問題として、中卒の人の多くが生活保護をもらっているという現状もあります。 勉強を全くしない高校に行っていたということにどんな意義があるのか?という疑問は確かにもっともだとも思うのですが、 現在の日本社会では中卒にはかなりひどい差別が存在するわけですので、義務教育を高校まで拡大することで、すでに存在する差別をその原因から根本的になくすように対策すべきだと思います。 ちなみに大学進学に関してはこのところ大学進学率50%くらいでずっと均衡しているので、勉強したい人は大学へ、すぐに働きたい人は高卒で就職、というどちらの選択も社会的に認められていて、個人の選択次第ということなっていると思います。しかし、高校に関しては、中卒で働くという選択肢は、実質上、被差別階層になるということと同じです。
- Ama430
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そういう学校が全国に一定数あるということは事実でしょう。 質問者さんのご意見もひとつの選択肢として、検討の余地はあると思います。 ここでは3つの反対意見をご紹介しておきたいと思います。 国民的な議論を期待したいと思います。 (1)「底辺校」の存在意義は大きい 「願書を出せば受かる」という高校でさえも、学習面・生活面で不合格になる生徒はときとして存在します。 これが抑止力となって、中学校が「なんでもあり」の一歩手前で踏みとどまっているという状況は全国で見られると思います。 また、仮に「底辺校」を廃校にして予算の削減を行ったとしましょう。「構造改革路線」では、実際に、定時制高校の統廃合が急速に進み、「底辺校」の多くも定数削減や学科改変などを押しつけられています。 学習面では高い成果を上げているようには見えないこの種の学校でも、「はみ出し者」の最後の拠り所として、治安維持に貢献しているということはないでしょうか。 学校を退学になった少年には指導する大人はほとんど存在せず、高確率で暴力団に組み込まれてしまうという傾向はないでしょうか。 (2)教育予算全体が低すぎる 「勉強したくても経済的な理由でできない、そんな子供たちにお金を使うべきだ」ができないのは、「底辺校」のせいでなく、諸外国に比べて、極端に教育予算が低いためではないでしょうか。 (3)教育を受けることは「権利」 安部内閣が強行採決した新教育基本法は、法律の形さえ整えれば、政府にとって都合の良い教育内容(例えば「愛国心」教育)をどこまでも現場に押しつけることができるとしたものです。 これに対して、憲法や旧教育基本法は、政府に都合の良い教育で侵略戦争を引き起こした反省から、教育を受けることは、子どもの権利であり、教育を受けて能力を開花させることで、社会全体が利益を得るという考え方に立脚しています。 受験体制の中で「勉強は苦役」と感じている生徒達も、実は、「権利としての教育」を充分に展開してこなかった大人達の犠牲者なのではないか、という意見もあるのです。
- maekawadesu
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高校教諭です。 現在の日本では学歴が重視されています。 中卒、高卒、大卒で多くの業種で賃金に差があることは事実だと思います。したがって、特に働く必要のない生徒はより高等教育に進学していくことになります。しかし、同じ大卒なら成績や大学名はあまり重視されない傾向があるように思えます。(企業の人事担当者の意見をお願いします) 高校の定員は国や県が決め、高校側は定員を割ることを許されませんので、学歴底辺校はとんでもない生徒でも受け入れざるを得ません。しかも、一旦受け入れると退学にすることは非常に困難です。 また、大学も経営の都合上、ほとんど学力のない受験生も合格していきますし、よほどのことがない限り4年+αで卒業していきます。 つまり、学費さえ納めればほとんど苦労することなく学位がもらえる現状があります。 特に勉強する必要性を感じない上に、卒業や進学に支障がないので、熱心に勉強しなくても仕方がないと思えます。就学の意欲を向上させるには、 (1)募集定員を絞り、基準学力に達しない場合、定員割れもありうる。 (2)卒業に必要な学力を設定し、基準に達しない場合は卒業できない。 (3)職業訓練校などの進学校以外の地位や価値を再構築する。 (4)教育に無関心な保護者に対する教育をする。 (5)以上のこと考慮したうえで、教育費を無償化する。 などの方法があるのではと考えます。現実には難しいかな・・・。 それに、学校は学力だけじゃないし、学力は学校だけじゃないと思います。
しばらく前のこのコーナーの質問に,「なぜ高校学校は義務教育にならないのか?」というのがありました(興味がおありなら検索してみてください)。 ぼくは「教科内容についていけない生徒が山積している状況下で,義務化などとんでもない」という趣意の回答を書きましたが,少数意見だったようで,お礼もつかなかったと記憶しています。義務教育をきちっとやり(必要なら中学校を卒業させない),高等学校普通科の入学定員を大幅削減するほうがいいと思っています。
補足
その通りだと思います。 中学校も単位制にして、学習内容をきちんと習得できるまでは卒業できなくさせることには大賛成です。 高等学校普通科の入学定員の大幅削減にも賛成です。願書を出せば受かる高校も必要かもしれませんが、私の育った地域のように、そんな学校しかないというのは大問題です。レベルの高い高校、普通の高校、掃き溜め高校、全てが揃っているべきです。ただ、生徒数等の制限もあり、現実的には難しいでしょうが・・・。
- bari_saku
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全く同感です。 私は高校無償化に強く反対だったので、今回の選挙で民主党に投票しませんでした。 そんなことになったら、学ぶ意欲もない学生が増えるだけです。 家庭の経済状況が厳しい生徒や、一定レベル以上の成績を出した生徒のみ、無償というのがいいのではと思います。
お礼
共感してくれて嬉しいです。 学習意欲のない学生には、私も散々、人生の邪魔をされてきました。 自分の子供には同じ思いをさせてくありません。 環境はとても大事ですよね!
お礼
回答ありがとうごいます。 この問題の原点は、就学の意欲を向上させることがいちばんだと私も感じています。そのための上記の5つの方法は、たいへん有効だと思いますが、、、ん~、確かにいろいろな面で実現困難かもしれないですね。