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投網漁の起源

日本では投網漁はいつ頃から行われてきたのでしょうか? 私の母方の家には貝塚があり、貝殻や土器が出土しています。 以前に、野菜のウドの生産をしていた頃、深い穴を掘った時に 穴の開いた小石が数個出てきました。 投網の重石に使った物だと聞かされました。 今も母方の家に保管されています。 縄文とか弥生時代の頃にも投網漁は行われていたのでしょうか?

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回答No.1

松井章著『環境考古学』の記述の一部です。 全国各地の縄文期の貝塚から、船から網ですくわないと捕れないマイワシや片口イワシの骨が出土しています。 網その物の出土例は少ないですが、網の存在は分かっています。 「貝塚 網 錘」で検索すればいっぱいヒットします。 錘の写真が出ている例では、 千歳市美々貝塚 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/sbs/joumon/remains/is_bibi01.htm 愛知県海津市「縄文人海と出会う」 10ページ  http://www.city.kaizu.lg.jp/mpsdata/web/919/zyoumonzin-umi-deai-l.pdf 鹿児島県水産技術開発センター http://kagoshima.suigi.jp/ayumi/book/01/a01_01_14.pdf  このHPの最初の一節です。 「貝塚にマイワシ・カタクチイワシの魚骨が見られることから,既に石器時代にその走りがある。イワシは,釣るに困難な魚であるので,網で操業していたことが想像される。このころは沿岸近く寄せてきたものを曳網・敷網の類で漁獲していたと想像される。」 「投網漁」の歴史については分かりません。

noname#99640
質問者

お礼

有難うございました。 かなり沢山の出土例があるんですね 石錘というのですね。 私が見たのは少し細長く丸みを帯びたきれいな感じの石でした。 網なんかも工夫して造っていたのだと思います。 骨で造った釣り針なんかを見ると感心してしまいます。 きっと魚も沢山いたんでしょうね。 古代人を身近に感じるような気もします。 有難うございました。